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お題シリーズ4

その日は幸福な一日

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2022/07/26



 学校の帰り道、にこにこしてたら隣を歩いていた友達が聞いてきた。


「なにかいい事あったの?」


 そうそう、そうなの、聞いて聞いて。


 今日は幸福な一日だったの。


 なんていったって、普通。


 不幸な事が一つもおこらなかった。


 普通の時間に家を出て、普通にバスに乗って、普通に学校に到着。


 普通に授業に出て、普通にお昼ご飯を食べて、普通に下校。


 トラブルっぽい事は起きなかったし、誰かからイジワルされる事もなかったし、ドジもしなかった、予想外も出来事もなし。


 それは、ザ・普通。


 なんて普通ってすばらしいんだろう。


「いや、それで満足する人間の方が希少だけどね」


 そんな事ない。


 普通がどれだけすばらしいものなのか、みんな分かってないのよ。


 変に刺激を求めちゃだめだよね。


 もっと堅実な所から手を伸ばさないと。


 みんなは、刺激的な毎日がいいって思うかもしれないけれど。


 当たり前の事が当たり前にできる幸せって、馬鹿にできないものだよ。


「人生何十年生きてるのって言葉だね」


 失礼な。私はまだ華の十代です。


「はいはい」


 はぁ、今日はほんと何もなくてよかったよ。


 だって、私ドジ体質だから。


 普通に過ごしてるだけで不幸な事が起きちゃうし。



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