冒険者の設定
注意事項は「魔法の設定」と同じです。
ネタバレを含みます。
※2011/4/30 設定を少し変更しました。
『冒険者』
主に酒場で依頼を探し、
その依頼を解決することで生活費を得る者達。
そのほとんどが旅人であり、世界各地を放浪している。
冒険者になるには、各国の『国家資格』が必要なため、
冒険者=荒くれ者というより、
冒険者=エリート、という認識が一般的。
ただし、彼らはやはり豪快な者が多く、
依頼が終わったあかつきには、
酒場で飲み、暴れていることすらあるため、
冒険者=荒くれ者という認識が全くないわけではない。
冒険者には、全ての宿屋が割引きになるという特権がある、
この特権が、冒険者に旅人が多い理由の一つになっている。
ちなみに、C級以下の冒険者は半額、
B級は八割引き、
A級は無料(ただし、食事の分は八割引き)となる。
(宿によっては、
食事代を計算するのが困難、面倒などの理由により、
A級は完全に無料にしている所もある)
冒険者の連れは、資格を持っていなくても割引きを受けられるが、
その場合は級に関係なく半額となる。
ちなみに、世界中の冒険者、約50万人の内、
おおよその割合で、四割がE級、
三割がD級、二割がC級、
残り一割がB級で、
A級は150人前後(冒険者全体の約0.03%)しか存在しない。
「冒険者の昇格」
冒険者は例外なくE級から始まり、依頼を多く解決することで、
昇格審査を受ける権利を得る。
そのため、冒険者として地位を築くには、
実力や根気はもちろん、
良い依頼を受けられるかどうかの『運』が必要となる。
ちなみに、冒険者の試験に学力審査はないため、
冒険者は一般的にあまり学力はない。
その反面、世渡りがうまかったり、勘が鋭い者が多い。
「冒険者ギルド」
冒険者達を管理する組合の総称。
主に国家試験や昇格審査、
冒険者が狩った魔物の買い取りを行う。
一つの国に一つの本部と、四~六ほどの支部があり、
本部は基本的に国の首都に置かれる。
冒険者の試験は本部でなくとも受けられるが、
試験を受ける権利があるかどうか、
最終的な試験の合否の判断などは、全て本部で下される。
「冒険者の腕輪」
その名の通り、冒険者の証となる腕輪。
依頼や、宿屋で割引きを受ける際には、提示を求められる。
級によって腕輪が異なり、
Aは金、Bは銀、Cは銅、Dは鉄、Eはアルミでできていて、
級の文字が刻まれている。
また、冒険者は必ず、腕輪と『血の契約』を結んでおり、
契約者以外の者が腕輪をつけると、
拒否反応を起こし、勝手に腕から外れるようになっている。
これは、冒険者ではないものが腕輪を何らかの方法で手に入れ、
冒険者になりすますことを防ぐためである。
そのため、酒場や宿屋で提示する時は、
その前後に、腕輪をつけて見せなければならない。