第10話 合流と最後の晩餐?
「んじゃ、話もまとまったことだし……昼メシでも食うか」
「だね」
公園の時計を見ると、12時半を指していた。
ちょうど腹も減ってきたしな。
「……メリス、大丈夫かな……」
「だ、大丈夫だろ。……たぶん」
そこまでお菓子好きじゃない俺でも大量にお菓子を買ってしまったこの町……。
……お菓子好きなメリスは一体どれだけ買ったのか……。
………やっぱ、大丈夫じゃないかも。
「あ!ハディ!兄さん!」
「お、メリス……に、レイラ?」
飲食店を捜していたら、メリスと、なぜか一緒にいるレイラに会った。
……メリス、そんなに手を振らなくても見えてるから。
「えへへ、途中でレイラに会ったから、一緒にお菓子食べてたんだー!」
「……ほぉ、んで?」
「?」
俺の質問に、メリスは首をかしげる。
「どんだけ金使ったんだ?
まさかもうなくなってたりしないだろうな?」
「そんなわけないじゃん!!
ほら!あと800G残ってるよ!!」
「な、何ぃ!!?」
ってことは、こいつ700Gしか使わなかったのか!?
あ、ありえねぇ!!俺ですら800Gも使っちまったのに!!
「すごいねメリス!!僕は感動したよ!!」
「えへへー!」
「……そうだな、悪かったメリス。
てっきりお前はお菓子を買いまくってるかと思ってた」
「もー、ひどいよハディ!」
正直、昼メシ分の金は残ってないと思ってたんだけど……。
メリスも、金の節約ぐらいはできるようになったってことか……。
「……あ~、感動してる所わりぃんだけど……」
「ん?どうした、レイラ」
レイラが頭をかきながら言った。
「メリス、俺から2000Gほど借りて、全部菓子に使ったぞ」
「レ、レイラ!!」
………はい?
思わず敬語になっちまった。
「……は?2000……G……?」
「おう、そっからさらに自分の金も使って……」
「レイラ!!言わないで!お願い!!」
ペラペラと白状するレイラを、メリスが必死で止めようとする。
………ほう?
「………メ・リ・ス?」
「わ、ハ、ハディ?
なんだか、全身から黒いオーラが出てるよ!?」
「そーか、そーか……それが意味するものは、何だと思う?」
「に、兄さん助けて!!
ハディがいつになく本気で怒ってる!!」
「……ごめん、メリス。今回ばかりは……」
「兄さん!?やだ、見捨てないで!!」
「………メリス?」
「え……」
俺はおびえるメリスに、にっこりと笑いかけた……。
「……覚悟はいいな?」
ぶんぶんと首を横に振るメリスを、俺はとりあえず通行人の邪魔にならない場所へ連れて行った……。
「ごめんなさいもうしませんごめんなさいもうしませんごめんなさいもうしませんごめんなさいもうしませんごめんなさいもうしませんごめんなさいもうしませんごめんなさ……」
「……ハディ、メリスが壊れてんぞ」
「ほっとけ!その内治る」
説明しよう。
俺の本気の説教を受けた者は、しばらくの間壊れてしまうんだ!(メリスとグリー限定)
「っつーか、お前もそんな大金貸すなよ!」
「本当は最初のパフェだけのつもりだったんだけどよ。
チョコクッキーを捨てられた子犬みたいな目で見てたから、つい……」
「甘すぎるだろお前!!」
ほほをかくレイラに、ハディが言う。
「う、うぅ……ひどいよレイラ……黙ってくれるって言ったのに……」
「んなこと言ってねぇ!」
「……そうだっけ?」
おいメリス、勝手に事実をねつ造するな。
「いや、本当は黙ってるつもりだったんだけどよ。
メリスの得意げな態度にイラッときた」
「レイラひどい!!」
「あ~、なるほどな」
「ハディ!?納得しちゃうの!?」
「大丈夫だよメリス!
どれだけメリスが僕達を欺き、騙し、利用したとしても、僕はメリスの味方だ!!」
「兄さん!私そこまでやってないよ!?」
お~、珍しくメリスがツッコミになってるな。
「そう思うならハディもツッコミやってよ!私ボケるから!!」
「よーしわかった、がんばるぞー」
「落ち着けハディ!!ツッコミに剣を使ったらメリスが死ぬ!!」
「いや、さすがに冗談だけど」
レイラに言われて、剣の柄から手を離す。
「まぁとにかく、これにこりて人から大金借りたりするなよ?例え知り合いでも」
「うん……ごめん」
しゅん、と気を落とすメリス。
……まぁ、分かったんならいいか。
「まぁいいじゃないか。
借りたお金は依頼の報酬で返せば、ね」
「うん!……え?」
依頼の報酬、と聞いて、メリスがきょとんとした顔になる。
「に、兄さん……?」
「とりあえず、昼メシ行こう、メリス達もまだだよな?」
「おう、っつっても、菓子だいぶ食ったからそんなに腹減ってねーけど」
メリスはもちろんだけど、レイラもそんなにお腹は減ってないみたいだな……。
「ハディ!私ラーメンの特盛が食べたい!!」
「お前菓子2000G分食ったんだよな!?」
また腹壊すぞ!?
「大丈夫!!甘い物は別腹だから!!」
「先に別腹を使うなよ……。
……まぁ、そこまで言うなら好きにすりゃいいけど……」
俺はそう言って、サイフから金を取り出す。
「ほれ、200G、昼メシ代だ」
「少ないよ!?」
「そりゃ、酒場の昼メシはめちゃくちゃ安いからな。
足りなかったら自分の取り分から出せ」
さすがに200Gじゃまともに食えないからな……。
「分かった……。
じゃあ、さっそくラーメン屋捜そう!!」
「……あるのか?」
俺は周りを見渡してみる。
お菓子屋、雑貨屋、食料店、後は軽食もある喫茶店ぐらいしかないぞ……。
「こんな大きな町なんだから!
捜せば一つくらいあるって!!」
「んじゃ、捜してみるか」
とりあえず全員で捜してみることにした。
甘いものばっか食べたから、ラーメンとか食いたくなるのも分かるしな。
「あった!!」
「早っ!?」
意外とあっさり見つかったな!!
「ほら、あそこ!」
「お、本当だ。
……なんか、めちゃくちゃ浮いてるな……」
メリスが指差した方を見ると、きれいなお菓子屋やおしゃれな喫茶店に囲まれて、小さなラーメン屋があった。
「気にしない気にしない!お邪魔ー!!」
「お邪魔します、だろ」
前も言い間違えてたよな、こいつ。
「おう!!いらっしゃい!!!」
店に入ると、店長らしき大男がこちらを向く。
「何名様だ!!?」
「よ、四人!!」
「四名か!!よし、そこのカウンターでいいか!!?」
「いいよ!!!」
「メリス、張り合わなくていいから」
店長の大声に、メリスも負けじと声を張り上げる。
「はぁ、はぁ……水下さい」
「あいよ!!!」
店長が水とメニューを持ってくる。
……この人ホントでけーな。
身長180cmのグリーよりでかいぞ……2m超えてるんじゃないか……?
「ん~、普通のラーメンが300Gか、結構安いな」
「そうだね、僕はそれにしよう」
「俺もそれでいいや、メリスとレイラは?」
「俺もそれでいいぜ、さすがに大盛食う余裕はねぇ」
「ん、メリスは?」
「………」
「メリス?」
メリスがメニューの一点を凝視している。
「ハディ、これ!!」
「ん?……あぁ」
メリスが指差したところには、『大食い勝負!!超特盛ラーメン!!君は30分以内に食べきることができるか!?』と、書かれていた。
たまにある、食べ切れたらタダだけど、残したら罰金5000Gとか、そういうのか。
……まぁ、メリスなら余裕……、いやでも、こいつお菓子大量に食べてるんだよな?
そんなに大量に食べたら、また前みたいに腹壊すんじゃ……。
「完食したら賞金1万Gだって!!」
「行けメリス!!ぶちかましてやれ!!」
「何を!?」
というわけで注文決定。
「ラーメン三つと大食い勝負をお願いします!」
「おう!!10分待ってな!!」
店長はそういうと、店の奥へと歩いていく。
んじゃ、その間に……。
「話の続きをするか」
「?話って、何の?」
きれいさっぱり忘れてやがる……。
「依頼の話だよ、メリス」
「依頼?………あっ!!」
本当にきれいさっぱり忘れてたのかよ……。
「そういやさっき、グリーが『依頼の報酬』って言ってたな。
お前依頼には反対だったんじゃねぇの?」
「そうだったけど、反対を撤回したんだ。
……ハディくんに言い負かされてね」
グリーは小さく笑ってそう言った。
「そうなの!?ハディすっごーい!!」
「意外とやるじゃねぇか」
女性陣が称賛してくれる。
……なんか、少し照れくさいな。
「ハディ、絶対兄さんより頭悪いのに、頭悪くても言い負かせることってあるんだね!!」
「はっはっは、表に出やがれコノヤロウ」
「よしハディくん、僕が代わりに相手になろう!」
「待てグリー!銃は卑怯だぞ!!」
店の中で普通に銃を出すな!!
「あ、そうだ」
そんな俺達をしり目に、レイラが言った。
「ちょっといいか?」
「ん?」
「依頼のことだけどよ、俺一人だから誰かと組まなきゃいけねぇんだ。
……お前らのところに入れてくれねぇか?」
「え……?」
レイラって確か、C級冒険者だったよな?
「そりゃ大歓迎だけど……いいのか?
もっと強い奴らと組んだ方が……」
「あぁ、メリスには言ったけど、俺みたいなガキと組んでくれる奴、あんまりいねぇんだよ」
あぁ、歳で判断されちまうのか。
「んじゃ、明日はよろしくな、レイラ」
「おう、よろしくな!」
俺が差し出した手を、レイラがグッと握る。
前から思ってたけど、こいつとは気が合いそうだな。
「ラーメンお待ち!!!」
店長が三つのラーメンをおぼんに乗せて持ってきた。
………え?
「ちょっ……でかっ!?」
ラーメンの器が普通より一回りでけぇ!?
「具も結構多いね……、食べきれるかな……」
「安心して兄さん!余ったら私が食べるから!!」
「お前、今から大食い勝負するって忘れてないか……」
「はい、超特盛ラーメンお待ちぃ!!!」
早っ!?
10分でラーメン三つと超特盛ラーメン作ったのか!?
「待った!!なんだそのラーメン!?」
俺達のラーメンの器より、さらに二回りほど大きいラーメンが運ばれてきた。
しかも具が異常に多い、器からあふれてるぞ!!
「わぁ!おいしそう~!!」
「のんきなこと言ってる場合か!?」
いくらメリスでも食べきれるのかこれ!?
「おいハディ」
「ん?何だよレイラ」
「残したら罰金一万Gだってよ」
「何いいいぃぃぃぃ!?」
ちょっ、待て!!
そんなに払ったら貯蓄がなくなる!!
「それじゃあお嬢ちゃん、準備はいいか!!?」
「いいよ!!!」
見ると、すでにメリスは箸を、店長はストップウォッチを構えていた。
「よーい………ドォン!!!」
店長のどなり声と同時にストップウォッチが押され、大食い勝負が始まった………。
「ごちそう様ーーーーー!!!」
メリスが、スープまで飲みほしたどんぶりを机に置く。
俺達はそれを、唖然とした顔で見ていた……。
「じゅ……15分………」
さすがの店長も、開いた口がふさがらないようだ。
……あのラーメン、絶対メリスの胃よりでかかったと思うんだけど……。
どうやって食ったんだこいつ……。
「あ~、お腹いっぱい!しあわせ~……」
そりゃあ、あれ食って腹いっぱいにならないのは、大型のドラゴンぐらいだろ……。
「かっ……」
声の方を見ると、店長の体がワナワナと震えていた。
……おい、なんかいちゃもんつける気か?
「感動したーーーーーー!!!」
………は?
「感動したぞ!!まさか……まさかウチの自慢の超特盛ラーメンが、こんなお嬢ちゃんに破られるなんて!!」
……そりゃあ想像もつかなかっただろうしな……。
「賞金の一万Gだ!!
お嬢ちゃん、今度はお嬢ちゃん用の特別最強ラーメンを用意しておくから、また来てくれ!!!」
「わーい、ありがとう!!」
店長がメリスに、大銀貨(一枚1000G)を10枚渡す。
「はい!ハディ!」
「?」
と、メリスが何故か大銀貨を五枚、差し出してきた。
「ほら、前に私、勝手に貯蓄からお金出しちゃったでしょ?」
「……あぁ」
覚えてたのか、勝手に5000Gのブローチ買ったこと。
「だから、はい!」
「……いや、別にいいって」
「え?」
「結構前のことだしな、時効だ時効。
これから気をつけてくれればな」
「そ、そう……?」
っつーか、その金はメリスが手に入れたものだからな。
それを取り上げるようなマネはしたくないし……。
「それじゃ、レイラ!はい、2000G!」
「なんだ、早かったな。
俺は別に返すのいつでもいいんだけど」
「だったら早い方がいいでしょ?はい!」
……メリスって節約とかは苦手だけど、金の貸し借りなんかはしっかりしてるよな。
まぁ、グリーの教育の賜物、か?
「ねぇ、みんなラーメンのびちゃうよ?」
メリスが、俺達のラーメンを見ながら言う。
……しまった。
メリスの食べっぷりを見るあまり、すっかり忘れてた……。
「それじゃ、また来てくんな!!!」
「うん!!それじゃ!!!」
「だから、張り合わなくていいっての……」
一時間半後、俺達はなんとかラーメンを食べきり、ラーメン屋を後にした。
……グリーは結局半分ぐらいしか食べられなくて、残りはメリスが食べてたけど。
「だって、一時間以上待ってたら、小腹がすいちゃって」
「消化早すぎるだろ!!」
本当にこいつの胃袋は人の域を超えてやがる……。
「んで、これからどうする?
さすがにもう菓子は腹に入らねーぞ」
「私は大丈夫だよ!!」
「お前だけだ!!」
まだ食う気かこいつは!?
「う~ん……それじゃあ適当に歩きながら、雑貨屋とかお土産屋に行こうか」
「そうだな」
とりあえず、俺達は日が暮れるまで、この町を楽しんでおくことにした。
……別に、これが最後だなんて、思ってない。
絶対に、無事にこの町を守りきってやる!!
そのためにも、今はこの町を楽しんでおこう……。
……朝、グリーが言った言葉を思い出す。
『この町に愛着がわく』
……愛着なんて呼べるほどのものじゃないけど、これだけ楽しませてくれてるこの町に、恩返しぐらい、しないとな!
~サイドアウト~
日も落ちた午後六時……、チョコレート町のホテルの一室で、イア・ランディアは資料をながめていた。
……その顔は、決して穏やかではない。
「………」
コンコン……
「あ、はい!」
「失礼します」
イアが鍵を開けると、そこには銀髪の男が立っていた。
「あ、ロギさん」
「中将、作戦の打ち合わせに参りました」
「はい、どうぞ入って下さい」
無防備に部屋に入れようとするイアに、
銀髪の男、ロギ・シルムは心の中で呆れていた。
「………失礼します」
ため息をつきたくなる気持ちを抑え、中に入る。
「では、早速ですが、まず敵の情報から……」
「あの」
資料を取り出そうとするロギを、イアが言葉でさえぎる。
「何か?」
「……二人の時ぐらい、敬語はなしにして下さい」
「………」
ロギは、次は隠さずため息をついた。
「全く、いい加減に自分の地位を自覚したらどうだ?イア」
「でも、ロギさんも『准将』じゃないですか……」
「お前は『中将』だろう?二階級の差は大きい」
ロギは目の前の幼馴染に、容赦のない言い方をする。
勘違いする人がいるかもしれないが、この二人は恋仲ではない。
同じ故郷で育った、いわゆる幼馴染であり、歳も近いので親しい間柄だった。
「話を戻すぞ。
敵の情報だが、魔物の総数は215匹。
危険度C以上の魔物が70匹ほどいるらしい」
「………」
「ジェネラルドラゴンは群れの最後部に確認できたそうだ。
……まぁ、ジェネラルドラゴンを討った所で止まるものでもない。
予定通り、魔物の群れは殲滅する」
「………はい」
「……それで、冒険者はどの程度集まったんだ?」
ロギの質問に、イアは浮かない顔で答える。
「……45名、です」
「……何?
おかしいな、確かこの町の宿がほとんど埋まるほど、冒険者が集まってきたと聞いたんだが……」
「依頼の詳しい内容を知らずに来た人が大半だったようです。
……その人達は、明日の早朝には、この町から避難するでしょう……」
「……臆病者共が……」
イアの話に、ロギは心の中で舌打ちする。
何百人も集まってきたくせに、実際に依頼を受けたのはたった45人なのだ。
「……そういう意味では、この45人は、度胸だけはある、ということか。
……まぁ、ほとんどは力が伴っていないだろうがな」
「ロギさん、そんな言い方……」
「……イア」
眉をひそめるイアに、ロギは言った。
「明日の作戦、白兵戦では俺が先陣を切ろう」
「え?」
「弱い者が前に出た所で、死ぬだけだ。
ジェネラルドラゴンに立ち向かう度胸のある奴らならば……無駄死にさせるには、惜しい」
ロギの言葉に、イアは微笑む。
「……何だ」
「いえ、それでは細かい作戦の確認を……」
と、イアが言いかけたところで、
備え付けの電話が鳴りだした。
「構わない」
「すみません」
イアは一言断ってから、電話に出る。
「はい、イアですが……あ、マウロさん、……え、本当ですか?」
イアはうれしそうに声を上げる。
「はい、では!」
「………どうした?」
イアが電話を切ったのを見て、ロギが声をかける。
「ロギさん!」
イアはロギに、うれしそうに話した。
「三名、追加です!」
それを聞いて、ロギも、フッと笑みをこぼした。
「……足手まといにはならないのだろうな?」
「えぇっと……、D級が二人と、『魔導師』が一人です」
「……とんだ命知らずだな……」
ロギは呆れた様子を見せた。
「大丈夫です!私もがんばりますから!」
「……前には出るな。
いくらお前でも魔法使い、役割は後方支援だろう。
万が一お前にケガでもされたら、俺が隊長に殺される」
「……すみません」
しょんぼりと気を落とすイアを見て、ロギは付け加える。
「……だが、お前の力がなければ、こちら側に大きな被害がでるだろうな」
「ひ、被害なんて、出させません!!」
イアが目つきを鋭くして、言う。
「……そうだな。
お前には、それができるだけの力がある」
「……ふふっ、任せて下さい」
イアはロギに向かって、にっこりと笑う。
「では、作戦の詳細を確認する」
「はい!」
二人は机の上に資料を広げ、
明日の作戦について話し合いを始めた……。
サブタイトル失敗しました。
夕食じゃなくて昼食ですね……。
またまた新キャラが出てきましたが、
こいつの紹介も、イアと同じくこの章が終わってからです。
次回はついに、戦闘開始……予定です!