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無能勇者はいずれ…(仮)  作者: 牡羊座ちゃん
4/4

圧倒的存在

著者のノリで書いてます

「はぇ?」

突然体に浮遊感を覚える。なぜだろう?と思い足元を見るとそこには


()()()()()


………ん!?いやいやおかしいって!!なぜ下向いたら空がみえんの!?酸欠で頭おかしくなったの!?

今度は上を向くと地面があった。

(あ、これ俺が打ち上げられてるのか)

もちろんいつまでも浮いてるわけじゃないので今まであった浮遊感が失われ法則に従って落下してゆく。

「がっ!はっ!?」

と、背中から地面に叩きつけられる。その拍子に肺の酸素が全て吐き出され全身に今までに無い痛みが響き渡る。それでも、意識が朦朧し痛みが響き渡る体に鞭を打ちながら何とか体勢を立て直す。

しかし、なかなか治まらない痛みにどうしたものか、と考える


≪耐性スキル《苦痛耐性》を獲得≫


すると頭の中に淡白で機械質な女性の声が聞こえる。しかもその声が聞こえた瞬間体中の痛みが少し和らいだ気がする。

(成る程、耐性スキルなんてものがあるのか。…それよりも一体何が………って、はぁ!?)

そこで俺が見たものとは、


「ガァーーーーーー!!!」


ドラゴンである。ファンタジーでは定番の存在が今目の前にいる。その足元にはさっきまで俺とデッドレースを繰り広げていた狼が見るも無惨な姿になっていた。頭はあり得ない方向に曲がっており、胴体はひしゃげ内臓がぶちまけられている。そしてトドメとばかりに口でその死体を拾い上げ咀嚼する。骨が砕ける音まで聞こえてくる。

正直逃げたかった。ドラゴンが食べるのに夢中になっている隙に逃げればいいだろうと思うだろ?でもそう簡単にはいかない。なぜなら、油断しているように見せかけてドラゴンはずっと俺に殺気を飛ばしているからだ。その殺気に当てられ足がすくんで動けない。

恐る恐るステータスを見てみると俺はLvを見て絶望する。


【Lv】2240

【種族】古代龍


逃げられる訳ないじゃないか。なんだよLv2000台って、無理ゲーにも程がある。

すると狼を食べ終わった古代龍がこちらに目を向ける。

「ははっ」

(こんな呆気なく死ぬのか。俺は)

乾いた声しか出なかった。今までにない死の恐怖が俺を襲う。

(恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い)

そんな恐怖の感情に支配される。もう見つかっているから意味など無いがそれでも必死に気配を殺す。最早本能的なものだ。

≪耐性スキル《恐怖耐性》を獲得≫

≪耐性スキル《精神負荷耐性》を獲得≫

≪耐性スキル《心蝕耐性》≫

≪一般スキル《隠れる》を獲得≫

次々と新しいスキルが手に入る。が、その声も今の俺には聞こえない。


………………………

………………

………


≪耐性スキル《恐怖耐性》が《恐怖無効》へと進化、獲得≫


その声と共に意識がはっきりしていく。

「っはぁ!!げほっ!ごほっ!…はぁはぁ………」

無意識に呼吸を止めていたらしい。酸素が足りなく頭がふらふらする。

(そう言えば古代龍は?)

と、辺りを見回す。そこには古代龍の陰はなく残るは俺と狼の残骸だけだった。

その後も気配を消し慎重に探索した。

あ、ちなみに狼の残骸から皮や肉を剥ぎ取り肉は焼いて食った。毒は無かったが不味いし固すぎ。







はい、展開がもはや書いてる私でもわからなくなってきました。でもがんばる!

誤字脱字等ありましたら指摘してくれると嬉しい限りです

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