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偉人たちの輪廻転生スクールライフ  作者: みらい
2章 生徒たちの質実剛健スタディーライフ
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26話 才能で魔王を撃破せよ!

ブックマーク、評価もよろしくお願いします

 みんなの視線から逃げるようにしてフルダイブした私は、だだっ広い草原の上に立っていた。


 どうやら上手く仮想空間へと入れたようだ。


 草原の上に立ち辺りを見回してみると、山々に囲まれた平原に、村のようなものが見えた。


 とりあえずあそこに行けばいいのだろうか。


 私がスカートの皺を払い歩き出すと、目の前にウィンドが表示された。


『皆さんがフルダイブ出来たようなので、これから説明を始めますね』


 ウィンドにスピーカーのマークが表示され、そこから先生の声が聞こえてきた。

 どうやら、先生は仮想空間へ来ていないらしい。


 それより、仮想空間に入れられる前に説明をして欲しかった。


『今みなさんかいる世界は仮想空間です。その世界はRPGであるような魔王の存在する世界です。皆さんには、才能を用いて魔王を倒して頂きます』


 先生が説明を始めると、目の前に別のウィンドが表示され、そこに私自身のステータスが表示された。


 どうやら、現実世界での身体能力をもとにステータスが構築されたらしい。


 そういえば、昨日のうちに体力測定をやらされたし、それも参考にしたのかもしれない。

 昨日のことは疲れるのであまり思い出したくないんだよなぁ……。


 私が足元にモアイ像を並列建築して遊んでいると、再びスピーカーから。


『それでは、何かあればこちらから逐一伝えますので、今日の授業中は魔王を倒せるよう努力してくださいね!』


 先生が説明し追えると、プツンと通信が切れた。


 いや、説明少なすぎでしょ。

 もう少しシステムとか説明して欲しかったんだけど……。


 買った商品の説明書は必ず読むタイプの私は、先生の説明不足に不満を感じながらも歩き出すことにした。


 先生は先程RPGのような世界と言っていた。

 また、表示されたステータスにも、レベル1と表示されていた。


 つまり、経験値システムがあり、レベルが上がるとステータスが上昇するのだろう。

 それなら、まずは雑魚モンスターを狩ることから始めようか。


 私は右手に棍棒を建築すると、村のある方向へと歩きながらモンスターを探した。


 クソ爆弾に遭遇するのも嫌だし、一人旅でもしようかな。

 でもヒトラーやアンリとパーティを組むのはいいかもしれない。


 攻撃無効化才能で盾役のヒトラーと、治療才能で回復役のアンリが入れば、私がアタッカーとしてバランスのいいパーティになるだろう。


 私はRPGも多少は嗜むので、仮想空間でもこういった体験ができるのは非常に嬉しい。


 そういえば、攻撃手段を持たないヒトラーやアンリは大丈夫なのだろうか。

 モンスターに囲まれてボコられないだろうか。


 私はステータスウィンドを表示させると、自身のHP欄を見てそれが残り40であることを確認した。


 レベル1では体力満タン時でもこの値なのだ。

 弱い人はすぐに敵にやられてしまうだろう。


 私がそう懸念していると、先生からの連絡が入り……。


『皆さんに最初のご報告です。草原でドラゴンに遊ぼうと話しかけたヒトラーが倒されました。ヒトラーは次の休憩までそちらに入れないので、私と一緒に観戦ということになります』


 早速当たってしまった。


 てか、草原でドラゴンに優しく話しかけるなんてさすがヒトラーだ。

 私には到底出来やしない。


 しかしそうか……ヒトラーはリスポーンする訳じゃないのか……。


 盾役の喪失を嘆きながら、私は村へと歩いた。

私は先のことなど、考えたことがありません。


すぐに来てしまうのですから。


(アルバート・アインシュタイン)

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