魔法変換(チェンジング)及び魔法強化(ブースター)について
本編に出てきた、
魔法変換と魔法強化の解説です。
魔法変換。
自分が前に使った魔法を再利用して別の魔法を発動させる魔法。
使えるのは基本的に同じ属性の時だけだが、
形が似ていれば違う属性でも使用可能。
(例、風魔法と熱風を起こす炎魔法、水魔法と氷魔法等)
利点
・『集中』を省略できる
・魔力を大幅に節約できる
ただし魔法変換自体も魔法なので、そこまでではない。
欠点
・『詠唱』が省略できない 短縮は可能
・全体の威力は前に使った魔法以下になる
・前の魔法が遠くにあると、使えない
距離の限界は術者次第
魔法強化。
魔法変換とは違い、前の魔法にさらに魔力を加えることで、
より強力な魔法を発動する魔法。
概要は魔法変換と同じだが、
『集中』が必要、魔力が大量に必要になる等、異なる点も多い。
魔法が強くなるため、
基礎魔法レベル1→レベル2、といった単純な強化も可能。
利点
・強力な魔法を比較的低リスクかつ高速で発動できる
・全体の威力が前に使った魔法以上になる
欠点
・『集中』、『詠唱』が省略できない 短縮は可能
・大量の魔力が必要になる
といっても、普通に強力な魔法を使うよりは少ない
・前の魔法が遠くにあると、使えない
距離の限界は術者次第
なおこの二つの魔法の効果は、
前の魔法を再利用する、までなので、
術者は実質三連続で魔法を使うことになる。
そのため、魔力を節約できる魔法変換でも、
集中力の観点でいえば、術者に大きな負担がかかる。