春告げ鳥
現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。
感じたままを詠んでみました。
お気楽に味わってみてください。
先週の日曜日は降雪があったというのに、たった1週間で春のような日差しが。(この部分を描いていたのは2026/02/15)
三寒四温といいますが、そんな頃合いになったのでしょうか。如月、2月も中旬ですものね。春先のぽかぽかと暖かい日差しは、気持ちいいですね。芽吹く春の到来を感じられて、心もぽかぽか。
ベランダ栽培のばらたちも、日光を浴びて背伸びしているようです。
洗濯物も、気持ちよく乾きますし。
なんて油断していると、また冬に逆戻りするのね。はぁぁぁ。(翌週明けに本当に寒波が戻って来るとは!)
ただ気温の乱高下があると、わたしの体調が追い付かず苦労することになる(耐えろ!自律神経~~)ので、なるべくなら緩やかに移り変わっていただきたいのが本音なのですが。
暖かい日差しに息を吹き返す
蔓の先に小さなつぼみ
裏庭で春は何処とうぐいすが
待ちわびるのは吾だけにあらず
でも午後も3時を過ぎた頃からまた風は冬色になって、空気も冷たく冷えてくる。日中が暖かかった分だけ、風の冷たさが骨身に染みると云いますか。やっぱりお夕飯のおかずは温かいものがいいわ、とか考えちゃいますよね。
春告げ鳥、一般的にはウグイスを差します。
ホーホケキョ、の鳴き声でおなじみ。あの声を聴くとほんわか心癒されませんか。
春、キターー!って。(気分は織〇裕二)
美声を誇るウグイスでも、最初から上手に鳴けるわけではありません。喉につっかえたような「ホッケホケ」とか、「ホーケッキョ」とか、不様な鳴き声から始まって、練習を繰り返す内にあの美しい鳴き声にたどり着くのです。知っていました?
でもホーホケキョとさえずるのはオスだけなのだそうで、繁殖期のメスの気を引くためなんですって。イケボで歌うまな男子がモテるのは、人間だけじゃないようです。
ではホーホケキョとさえずるのは春だけなのかと思えばそうでもなく、あれは鳴き方の一つのパターンで、他に通称谷渡りと呼ばれる「ピピヨピヨピヨ」と聞こえる鳴き方もしているそうです。あと地鳴きと呼ばれる「チャッチャ」という鳴き声もあります。これは雄雌共通のようで、メスはさえずらないのね。
自然界では求婚のアピールはオスから、が主流なので。オスのパフォーマンスを観て、気に入ったら求愛を受け入れる。ラブコールの下手なオスは、本当にパートナーが見つからないらしいの。そりゃあ、若いオス君は、練習に熱が入るってものですね。wiki調べによれば、1日に1000回鳴くこともあるのだとか。誰が数えたんでしょうねぇ。婚活が大変なのも、人間と一緒。
何処も夫婦円満は、かかあ天下のようです。
そのウグイスですが、よく間違われるのがメジロ。
身体のあざやかな黄緑色から、ウグイスと間違える人が多いんですよね。なぜって?ウグイス餅の餡を包む求肥ときな粉の配色がメジロのからだに似ているから!
サイズ感も。(ウグイスの方が少し大きい)
脳内に刷り込まれちゃっているんですよね、あれで。
またウグイスは藪の中にいてなかなか姿を見せてくれませんが、メジロは椿などの花の蜜が好き(舌が人の使う筆のようになっていて、花蜜にさし込んで舌の先に含ませるようにして食べています)で、よくわたしたちの目の前に現れてくれるというのも一因なのかも。
実際のウグイスは結構地味な緑色(どちらかといえばスズメに似ている)で、あまり目立ちません。日差しに映える明るい緑黄色の小鳥、目の周りが白かったら、それはメジロです。
流れるような「チュルチュルチュル」という軽やかなさえずりや、「キュルキュルキュル」という控えめな地鳴きの声もかわいらしくてよいのですが。
春先の梅の枝にてさえずるは
誰より早い春の使者なり
このさえずりは「チュルチュルチュル」の方ですね。
万葉集や古今和歌集の中にも、春とウグイスの和歌はたくさんあるのですが、大抵「梅」や「春」とセットになっています。
梅の花散らまく惜しみ我が園の
竹の林にウグイス鳴くも
上は万葉集から、小監阿氏奥嶋(せうけんあじのおくしま)の詠んだ和歌。
古今和歌集からも、ひとつ。
うぐひすの 谷よりいづる 声なくは
春くることを 誰か知らまし
これは大江千里が詠んだものです。「おおえせんり」じゃありませんよ。「おおえのちさと」と読んでね。(ちなみに加純さんは「おおえせんり」の歌も好きである)
あああ、自分の作品と比べると、格の違いを感じる(当たり前である!)わぁぁぁ(涙)
今年、何処かで「ホーホケキョ」の声を聴きましたか?
ご来訪、ありがとうございます。
再来週には、もうひな祭り。桃の節句ですよ!
この間年が明けたと思ったら、もう3月です。「冬」じゃなくなってしまう!




