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エッセイ

「また読みに来ます」いや、あなた読んでないよね?

作者: 刻田みのり

 ぽやぽやっとしつつ創作活動をしていた頃のお話です。


 ある日、私の作品の応援コメントにこんな書き込みがされていました。


「また読みに来ます」


 当時の私はまだウェブでの創作に慣れていなかったのもあり交流もそれなりにしていました。


 でも、送り主は知らない人です。


 一応ユーザーのプロフィールを確認するとどうやら作者らしいとわかりました。


 でも知らない作者です。


 当然交流なんてしていません。つーかこの人の作品読んだことすらないです。


 そして、謎の応援コメント。


「また読みに来ます」


 作品の内容には一切触れていません。面白いもつまらないもないです。


 ただ次の来訪を予告するかのように短い一文を残しています。


 当時はめっちゃ対処に困ったものです。


「あ、うん、そうなんだ。へぇ、じゃあ次はもうちょい作品の感想とかもしてくれる?」


 とか返信してあげたら良かったんですけどねぇ。ほら、私って気弱じゃん。


 無難に「コメントありがとうございます」て書いておきましたよ。


 まだスルーなんてスキルは身に付いてなかったですし。今はもちろんありますよ。


 たぶんこんなん来たらなろうスタンド「ブロックあーんどミュート」が炸裂しますね。


 なろうユーザーならおそらく誰でも使える安心便利ななろうスタンドです♪


 能力は「ブロック機能とミュート機能」ですね。いやスタンド能力でも何でもないだろってつっこみが来そうですが。


 まぁこのあたりはお遊びなんで見逃してください。


 で。


 よく考えなくてもあの「また読みに来ます」て読んでないんですよね。


 まず間違いなく「おいらも読んだ(ページを踏んだ)んだから君もおいらの作品読んでよ」て言いたいんでしょう。


 実際に読んだかどうかはともかく痕跡を残したのですから本人的には「読んだ」ってことになるのでしょうね。内容とか微塵も理解してないんでしょうけど。


 ひょっとするとお返し読みだけでなく評価とかレビューとかも期待しているのかもしれません。


「くれくれ読め読め相互しろ」さんですね。


 いやぁ、あんなんでお返しとかしてもらえると思ってるんですかねぇ。ぷーくすくす。


 この作者さん今はどうしているか知りませんが未だにあんなことしていたらもう(自主規制)ですね。可哀想に。くすくす。


 あの作者さんが強く生きておられることを祈り……まあ別にどうでもいいか。


 ではでは!

 

 

 


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