表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/13

第四話 力とスキルと幸運と

 優人の目の前に緑色のウィンドウが出現する。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

新橋優人 人間 十五歳 男 状態:通常


レベル:1/100

体力:25

筋力:25

魔力:25

知力:25

耐力:25

敏捷:25


アクティブスキル

【神託:3】←NEW


パッシブスキル

【万能】

【不屈:5】

【自動翻訳:10(MAX)】←NEW

【言語理解:1】←NEW

【幸運】←NEW

【強運】←NEW

【豪運】←NEW

【激運】←NEW

【天運】←NEW

【神運】←NEW


ユニークスキル

【?????】

【????】

【真天眼】←NEW


称号

【神童】

【オールラウンダー】

【恐怖する者】

【絶望を知る者】

【??】

【神のお気に入り】←NEW

【異世界人】←NEW

【幸福の加護】←NEW

【転生者】←NEW

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 「な、何だ!?幻聴めがみに続いて幻視ステータスまで……」

 《まだ私の事信じてなかったのっ!?》


 ショックを受ける女神。

 優人は動揺していて、女神を気遣うどころではない。そもそも優人自身、この世界=夢と言う説も考えているくらいで、女神に関しても半信半疑だったのだ。


 とは言え、考えても仕方のないことではある。優人はとりあえず女神に説明を要求することにした。


 「これの解説をしてくれるんだよな?」

 《う、うん。ごめん、ちょっと待って。私、今、精神に割と深刻なダメージ負ったからさ……。》


 優人の暴言に思いのほかダメージを受けていた女神。「うぅ……」と呻いている。顔は見えないのだが、少し涙目になっているように優人は感じた。女神は三十秒ほど無言になる。


 気を取り直して、女神は説明を開始する。


 《じゃ、まず上から順に説明するねっ!!》


 《一番上は左から、名前→種族→年齢→性別→状態の順番になっているよ》


 《状態の部分は、毒とかの状態異常が表示されると思ってくれていいよ》


 《レベルはゲームと同じだね。自分の強さの状態を表しているよっ!!レベルは生物や魔物を倒すと上がっていくんだ》


 《体力はスタミナのことを表してるよ。ゲームとかだと基本的には体力はHP(ヒットポイント)なんだけど、実際に生命力エイチピーなんか数値に出来る訳ないから、こっちで妥協してるんだ》


 《筋力は……まあ、特に言うことも無いね。普通にそのままの意味だよ》


 《魔力はMPのことだね。魔法やスキルで消費するよ。この数値が0になっても、気絶したりはしないから安心してね》


 《知力は魔法の威力や範囲に関係するよ。魔法に知力関係ないだろってツッコミは無しね。お姉さんも反対したけど、ゲーム好きの闘神アホに押し切られちゃったんだ……》


 《耐力は防御力のことだよ。この数値が高いと何らかの摩訶不思議な力が働いて、ダメージを減らせるようになるんだ》


 《敏捷は、体を動かすスピードだけじゃなく、思考速度や知覚速度も上がるんだ。そう……そうだよっ!!私はこの数値を知力にしたかったんだよっ!!》


 《スキルは魔法以外の不思議能力だね。取得条件はスキルによって一つ一つ違うよ。レベルがあるものは、使ったり、そのスキルに関することをしたり、レベルが上がったりすると、経験値が手に入ってレベルが上がるよ。一つ一つのスキルの詳細は【真天眼】というスキルを使えばわかるよ》


 《アクティブスキルというのは、任意発動型のスキルだよ。ゲーム好きな優人君には必要のない話かもしれないけどね。使いたいときに念じれば使えるよ。スキルによって魔力を消費するかしないかは違うんだ》


 《パッシブスキルは常時発動型のスキルだね。魔力は消費しないよ。ONとOFFの切り替えは自由に出来るよ》


 《ユニークスキルは上位のスキル。と言っても、威力はピンキリだけどね。ものによっては管理者かみにも届いたりするんだよ。形式はアクティブ、パッシブの両方があるけど、レベルがあるものは無いんだ。基本的には同じユニークスキルは世界に一つだよっ!!》


 《称号は、簡単に言えばオンオフの切り替えができないパッシブスキルだよ。こっちも詳細は【真天眼】でね》


 女神の長ったらしい解説が終わる。


 話を聞く限り、ゲームというよりは異世界系のラノベのステータスに近い。

 少し疑問があるので、聞いてみる優人。


 「【真天眼】って要するに鑑定か?」

 《う~ん、まあ、君の感覚的にはそうだね。実際は【鑑定】なんかよりも遥かに上位のスキルなんだけど》


 とりあえず、自分のスキル、称号を見てみることにした優人。



【神託:3】 自分の信仰する神と会話することが出来る。10秒につき、魔力100消費。


【万能】 スキルのレベルアップ必要経験値半減。


【不屈:5】 精神干渉系のスキル、魔法に対する耐性上昇。


【自動翻訳:10(MAX)】 自分が言った、もしくは書いた言語が相手が解る言語に翻訳される。逆もまた然り。


【言語理解:1】 自分の知らない言語を一つ理解することが出来る。現在、神代語を習得。


【幸運】 運が良くなる。


【強運】 かなり運が良くなる。


【豪運】 とても運が良くなる。


【激運】 途轍もなく運が良くなる。


【天運】 全てが上手くいくくらい運が良くなる。


【神運】 何もかもが望みどおりになるくらい運が良くなる。


【?????】 詳細不明。解放条件未達成。


【????】 詳細不明。解放条件未達成。


【真天眼】 物体の詳細や、生物、魔物のステータスが解る。全ての隠蔽、偽装効果を貫通する。


【神童】 レベルアップ必要経験値半減。


【オールラウンダー】 スキル取得確立上昇。


【恐怖する者】 取得経験値半減。


【絶望を知る者】 レベルアップ必要経験値倍増。


【??】 詳細不明。解放条件未達成。


【神のお気に入り】 災厄に巻き込まれ易くなる。


【異世界人】 称号取得確立上昇。


【幸福の加護】 災厄に巻き込まれ易くなる。

【転生者】 取得経験値倍増。



 「…………………」


 【真天眼】により、詳細を見た優人は黙った。色々と突っ込みたいことがあったが、黙った。


 ――【神託】消費魔力多すぎるだろっ!?絶対使わせる気ねえじゃねえか!?


 とか、


 ――【自動翻訳】あるなら【言語理解】要らなくねえ!?


 等、言いたいことはたくさんあったのだが、黙った。

黙ったのだが――


次の瞬間、優人は大きく口を開けて言い放つ。


 「【神託】消費魔力多すぎるだろっ!?絶対使わせる気ねえじゃねえか!?」


 「【自動翻訳】あるなら【言語理解】要らなくねえ!?」


 誘惑ボケに負けて叫んでしまう優人。


 「【幸運】シリーズはなんなんだよ!!途中から規模おかしいだろッ!!なんだよ『何もかもが望みどおりになるくらい運が良くなる』って!!つうか、それでユニークスキルじゃないって、ユニークどんだけだよ!!!」


 「【???】のシリーズはマジで意味不明すぎるだろ!!?怖えよ!!ユニークで調べたのに詳細不明って何が起きてるんだよ!!もはや、それは神の領域だろッ!!」


 「【真天眼】は普通にチートだな!!!ありがとうございます!!!!!」


 「【神童】と【転生者】で成長スピード四倍、成長チートだわあいって喜んだら、【恐怖する者】と【絶望を知る者】で相殺されてたよコンチクショウ!!!この称号名前がネガティブ過ぎるだろッ!!!」


 「【神のお気に入り】はともかく【()()の加護】の効果が、災厄に巻き込まれ易くなるってなんだよッ!!幸福だろ?幸福なんだろ!?……いや、まあ、【神のお気に入り】の効果がそれっていうのも、結構アレだけどさ」


 「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」


 ツッコミの連続で疲れたのか、肩で息をする優人。だが、その表情には「やりきった!!」という満足感が浮かんでいる。


 《優人君、頑張ったねっ!!お姉さん褒めちゃうぞっ!!》


 何か微笑ましい物を見たかのような声色に、優人は顔を歪めて反論する。


 「お前のせいだろッッ!!!!!」

次回更新は明日です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ