表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険者ライフ!  作者: 作者X
~幕間1~
9/71

魔法の設定

本編で出てきた、

もしくはこの先出てくる予定の設定をまとめてみました。


※色々考えてたら、

 めちゃくちゃ複雑でややこしいものになってしまいました。


 しかも、この設定が全て本編で出てくるとは限りませんし、

 後で変更する可能性もあります。

 そのため、適当に読み流して、

 「あ~、こんな感じなんだ~」ぐらいに思って頂ければ結構です。


 また、ネタバレを含みます。



『魔法』


魔力を使い、火、水、風などの自然現象はもちろん、

光や闇の具現化など、自然ではありえない現象までも作り出し、自在に操る力。



こう言うと、なんでもできる万能の力に思うかもしれないが、

実際にはこの力を使いこなすのは困難を極める。



人間の場合、

割合でいって、100人中90人以上は、

平均前後の魔力を持って生まれる。



平均的な魔力を持つ者の場合、

基礎魔法レベル1の魔法を使えるだけの魔力を得るのに、

最低でも一年、『習い事』程度ならば二年以上の修練が必要となる。



しかも、これは魔力を得るのに必要な時間で、

実際に魔法を使うのには、魔法を習得する修業が必要となる。

これにかかる時間は習得する魔法や本人の魔力によって異なるが、

十分に使いこなせるようになるには、

普通にやって一年以上の修業が必要だと言われている。



「魔法の属性」

魔法には、炎・氷・雷・風・水・地・光・闇の八属性と、

決まった型のない無属性の、合計九属性がある。



「基礎魔法と応用魔法」

基礎魔法は、その名の通り基礎となる魔法。

普通の魔法使いは、まず基礎魔法を覚えることから始める。



基礎魔法には、無を除いた八属性がレベル1~5まである。

ただし、人の力だけで(・・・・・・)使うことができるのは、レベル3まで。



基礎といえど、

レベル1でも十分な殺傷力があるため、注意が必要。




応用魔法は、基礎魔法以外の魔法。

基本的に魔術書などで気に入った物を買い、

自力で習得することになるが、

応用魔法の本質は、

自分で新しい魔法を作り出すことである。



しかし、完全オリジナルの魔法を作り出すのは難しく、

魔導師(ウィザード)』でも、オリジナルの魔法を使える者は少ない、

ましてや、使いこなせる者などほとんどいない。



だが、上手く作り出し、なおかつ使いこなすことができれば、

自らの想像を現実にする(・・・・・・・・)ことすら可能なため、

オリジナルの応用魔法に憧れる魔法使いは多い。



「魔法の手順」

魔法には、

1、『集中』

2、『詠唱』

3、『呪文』の三つの手順が必要となる。



『集中』は自らの気を練り上げ、自分の魔力を使う準備をする。

この時、完全に無防備になってしまう。



『詠唱』は目に見えない精霊に呼びかけ、魔力を貸してもらう。

借りられる魔力は周りの環境、術者の魔力、精霊との関係性によって変わるが、

基本的に『集中』で準備できる魔力よりも弱い。



『呪文』は魔法を発動する合図であり、

この合図によって、魔法が発動する。

なお、これらの手順は、全て魔力を消費する。



魔法のレベルに対して術者の魔力がある程度高く、

さらにその魔法を使いなれていれば、

『詠唱』は省略することができる。

それにより、魔法を素早く発動することができる。



ただし、その場合威力が段違いに下がり、

さらに『呪文』に必要な魔力が多くなるため、

全体として必要になる魔力は同じぐらいか、もしくは少し多くなる。



ちなみに、『集中』時には、

術者の周りに集束した魔力が光となって見えるため、

事前動作なし(ノーモーション)』で魔法を使うのは、

不可能だと言っていい。




「魔力」

魔法の源となる力。

この世界には大気中に魔力が存在し、

瞑想などによって、それを人体に取り込むことが可能である。



大気中に存在する魔力は場所によって質・濃さが異なるが、

神佑地や龍穴の近くは格段に質が高く、魔力が濃い。



通常、魔力は目に見えない(魔法を使う時は別)が、

特殊な訓練を受け、魔力に馴染んだ者ならば、

見ることも不可能ではない。



魔法使いが、消費した魔力を回復する方法は、

主に瞑想と休憩に限られる。



ただし、魔力を多く含むものを食べたり、

他の者の魔力を奪い取ったりすることで、

魔力を補給することもできる。




「魔法の代償・負担」

魔法に必要な物は、魔力と集中力である。

使えば、魔力はもちろん、集中力も削られるため、

よほどの魔力を持つ者、もしくは魔法を使い慣れている者でなければ、

魔法の多用は難しい。



しかも、魔法を無理に使い、魔力を消費しすぎると、

頭痛や吐き気、目まいなどに襲われ、

さらに続ければ失神、

最悪の場合、寿命を削ることすらあり得る。



そのため、

魔法使いは魔法を多用した場合、

しっかり休んで、体力と魔力を回復することが必要である。




「魔法使いの称号」

魔法を使う者には、その能力の高さに応じて、称号が与えられる。



魔術師(マジシャン)

まず初めに魔法使いが手に入れられる称号。

魔法を一つでも使うことができれば、

魔術師(マジシャン)』として認められる。



魔導師(ウィザード)

この称号を手に入れれば、魔法使いとして一人前と認められる。

基礎魔法のレベル3を一つの属性で、

もしくはレベル2を二つ以上の属性で使えることが、

この称号を手に入れる最低条件である。



ただし、魔法専門の冒険者や、魔法学校の講師など、

魔法の専門家でもない限り、この称号を手に入れるのは難しい。

しかし、ある程度才能があり、長期に渡って修練を積んでいれば、

魔法を『趣味』としている一般人でも、この称号を持っている者はいる。



大魔導師(ハイウィザード)

この称号を持っている者は、世界に100人いるかどうかと言われている、

『天才』の証。

最低でも基礎魔法のレベル4か、それに値する程の応用魔法を習得し、

なおかつ人間離れした魔力を持っていなければ、

審査を受けることすらもできない。

そのため、よほどの才能と努力、そして経験を積まなければ、

この称号を手に入れることはできない。



賢者(エンチャンター)

『最強』の証。

この称号を持つ者は、世界に七人しかいない。

その七人は例外なく、軍隊を一人で壊滅させられる程の力を持つため、

人々からは尊敬と畏怖の二つの目で見られている。



(ロード)

過去、神話の時代において一人だけ、

この(クラス)の魔力を持つ聖女がいたとされている。

現在、世界最強の魔法使いとされる『虹の賢者』ですら

賢者(エンチャンター)(クラス)のため、

この称号を持つに値する者は存在しない……、と、言われている(・・・・・・)




「魔塔」

魔法において、最強の力を持つと言われる者達のこと。

現在は七人の賢者(エンチャンター)と一人の大魔導師(ハイウィザード)の合計八人で、

『八つの魔塔』と呼ばれている。



ただそう呼ばれているだけであって、

何かの組織というわけではない。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ