プリムラのつぼみ
現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。
感じたままを詠んでみました。
お気楽に味わってみてください。
初春の日差しを受けてプリムラの
白いつぼみが色づき笑う
昨年末、プリムラの苗を鉢に植え替え、玄関先に並べたのです。小さな鉢植え、なんですけれどね。
我が家の玄関周りはコンクリートの三和土なので、特に冬はとても寒々しく見えるのです。それをなんとかしたくって。
色はピンク。明るいピンクの花を付けた苗で、店先にたくさん並んでいた苗の中から「こっち、こっち」と呼ばれたのです。気のせい?ええ、そうでしょうとも。花にはお口はありませんもの。
でもね。おしゃべりするお口はありませんが、お花って語りかけて来るのですよ。
あなたが、耳を傾けさえすれば!
プリムラ、和名はサクラソウ。冬を代表する花のひとつです。
しかしプリムラと一言で片づけられなくて、この愛らしい花は古くから人々に愛され、それ故に品種改良が繰り返され、現在は多彩な種類があります。
花の色も赤色・ピンク色・黄色・オレンジ色・紫色・青色・白色・黒色と多彩。そして花色は、はっきりとしていて活気を感じられ、冬の冷たい空気に映えるビビットでブライトトーンな色。元気でフレッシュな印象です。
近年はパステルカラーやアンティーク風の色なんて変わり種も増えて、それはもう目移りしちゃう。開花期間が長くて姿が乱れにくく、葉姿が整っているのも良き。ローメンテナンスで長期の寄せ植えも楽しめますし、とりどりのプリムラを花壇に植えて、花色で絵や模様を描くこともできますね。
また花の中心部に「アイ」と呼ばれる、異なる色の模様が入る種類もあります。ウチの子はその種で、ビビットなピンクの花びらの中心部に、これまた目に覚めるような黄色が入ります。
次々と根元から花芽が立ちあがってくるのも、生命力を感じられて、観察していると元気をもらえます。
そして蕾を付けて、花開くのですが、ウチの子の花色は明るいピンクなのに花芽の時は白いの。そのまま白い花を咲かせて、次第に花色がピンク色に染まっていく。冬の貴重な日差しを吸収して、それをパワーに、花色に変えていくのかしら?
少しずつ色付いていく姿かわいい花たち、その変化も楽しくて!
冬に咲く花だから、たくましくっていいわ。
わたしが出会ったのはプリムラ・ポリアンサ。もうひとつ小ぶりな花をつけるプリムラ・ジュリアンという品種も広く知られていますが、ポリアンサの方が大きな花をつけるので存在感があります。
玄関先に飾る予定でいたので、花形大き目で、存在感のあるポリアンサを選びました。加えてピンク色という、色の持つ華やかさもあるのでしょう。
わたくしごとですが。
今年はハッピーな年にしたいのです、絶対!
その意気込みが、お花の選別にも出たのよね。きっと。
本当にぱぁーっと、コンクリートの灰色の冷たさを弾き飛ばしてしまうような鮮やかさ。なるほど。「こっち、こっち」と、花がわたしを呼ぶわけです。玄関のドアを開けるたびに、目を奪われちゃうんですもの。
プリムラという音の持つ軽やかさ、サクラソウという名前の愛らしさといい、春を呼ぶ花ですよね。そしてウチの子は鮮やかなアザレアピンク色。
幸運を招いてくれそうな花だと思いませんか?
ご来訪、ありがとうございます。
年開けて、冬季の短歌を詠むシリーズを始めてみようかと思いました。
暦的には新春ですから、春なんですけれどね。でも、まだこれからが冬本番ですし。
年が明けて気分も変わったことですし、いつものごとく、ゆるゆると身の回りの花と季節を見つけていこうと思います。
お付き合いいただければ幸いです。




