第40話 伝説の冒険者
「お、本当に賑わってるな」
少年を家に送り届けた後、俺は宿屋でメリス、グリーと合流し、出店で賑わっているタルト町の中央広場に来ていた。
出店だけあって種類はいろいろだけど、軽食やお菓子、手作りのアクセサリーとかが多いな。
後は似顔絵を書いてくれるのとか、植物を売ってたりとか、占いまである。
本当にいろいろな店が……。
「ストップメリス!!」
「ふぇ!?」
走り出そうとしたメリスのえり首をつかみ、強制的に動きを止める。
「離してハディ!!お菓子が!焼そばが!フランクフルトが!!私を待ってるの!!」
「まだ金を渡してねぇだろうが!!」
「あ、そっか」
……今朝もこんなことを言った気がする。
本当に学ばないな、こいつ。
軽く頭痛を覚えつつ、メリスに適当な金を渡す。
「ほい、10G」
「待ってハディ!?」
「冗談だ。ほい、20G」
「全然変わってない!?」
おー、最近メリスもツッコミがうまくなってきたな。
「うれしくない!!」
「心の声にはツッコむな!!」
ちくしょう、いつか見返してやる。
「ってかメリス、ここは3人で回るんだぞ」
「え?そうなの?」
「武器を捜すのが第一の目的だからね。2人はあんまり詳しくないだろう?」
「メリスは絶対だまされそうだしな」
「ハディひどい!!」
ただでさえ魔法使いの装備って、魔力がどうこうとかで見極めるのが難しいらしいからな。
俺は魔法に関してからっきしだから絶対無理。
メリスは魔法の知識はあるし、魔法使いだから魔力とかも分かるだろうけど、実物をまともに見たことないだろうから、やっぱり心配だ。
「グリーは魔法の杖とか見たことあるのか?」
「……普通、2年も冒険者やってれば、見たことぐらいあるはずなんだけどね。
ついこの前も見たじゃないか」
「え、いつ?」
「チョコレート町だよ。『星の賢者』が持ってただろう?」
「……そういえば」
ランディアさんが持ってたのは、確か、茶色い星型の宝石が先端についた、長さ1.5mぐらいある杖だったな。
……気のせいかもしれないけど、先端の星が発光してた気がする。
「まぁ、あのレベルは高望みしすぎだけど、できるだけ良い装備を捜そう」
「やっぱり、すごい杖なんだな」
「そりゃそうだよ!イアさんだもん!!」
んでこいつは、相変わらずの物言いだな。
ファンかなんかか。
「あ、あれ見てハディ!」
「ん?」
メリスの指さす方を見ると……なんだあれ。
きれいな色の飾りがつけられた華やかな出店が多い中、その店は真っ黒に塗られ、黒いのれんがかけられている。唯一、のれんに書かれた『適当屋』という文字だけが、黒じゃなくて白だった。
……『適当屋』ってなんだ、『適当屋』って。
「ほら見て!剣売ってる!!」
「何ぃっ!?」
剣!?何で剣が!?武器を売ってるってことか!?
いや、それだったら武器屋だよな!?
「あ、見て!飲み物も売ってる!」
「『真っ黒ドリンク』って書いてあるね」
「……飲みたくないな」
はっきり言って、墨汁にしか見えない。
なんだ、なんでここの店主はそんなに黒が好きなんだ。
「ん、客か?」
と、店主らしき人が奥から出てきた。
……なんか、この声聞いたことが……いや、ついさっき聞いたような……。
「あ」
「……ああああああぁぁぁぁぁっ!!?」
その青年を見た瞬間、俺は驚きのあまり大声を出してしまった。
「よー、また会ったな」
「な、なんでお前がここに!?え、まさかここお前の店!?」
目つきは悪いが整った顔立ちに、めんどくさそうな表情。
そして何より、漆黒という単語がピッタリくる不自然なほど黒い髪と目。
……そう、その青年とは、『路地裏の悪魔』だった。
「ハディ、知り合い?」
「………」
メリスは全く気にせず、のんきな質問を投げかけてきたが、グリーは勘付いたのか、『路地裏の悪魔』に警戒の目を向けていた。
「そういや、自己紹介もまだだったな」
「え、あ、あぁ」
『路地裏の悪魔』は不敵な笑みを浮かべ、自分の名前を名乗った。
「俺はカオス。カオス・スフィアだ」
「………え………?」
それは、冒険者なら、一度は聞いたことがある名前だった。
中には異名しか聞いたことがない人もいるかもしれないが、俺も、そしてグリーも、名前の方をちゃんと知っていた。
カオス・スフィア……その異名は……。
「『絶望』……!?」
グリーが思わず、といった様子で口に出す。
……『絶望』カオス・スフィア。
14歳で冒険者の資格を手に入れ、それからわずか半年でA級にまで上り詰めた、『伝説の冒険者』……!!
「え……マ、マジで?本当に、あんたが、あの……!?」
「そうだけど?……あぁ、そういやお前らも冒険者だろ?
んじゃ、冒険者つながりで何か買ってってくれ」
狼狽する俺達の様子も特に気にせず、カオスは不敵な笑みを浮かべるのだった。
「んで、お前らは?」
「あ、あぁ……俺はハディ・トレイト。D級冒険者だ」
「わ、私メリス・テーナスです!」
『伝説の冒険者』と知ったからか、メリスは少し緊張してるみたいだ。
「……僕はグルード・テーナス。1つ、聞いてもいいかい?」
と、グリーは自己紹介に続いて質問を投げかけた。
その目は、また警戒の目に戻っていた。
「最近、この町で『路地裏の悪魔』って呼ばれる人が、不良達に暴行を加えてるらしいんだけど……」
「あぁ、それ俺」
早っ!!認めるの早っ!!
「……やけにあっさり認めるね」
「本当のことだしな。それに質問とか言っといて、お前ほとんど確信してただろ。否定する意味がねぇよ」
そう言ってカオスはまた不敵に笑う。
「……正直、少しがっかりだよ。
『伝説の冒険者』が、路地裏で不良達に暴力をふるってるなんてね」
グリーはそう言って落胆した様子を見せる。
まぁ確かに、あんまり『伝説の冒険者』っぽくはないよな。
「批判したいなら好きにしな。俺は自分がやりたいことをやってるだけだからよ。
今回はなんとなくかつあげが気に入らなかったから、ぶっ飛ばしただけだ」
と、カオスは全く気にしてない様子だ。
「なんか、そこだけ聞くとただの不良みたいだな」
「否定はしねぇ」
「しろよそこは!?」
……本当に『伝説の冒険者』かこの人……?
まぁ、噂だけじゃ人は計れないってことか?
「そうだな、じゃあ一言だけ反論させてもらおうか」
「反論?」
「おう、グルードだっけか?」
「……何だい?」
カオスの不敵な笑みを受けて、グリーは緊張した面持ちで構える。
「お前は俺がやったことを、絶対に間違ってると言い切れるか?」
「っ!!」
グリーは言葉を詰まらせる。
……カオスがやったことは、正しいとは言えないと思う。自業自得とはいえ、明らかにやり過ぎだったし、助けられた人にも恐怖を与えていた。
……だけど、絶対に間違ってるかって言われたら、それは分からない。
少なくとも、俺はそんなことは言えない。なぜなら、実際に人が助けられているからだ。
それに、さっき路地裏でカオスが来なかったら、俺はカオスとそんなに変わらないことをしたと思う。俺が何を言った所であの不良達がかつあげをやめるとは思えなかったから、たぶん、殴ってでも止めていただろう。
グリーもカオスのことを非難しているが、同じ現場に居合わせたら、多少やり方は違えど、不良達を無理やりにでも止めていたと思う。
だからだろうか、グリーはカオスに言い返せずにいるみたいだ。
「ま、まぁ、そんなに警戒すんなってグリー」
「ハディくん……」
「別に、ちょっとやり過ぎってだけで、人を殺したわけじゃないんだからよ」
なんだか嫌な沈黙がこの場を支配していたため、なんとか雰囲気を変えようと、話を切り出す。
と、そこにカオスが乗ってきた。
「当たり前だろ。俺は死が嫌いなんだ」
「え?」
その言葉に、思わず声を出す。
死が嫌い……そういえば、やられた不良達はそんなに大したケガはしてないって、グリーも言ってたな。
なんだ、やっぱりそんなに警戒する必要な……
「例え『お願いだから殺して下さい』って言われても絶対に殺さねぇし、『頼むから死なせてくれ』って言われても俺の前では死なせねぇ」
「なんだその例え!?極端にも程があるだろ!!」
「そうだな、流石の俺も4回しか言われたことねぇ」
「言われたことあるのか!?どんな状況で言われたんだ一体!?」
「なんだ、聞きたいのか?」
と、カオスは不敵な笑みを浮かべて話し出した。
「1回目は5年前会った、人生に絶望したとかいう自殺志願者を止めたら言われて、2回目はその2か月後に、不治の病を苦に自殺しようとしたやつを無理やり助けたら言われた。んで3回目は2年前に俺の前で人殺そうとしたクズを“5分の4殺し”にしたら言われて、4回目は去年、特に理由もなく10人殺した殺人鬼に、“自分の手足がバラバラになる幻覚”を見せたら言われた」
……なんか、急にこの人が極悪人に見えてきた。
ってか、なんでそんなに詳しく覚えてるんだ……?
「……話を変えていいか?」
「好きにしろ。
つーか、雑談はいいけどよ、お前ら買い物に来たんじゃねぇの?」
「あ」
しまった、いろいろありすぎて忘れてた。
「えーと、ここは武器を売ってるのか?」
「いや?俺が趣味で適当に作った物とか集めた物を適当に売ってる」
「……なるほど、それで『適当屋』か」
確かに、剣、飲み物、飾り、お守り、植物の種……品物に一貫性がねぇ。
「……質問をいいかい?」
と、グリーがまたもカオスに質問をする。
「どーぞ」
「君は冒険者じゃないのか?どうして出店なんてやってるんだい?」
「あ、確かに」
「それに作った物はともかく、集めた物を売るんなら、ギルドの方が高値で売れるはずだ。この町にはギルドがあるんだから、利用しない手はないだろう?」
グリーの言い分はもっともだ。
何か理由でもあるのか……?
「あー、そうだな……」
と、カオスが質問に答え始める。
やっぱり、何か理由が……。
「説明面倒だから、省略でいいや」
「良くねぇよ!!」
「んじゃ、“なんとなく”とか?」
「『とか?』ってなんだ『とか?』って!!」
「おー、ナイスツッコミ」
「わざとかこの野郎!!」
くっ……流石『伝説の冒険者』……。
話をするだけでこうも疲れるとは……!
「ハディ、それは関係ないと思うよ?」
「ごめんメリス、お前にツッコんでる余裕ない」
「え!?私なにかツッコまれる所あった!?」
いや、今メリスに言われた所、俺声に出してないし。
「んじゃ、一応説明しとくか。
耳たぶかっぽじってよく聞け」
「……耳たぶに穴あけろっての?」
『耳』でいいだろ、『たぶ』はいらない。
「まず、俺は冒険者でもあるけど、本業は商人だ」
「……はぁ!?」
商人!?あの『絶望』が!?
「そもそも俺が冒険者になったのは、冒険者じゃないと行けない所に行って、そこで冒険者相手に商売をやるためだ。
んで、せっかくだから極めてみようと思って、A級まで取ってみた。以上」
「………」
えー……そんな適当な理由……?
「なんていうか……ある意味本当に噂通りだね……」
「グリー、噂通りって?」
「『絶望』カオス・スフィア。その異名通り、この人が有名になった時、多くの人が絶望にさいなまれたって話だよ。
『絶望』に倒された悪人達はもちろん、努力してもなかなか報われない人達もね」
「あー……14歳でA級だもんな。それもこんな適当な理由で」
絶望するのも分からなくもないな……。
「ま、なんでもいいが、話を戻していいか?」
「話?」
「……お前ら買い物に来たんじゃねぇのか?」
「あ」
また話が脱線してたな。
「俺達は一応、武器を捜してるんだけど……」
置いてある商品の中から武器を捜してみる。
……血のりで流れるような返り血が描かれた剣。
……柄にドクロがついた剣。
……柄に苦しみに悶える人の顔が描かれた剣。
「……なんだ、これ」
一番マシな柄にドクロがついた剣を持って、思わずつぶやく。
「それか?それは剣っていってな。主に鉄などの金属を鍛え上げて作る刃物だ。
使用用途は武器が多いが、他にも儀式とかで使われたり、宝剣みたいに飾りに使われるものもあるな」
「いや、剣の定義なんて聞いてねぇけどな!?」
カオスは不敵な笑みを浮かべている。
正直、バカにされてる気しかしない。
「つーか、その辺は遊び半分で作ったから、あんまり実戦向きじゃねぇぞ」
「悪趣味だなお前!!」
遊び半分のくせに、絵がめちゃくちゃリアルだし!!
「武器……ねぇ」
ぼそっとカオスが小さくつぶやいた。
次いで、俺とグリーの腰の辺りを見る。
「んじゃ、お前らの武器を鍛え直してやろうか?」
「……え?」
鍛え直す……?
「やっぱり使いなれた物の方がいいだろ。お前の剣も、グルードの銃も」
「まぁ、確かにそうだけど……」
というか、よくグリーが銃使うって分かったな。グリーはガンベルトに銃をつけてるけど、マントで隠してるから見えないのに。
……でも、前にプラムさんも見破ってたし、A級やB級の冒険者なら当然なのか?
「でも、鍛えるって……」
「鍛冶も俺の趣味の1つだ。預けてくれるなら、明日までに鍛えてやるぜ?」
「……その剣とか見ると不安になるんだけど」
「嫌なら断ればいいだろ」
「うーん……」
どうしたものか……。
でも、この人はあくまで『冒険者』として有名であって、『商人』とか『鍛冶師』としての噂ってあんまり聞いたことないんだよな。
「……僕は、ハディくんに任せるよ」
「え?てっきり反対してくると思ったのに」
「その剣」
グリーは商品として置かれている、3本の剣を見る。
「悪趣味だけど、しっかりした作りだ。実戦向きじゃないとか言ってたけど、剣としての完成度はかなり高いよ。
それを本当に自分で作ったのなら、鍛冶師としての技量は相当なものだ」
「へぇ、良い眼してるな。お前」
グリーの言葉に、カオスは不敵に、それでいてうれしそうに笑う。
……グリーがそういうんなら、間違いないだろうな。
「預けるよ。お前のこと善人だとはちょっと思えないけど、悪人でもなさそうだからな。
信用はできると思う」
「……それじゃ、僕はハディくんの勘を信じようかな」
そういって、俺とグリーはそれぞれ自分の武器をカオスに渡す。
「おう、任せな。そんで、そっちの女は?」
「あ、メリスは武器持ってないんだ」
「んじゃ、1から作ってやろうか。材料は持ってるからな」
「あ、お願いします!!」
ペコリ、とメリスは頭を下げる。
「敬語とかいらねーよ。俺の方が年下だし」
「あ、そっか」
3年前に14歳だから、今は17か18ってところか。
メリスが19だから、とりあえず年下なのは間違いな……、
「待て、なんでお前メリスの歳知ってるんだ?」
「知らねぇけど、たぶん19だろ?肌の具合を見た感じでは」
「当たってる!?」
なんか、なんでもありだなこの人。
「で、お前の得意魔法は?」
「え?炎と水だけど……」
「了解、んじゃその2つに特化した杖にするな」
「……?」
メリスはそれを聞いて首を傾げている。
俺も分からないんだけど……特化って?
「魔法の武器はそれぞれに属性を持つんだよ。
杖の場合、術者が使う魔法と同じ属性の方が効果が強くなるんだ」
「あ、そうなんだ」
「それ知らずに武器捜してたのかよ。
ひょっとして、杖の効果も知らないんじゃねぇか?
「杖の効果?持ってると魔力が上がるんじゃないの?」
「んなわけあるか。まぁそういう杖もあるけど、普通は違うぞ」
「違うの!?」
驚くメリス……って、俺も初耳なんだけど。
「杖ってのは、魔法を使う時の“触媒”なんだ。
普通、魔法のエネルギー変換効率はせいぜい20~30%だ。
ま、術者の技量にもよるけどな」
「……それって」
「『魔力』が『魔法』になる過程で、7、8割無駄になってる」
「マジで!?」
そんなに無駄になってるのか!?
「魔法使いの使う補助具……主に杖だけど、これはその効率を引き上げるための道具なんだよ。
最高級の物なら、60%以上まで引き上げることも可能らしいね」
「そういうこった。効率が上がるから、魔力の節約にもなるしな」
「あ、魔力の節約になるなら、お前にはもってこいだな。メリス」
と、メリスの方を見てみると……、
「……………………」
頭から煙を出してショートしていた。
「……つまり、杖を持ってると魔法が使いやすくなるんだ」
「な、なるほど!!」
使う奴がこんな調子で大丈夫か……?
まぁ、別に原理なんて知らなくてもいいか。
「そんじゃ、明日の昼頃また来いよ。それまでに作っとくから」
「明日の昼って……間に合うのか?」
「余裕余裕」
そういってカオスはあくびをする。
……昼寝をしてて間に合わなかった、とか言わないよな?
「そんじゃ、早速取りかかるか」
「え、今から?店は……」
「安心しろ。なぜか分からねぇが、ここ1週間で10人しか客来てないんだ」
「10人……って」
「おう、お前ら入れて10人だ」
「少なっ!?」
「なんでだろうなー」
棒読みっぽい声でそう言って、カオスは店の裏へと歩いて行った。
……なんでって。
「店の色……じゃ?」
こんな不気味な店、物好きしか来ないだろ……。
いや、それだと俺達も物好きってことになるか。
「それじゃ、一応武器のあてもできたことだし、ここからは自由行動にしようか」
「ハディ、お金!!」
「はいはい」
それから俺達は日が暮れるまで、中央広場で出店を見て回ったのだった……。
~サイドアウト~
その日の夕方、深い森の奥にカオスは立っていた。
「……はぁ、まーたミスった。俺としたことが、こんな勘違いをするなんてな。
念のために調べ直して正解だった」
大きくため息をつき、漆黒の瞳で森の奥を睨みつける。
その目には、ほんのわずかに、怒りの色が現れていた。
「となると、出てくるのを待つわけにもいかねぇな。
使い魔にやらせるにも荷が重い……そもそも、後のことを考えると、俺だけでやらない方がいいかもな……」
後半は小さく呟き、そして、口元に笑みを浮かべる。
「……やっぱり、こっちの方が面白そうだ。ちょっとばかし、“利用”させてもらうか」
では、次回予告です!
「グリーだよ。『絶望』は、僕が思っていたのと違う感じの人だったね。
……まぁ、期待ハズレだとは思わないけど、ね。
次回、カオスくんはハディくんをはじめ、僕達3人に意図的な接触をしてくる。
一体、何が目的なんだろう……?
次回、冒険者ライフ!第41話『貸し』。
タダより高いものはない。
うまい話には、何か裏があると疑うべきだよ」