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冒険者ライフ!  作者: 作者X
第五章 伝説
58/71

第43話 異能


「『異能者』……?」


カオスに言われた単語を口に出す。

ミカン村で少し話題に出たっけ。100万人に1人程度の確率で生まれる、“常人ではありえない力”を持った人間のことだ。


「お前、まさか……」


カオスが何を言おうとしているのか、それぐらい俺にも分かった。

それが伝わったのか、カオスは不敵な笑みを浮かべる。


「『絶対記憶アブソリュートメモリー』。それが俺の能力だ。

 さっき言った通り、俺はこの能力のおかげで、一度記憶したことを絶対に忘れない」

「『絶対記憶アブソリュートメモリー』……」


なるほど、それで何年も前のことを事細かに覚えてるのか。

……でも、


「言っちゃ悪いけど……あんまり『伝説の冒険者』っぽくないな」

「そうでもないぜ?日常はもちろん、戦いでも間接的に役に立ってるからな」

「間接的に……?」


聞いた限りだと、とてつもなく記憶力が良いってだけじゃないのか?

あんまり戦いには関係なさそうだけど……。


「一度記憶したことは絶対忘れないんだ。

 見たこと聞いたことはもちろん、“体が覚えた動き”もな。

 そのおかげで俺の経験は劣化しない。ま、修行をサボったら筋力とかは下がるけどな」

「………」


笑いながら話すカオスだが、俺は1つ、気になることがあった。

それは……、


「何で……それを俺に話したんだ?」

「あん?」

「昔、グリーに聞いたことがある。

 異能者なんて、世間じゃほとんど伝説の存在だ。

 それは生まれる確率があまりにも低いってことと、もう1つ、異能者は自分が異能者だって隠すから。

 なぜなら……」

「“迫害されるから”だろ?」


あっけらかんとした様子でカオスはそう言った。


「俺の能力は平和的なもんだが、中には人の心を操るとか、寿命を奪って自分のものにするとか、もっと凶悪な能力もあるからな。迫害する奴がいたっておかしくねぇ。

 つってもよ、お前、俺が迫害を怖がるような繊細な人間に見えるかよ?」

「いや、見えない」


こいつなら相手が何万人いても、全員返り討ちにしそうだ。


「だろ。それに、お前は異能者を差別なんてしないだろうからな。

 なんせ、俺が『化け物』だって分かってても、普通に話しかけてきたからよ」

「あ……」


そうだ、こうして話してる分にはあんまり気にしてなかったけど、こいつ、『異能』とか関係なくとんでもない力を持ってるんだった。


「それどころかお前、かつあげしてた不良に同情して、俺を止めに入ってきただろうが。

 そんなお人好しが人を差別するなんて思えねぇよ」

「……お前、ひょっとしてさ……今までそういう目にあったこと」

「あるけど、それがどうかしたか?」


うわ、平然と……。


「『14歳でA(クラス)冒険者』の時点で嫉妬やらなにやらめんどかったけど、それに加えて『異能者』だからなー。他人の視線は結構冷たかったぜ?」

「……それ、あくびをしながら言っていい台詞じゃないだろ」

「まぁ、他の奴が陰で愚痴ってるのを見るのは面白かったけど」

「面白いか!?」

「面白いだろ。心にもないお世辞より、陰口だろうが本音を聞く方がな」

「……ポジティブなのか、ひねくれてるのか」


たぶん後者だろうけど。


「さて、話してるうちに10分だ。そろそろ修業を再開するか」

「え゛っ………」

「なんだその間抜けな声」

「い、いや、まださっき魔物と戦って負ったケガが痛……」

「パワーヒール」


ケガが全快した。


「さて、修業を再開するか」

「ちょっと待てなんだそれ!?」

「お前が修業でいくらケガをしても全部治してやる。

 だから安心してケガをしろ」

「おかしい!!治癒魔法を使う前提がおかしい!!」


治癒魔法はもっと暖かくて安心できるものであって、こんな残酷なものじゃないはずだ!!


「って言っても、あんまりやり過ぎると寿命とか縮む可能性あるからな。

 1日3回しかやらねぇ」

「今日あと2回やるってことか!?あと2回、治癒魔法が必要なぐらいのケガを負わせるってことか!?」

「安心しろ。お前がいくらケガをしても、俺は痛くもかゆくもない」

「……師事する人を間違えた気がする」

「どうでもいいからさっさと修業始めるぞ。嫌なら逃げればいいだろ」

「っ……誰が逃げるか!!」


立ち上がり、カオスの顔をにらみつけると、カオスは満足げに笑った。


「そうこねぇとな。んじゃ、『縮地』の基礎の続きだ。朝やったことをやってみろ、覚えてるな?」

「お、おぉ!!」


俺はまっすぐ前を見据え、全身……特に左足に力をためる。

その力で地面を思いきり蹴りつけ、前方へと跳び、着地する。


「よし、基本はちゃんとできてるな」

「でも、『縮地』ってためのない高速移動術だろ?思いっきりためてるんだけど……」

「ためありができないのに、ためなしができるわけないだろ」

「……そりゃそうか」

「一応言っとくけど、お前はそれすら全然できてねぇからな。

 ために無駄な力が入り過ぎだし、着地時の隙もでかすぎだ」

「うぐっ……」


自分は精一杯やってるつもりだが、カオスの『縮地』を思うと、カオスが言った通りなんだろう。反論ができない……。


「ま、その辺は慣れも必要だからな。とりあえず、あと50回やれ」

「50回!?これ1回やるだけでも結構疲れるんだけど……」

「もちろん数をこなすだけじゃ大して意味ねぇぞ。

 俺がアドバイスするから、そこを少しずつ直していけ」

「俺の抗議なんて一切無視か!?」

「安心しろ。ちゃんと聞いてる」

「聞いてる上で無反応ってことかよ!!それを無視してるって言うんだよ!!」

「いいから早くやれ」

「くっそ……!!」


それから数十分。何度もカオスにダメ出しされつつ、俺は『縮地』習得のための修業を続けた。

そして、50回が終わると、


「次、100な」

「鬼!?」


……そして、100が終わり、


「次、200……」

「死ぬ!!それはマジで死ぬ!!主に足が!!」

「冗談だ。流石に足ばっか負担かけるとまずいからな」

「あ、あぁ……」


良かった。一応分かってくれてるみたいで。

足が重くて、正直立ってるのもしんどい……。


「パワーヒール」


足が軽くなった。


「さて、続けるぞ」

「悪魔かてめぇ!?回復すりゃいいってもんじゃねぇよ!!

 痛みや苦しみを味わったことはちゃんと記憶に残るんだぞ!?」

「おう。それを知った上でやってるんだ」

「最悪だこいつ!!!」

「文句言うのはお前の勝手だけど、いくら言っても修業内容は変わらないからな?」

「うっ……!」


くそ、本当に200回やらせる気かこいつ……!!

そんな俺の心中を察したのか、カオスは不敵な笑みを浮かべた。


「安心しろ。200回って言ったのは本当に冗談だ。

 次は別の修業をする」

「ほ、本当か!?」


た、助かった……。

まぁ、足はもう回復したし、同じ修業でも大丈夫っちゃ大丈夫だけど。

流石に同じ苦しみを何度も味わうのはきつい……。


「『狩人の庭』で走ってこい」

「また!?」


同じ苦しみを何度味わわせる気だこいつ!?


「安心しろ。前の2つとは違う修業だ」

「どう違うんだよ?」

「前の修業では、お前は魔物と戦いながら森を走ってただろ?

 今回は魔物と戦うな(・・・)

「………は?いや、戦うなって、向こうが勝手に襲いかかってくるんだけど……」

「戦うな」

「いや、だから……」

「簡単な話だ。魔物から逃げ続けろ」

「………はぁ!?無茶言うな!!逃げても魔物は追ってくるし、逃げ続けてれば数も増える!囲まれることだってあるんだぞ!!」

「知ってる。それでも逃げ続けろ」

「………」


えー……いや、ただでさえ魔物のいる森を走れって無茶があるのに……えー……。


「終わるまでこれは預かっとくからな」

「え!?あれ!?夜桜!?」


俺が腰に差していた剣は、いつの間にか、鞘ごとカオスの手に渡っていた。


「って、剣取り上げるのかよ!?」

「持ってたら、反射で使っちまうだろ」

「そうかもしれないけど、そこまでするか……」


がっくりと肩を落とし、俺は今朝、カオスに言われたことを思い出した。


「……流石、なんだっけ?“地獄に落ちた人は強くなれる”だっけ?」

「“人は地獄の底でもがき苦しんでこそ強くなれる”な、俺の持論」

「そうそう、そんな持論持ってることだけのことあるな。幸せとか全否定かよ、お前……」

「はぁ?んなわけねぇだろ」

「……え?」


予想外の答えに、俺は目を丸くする。

それが気に入らなかったのか、カオスは少し不機嫌そうに言った。


「“一切の幸せを失ったら人は壊れる”、それが俺のもう1つの持論だ。

 “苦しみ”も“幸せ”も、両方人になくてはならないものだからな」

「………」

「ま、お前は幸せ有り余ってそうだからな。ちょっと地獄(ここ)で苦しんでいけよ」


カオスの不敵な笑みに、思わず身震いする。

……少なくとも今日、俺に幸せはない気がする。


「んじゃ、これから森に空間転移(テレポート)で送るけど、その前に1つアドバイスだ」

「アドバイス……?」

「さっきお前が言った通り、丸腰で魔物の群れに囲まれたらきついだろうが……なんで『縮地』の修業をした後にこの修業をさせるのか、少し考えてみろ」

「……?」

「んじゃな、空間転移(テレポート)

「あ、おい……!」


首を傾げる俺に構わず、カオスは魔法を発動する。

瞬間、俺の前にカオスの姿はなく、代わりにうっそうとした森が姿を現した。

……正確には、俺の方が現れたんだけど。


「魔物の群れに囲まれた時の対処法……『縮地』の修業をした後に、この修業をする意味……」


さっき、カオスに言われたことを繰り返す。

……ここまで言われたら、流石にカオスが何を言いたかったのか、俺でも分かる。


「……『縮地』を使って逃げろってことかよ。

 確かに、高速で移動すれば、囲まれた状況から脱出できるだろうけど」


俺の『縮地』はためが必要だし、使った後の隙も大きい。タイミングを間違えれば、隙だらけの姿をさらすことになる。……そこを攻撃されたら、ひとたまりもないだろう。


「全く……本当に無茶させやがるな……!

 戻ったら、思いっきり文句言ってやる……!!」


俺はそう呟き、『狩人の庭』へと入って行った……。






~サイドアウト~






「はぁ……はぁ……」


岩場にへたりこんだ状態で、メリスは息を荒げていた。

数m前方にある岩は、『フレイ』を幾度となくぶつけられたせいで、体積にして半分ほど溶けている。


「メリス!!大丈夫かい!?」

「あ……に、兄さん?うん、大丈夫……」


現れたグリーが心配そうにメリスに駆け寄ると、メリスも精一杯笑顔を作る。


「兄さんは、どうしてここに……?」

「僕は少し離れた場所で、修業をしてたんだけどね……」

「一旦休憩にするって言ったら、一目散にお前の所に走ってったんだよ」


少し遅れて現れたカオスは、グリーを呆れたような目で見ている。


「当然だろう!!あんな無茶な修業をして、メリスが倒れていないかと心配で心配で……!!」

「心配するのはいいけどよ。何事もほどほどにしろよ?

 あんまり心配し過ぎるのは、そいつのことを信じてないみたいだぜ?」

「……そんなことはないさ。実際、君がやらせた修業は、ほとんどの魔法使いにとって相当に厳しいものだろう。メリスだって、まだ例外じゃない」

「なるほど、知識があるから説得力が出るな。

 だが、俺が言ったことも事実だぜ?聡明なお前なら分かるだろ」

「………」


不敵な笑みを浮かべるカオスに、グリーは何も言い返さない。いや、言い返せない。

グリー自身、全く自覚がないわけではないのだ。

自分が妹であるメリスに、世間一般よりも“少しだけ(グリー基準)”過保護だということに。


「ま、いいや。そんじゃ10分休憩な。

 次はまた別の修業をするから、覚悟しとけ」

「……待ってくれ」


言うだけ言って立ち去ろうとするカオスを、グリーが呼び止める。


「聞きたいことがあるんだ」

「ん?なんだよ?」

「……この際、単刀直入に聞こう。カオスくん……いや」


意を決した様子で、グリーはカオスに質問をする。

その内容は……、


「『絶望』カオス・スフィア。君は3年前に起きた反乱を終結させた、『黒の英雄』なのかい?」

「えっ!!?」


グリーの質問に、メリスが声を上げる。

一方、質問をぶつけられたカオスは、平然とした様子だった。

沈黙が流れたのは、数秒か、それとも数分だったか。

そんな折、カオスは口を開いた。


「俺はやりたいことをやるのが好きなんだ。

 必要以上の名誉や地位なんざ願い下げ。面倒だからな」

「………」

「え、っと……?」


メリスは困惑していたが、グリーは分かっていた。

その返答は、暗に肯定を意味している、と。


「それが、反乱の後に姿を消した理由なのかい?」

「あぁ、それはしょうがねぇんだよ」

「……しょうがない?」


カオスの返答に、グリーは首を傾げる。

次に返ってきた言葉は、グリーの予想の斜め上を行くものだった。


「俺達はその後、しばらくこの世界にいなかった(・・・・・・・・・・)からな」

「………?」


カオスの言っている意味が分からず、グリーは顔をしかめる。


「それに、この国を救おうって言いだしたのはひつじの方だからな。

 俺はあいつに力を貸しただけだ」

「ひつじ……『神童』か!!じゃあ、やっぱり『白の英雄』は……!」

「さーな。知りたきゃ本人に聞けよ。

 ……なんとなくだけど、お前らはそのうち、あいつに会いそうな気がする」

「……予言かい?」

「そんな大層なもんじゃねーよ。ただの勘だ」

「……君の勘は、そのまま現実になりそうで怖いね」

「ほめんなよ、照れるだろ」


ひきつった顔で言うグリーに、カオスは不敵な笑みで返す。


「さて、そろそろ10分だ。修業を再開しようか」

「……あぁ」

「うん!!」


幾分か余裕を持って答えるグリーと、やる気満々で返事をするメリス。

……2人の顔は、直後に出される無理難題により、思いきりひきつることになる。











「んじゃ、今日の修業はここまで」

『………』

「おいこら、普通ここは『ありがとうございましたー!』って言う所だろ」

『……ありがとうございましたー』


心身ともにへとへとになった3人は、そんな声を出すのが限界だった。

現在の時間は午後6時少し前。

太陽は西に傾き、空は赤く染まっている。

そんな時間までずっとカオスの修業を受けていたのだ。3人がそんな状態なのは、むしろ当然というべきかもしれない。


「ま、いいや。んじゃ最後に」


一瞬、カオスの体が淡い虹色に光る。


「彼の者達に優しき祝福を ブレスライト」


突き出された右手から、暖かな光が現れ、ハディ達を包み込む。


「カオス、今のは……?」

「生物の回復力を長期に渡って補助する魔法だ。

 明日の審査で、筋肉痛で動けない、とかシャレにならねーし」

「あ、それちゃんと覚えてたんだな……」

「俺は一度記憶したことは忘れないっての。ま、意識の外にあったら意味ないけど」

「……ダメじゃん」

「言われるまでもないだろうけど、今日は帰ったらメシ食って風呂入ってさっさと寝ろよ?

 さっきの魔法はあくまで補助だからな。休まないと回復しねぇぞ」


ハディの抗議はさらりと無視されたが、当人にはそんなことを気にする余裕もなかった。


「そういえばカオスくん。授業料とか取らなくていいのかい?」

「あ?別にいらねーってそんなの。最初に言っただろ。俺の修業を受けるのに必要なのは、『やる気』だけだって」

「カオス……」

「それに、お前らが修業してる(ひどい目にあってる)のを見て、十分楽しめたからな」

「……見直しかけた俺がバカだった」


ハディのぼやきに、カオスは反応すらしない。


「さて、解散……の前に、1つ言っとくか」


カオスはいつになくまじめな顔で3人を見据えた。


「お前ら今日は辛かったろ、苦しかったろ。……だが、その代償に相応の力を手に入れたはずだ。

 その力は“お前ら自身が”手に入れた力だ。だから、その力と、その力を手に入れた自分に誇りを持て、そして絶対に裏切るな」


聞き覚えのある台詞に、3人は目をむいた。


「そんじゃ、解散。明日はがんばれよ」


そんな3人をしり目に、カオスは空間転移(テレポート)で消えてしまう。

残された3人の内の1人、メリスはハディに問いかけた。


「ねぇ、あの人って……」

「……あぁ、プラムさんの師匠だってよ」


ハディの返答に、少し間をおいて、メリスは小さく頷く。


「さて、そんじゃ帰るか」

「うん……メリス、歩けるかい?なんなら僕が背負っていくけど……」

「……俺は止めないぞ」

「大丈夫だよ、兄さん」


軽口をかわしつつ、3人は町の宿へと歩き始めるのだった。











「………」


タルト町の中でも高い建物の上に、カオスは立っていた。

その漆黒の瞳は、今町に戻ってきた3人の冒険者を捕えている。


「……それに、念のため、お前らには少しでも強くなっといてほしいからな」


カオスのその呟きは、誰の耳にも届くことはなかった……。











では、次回予告です!


「グリーだよ。

 冒険者に必要なのは、学力じゃなくて戦闘力だ。

 だから当然、冒険者の審査、試験はそういうものだってことになる。

 次回、冒険者ライフ!第44話『冒険者の試練』。

 ……やれやれ、冒険者は何をするにも命懸けだね」


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