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第2章 君と過ごした春

 4月12日。

 僕は、黒沢駅で優愛のことを待っていた。

 緊張しすぎて、少し早く着いてしまった。

 今日は結構、オシャレもしたつもりだ。

「あ!宵く〜ん!」

 優愛が僕を見つけて、名前を呼びながら走ってきた。

 優愛の服はとってもオシャレで、ピンクと白を基調とした服で、フリフリした可愛い服だった。

 僕は黒を基調とした少しホストを思わせるような格好だった。

 ...僕の偏見だが、

「宵くんお待たせ〜!」

「ん、おはよう」

「おはよ〜!」

「...宵くんらしい服!」

「...なに、どういう意味?」

「似合ってる!っていう意味!」

「...ありがと」

「ん〜??小さくて聞こえなかったな〜もう1回言ってくれるかな〜?」

「もう...!」

 僕は照れてそっぽを向いてしまった。今日も今日とて、優愛は可愛い。

「ほら、ホーム行こ」

「うん!」

 僕らは二人揃ってホームに入った。

「...ね、私の服はどう?」

 彼女が下を向いて、僕と目を合わせずに、長い黒髪を風になびかせていた。

「可愛いよ、本当に」

「...!」

 優愛はパッと顔を上げて、僕と目を合わせた。少し、頬を紅潮させながら。

「軽々しく言っちゃダメだよ...?そーいうこと」

「...本当に可愛いと思ってる人にしか言わないよ」

 だって、優愛はその服が多分世界一という程似合っているから。

「も〜...!」

 優愛はパッと目を離して、もう一度下を向いた。きっと、照れ隠しなのだろう。頬がガッツリ紅潮してるのがちらっと見える。

「あ、電車きたよ」

「わかってます〜!」

 彼女は目を合わせてくれて、べ〜っと舌を出した。とっても可愛かった。

 僕達は電車に乗り、電車に揺られながら、水城駅までの道をゆっくり進んだ。

『次の駅は水城駅〜水城駅です。お降りのお客様は、お出口左側でお待ちください。』

 気づいたら、次の駅が水城駅になっていた。隣の彼女は気持ちよさそうに寝息をたてていた。

「優愛、優愛もう水城駅だよ」

「ん...ん!やった!」

 起きながら歓喜する人初めて見た。起きてから歓喜する人なら見たことあるけど、起きながらは新しい人種だ。

 プシュ〜ッとドアが開く音がして、僕たちは電車をおりた。

「ん〜!都会だ!!」

「同じ県だけど...」

 僕にとっては、僕たちが住んでる町も、こっちの町も、特に変わらない気がする。けど、彼女は感受性が豊かなのか、都会に感じるらしい。

「都会だよ!ほら!行くよ!」

「あ、うん」

 彼女に腕を引っ張られ、少し転びそうになりながらも僕らは駅を出た。

「...!」

 駅の外に出てみたら、心外にも意外と都会だった。

 ショッピンモールが多く立ち並び、人が多い。僕が考える都会を具現化したような都会だった。

「ふふん!都会でしょ?」

「...確かにね」

 優愛が自信満々な顔をして、問いかけてくるから、可愛いと思いながら答えた。

「ここから、道なりに行けば目的地に着くから、歩くよ〜!」

「はい...」

 運動不足の引きこもり。の僕にとっては結構きつい話だ。と思いながらも、優愛と話しながら歩いていると全然キツくなかったし、むしろ楽しかったし時間が早く感じた。

「着いた〜!」

 春なのに、外は暑く空気が少し湿っている感じがした。

 それと比べて、店内に入ると涼しい風で体がすぅーっと冷たくなっていくのを感じた。

「涼し〜!!」

 優愛は相変わらずテンションが高い。

 僕らはまず、ひと休憩のためにカフェに行った。冷たいレモネードを1口口に含むとレモンの爽やかさと冷たさで体がさらに涼しくなるのを感じた。そして、彼女と行くところを相談して、1階からとりあえず順番に回るという結果に至った。1階は服屋さんや食品店が多く、彼女が「あそこの料理食べたい!」などと見る店、見る店で言うため、意外と目立ってた。2階は雑貨店や本屋が多く、本を少し見たくなって、僕が少し寄った。3階はカプセルトイコーナーが多くあり、ゲームセンター、あとはフードコートがあった。

「ふぅ!よく見たよく見た!!」

「なんか、よく食べたよく食べたみたいに言うね」

「へへ!」

「誇らしげだけどなんも褒めてないからね?」

 僕らは1階に戻り、さっきとは違うカフェで小さい休憩を取った。

 そこの店はクッキーが売りらしく、彼女は僕に注文を任せてきて、「宵くんのオススメで!」とキメ顔をかましてきた。

 僕はレジに行き、注文をした。

「チョコチップクッキー~牛乳を添えて~を2つお願いします」

「はい!この商品なんですが、クッキーを牛乳に浸して食べていただいても美味しいです!」

「そうなんですね、ありがとうございます」

 僕は商品を2つ受け取って、優愛がひとりで待っている席に向かった。

 席の近くでは、僕の学校よりも偏差値が低い学校の制服を着た高校生がウロウロしていた。

「お、ここの席空いてね?」

「えっと...荷物、置いてない?」

「ん〜、微妙だな〜 」

  僕は急いで席へ戻り、高校生達に話しかけた。

「すいません、ここ僕らが使おうと思ってた席なんです」

「ぁ、そうだったんですね...すみません」

「ん、お兄さんすんません!」

「...ねーねー、お兄さん」

 1人、髪色がピンクで、黒のメッシュが入ってるお兄さんが話しかけてきた。

「ごめん、失礼なんですけど、なんで2つ?お兄さん1人じゃん、少食っぽそうだし...1人でそんな食べる?」

「...え、?」

 僕は優愛が座ってた方向を向くと、優愛が座ってた方向に荷物だけが置いてあって、優愛自身はいなかった。

「...えっと、お手洗い行ったのかな...さっきまでいたんだけど...」

 本当にさっきまではいた。というか、直近まではいた。

「ふぅん?まぁ、責めてる訳じゃないから気にしないでね!ばいば〜い!」

 高校生達はおじぎをしながら去っていった。

「...どこいったんだろ、」

 僕は疑問に思いながら、席に座って、優愛を待っていたら、優愛がすぐに帰ってきた。

「宵くん!ごめん!お手洗い行ってた!」

「ん、大丈夫だよ」

 僕は思った疑問を口にしなかった。話題に出して嫌われたくはないし、触れちゃいけない話題かもだし。

「ん!おいしそ〜!!」

「そうだね、ぁ。この商品、クッキーを牛乳に浸して食べても美味しいらしいよ!」

「え!そうなの!?浸して食べてみよぉ〜!」

 牛乳にクッキーの先を少し浸して、彼女は口

  にしていた。

「ん!美味しい!けど、そのままでも美味しい」

 彼女はぱぁっと笑ったあと、キメ顔をし

 てこっちにグッドサインを向けてきた。何がグッドなんだかと心の中で笑ってしまった。

 僕らは休憩を終え、カフェから出て次どこへ行くか話していたら遠くに春がいるのが見えた。

「あ、春だ」

 僕が気づいて口にした直後、春もこちらに気づいたようで、満面の笑みで小走りでこちらにやってきた。

「あ、宵くん、あの子友達?」

「うん、そうだよ」

「...邪魔ならないようあそこのカプセルトイ見てるね!」

「うん、わかった」

 別にいいのに。と内心思いつつ、優愛なりの気遣いを受け取っておくとにした。

 そんなことを考えていたら、春がいつの間にかもうすぐそこに居た。

「宵!奇遇だね〜!!」

「春、久しぶり」

「久しぶりと言っても昨日遊んだけどね〜」

「そうだね」

 互いに笑い合いながら、会話を続けた。

 そしたら、春が急に「あ、そうだそうだ」と本題があるかのように話を切り出した。

「宵、1人なのぉ〜?家族さんとかは?」

「あぁ、さっきまで友達といたんだけど邪魔にならない様にってあそこのカプセルトイ見に行ったよ」

 春はキョトンとした顔をして、心底不思議そうな顔をした。

「あれ〜?宵に気づいた時、見えなかったからてっきり1人なのかと」

「あれ?そうだったんだ」

 春が気づいたタイミング、優愛はまだ僕の隣にいたはずだ。物陰に隠れていて見えなかった?

 そういうことなら、納得出来るかもだけど...

「ん〜、まぁ楽しんでね〜!僕ともまた遊んでね!!」

「ん、またな」

 僕は春と別れを告げたあと、優愛が見ているカプセルトイコーナーに向かった。

 カプセルトイコーナーはアニメキャラのグッズや、あの有名なシャーペンなどをミニチュア化したものなど、様々なものがあった。

 ブラブラしながら優愛を探していたら、優愛は1つのカプセルトイに夢中になっていた。

「優愛、ごめんね、話し終わったよ」

「ん!宵くんおかえり!」

「このカプセルトイ欲しいの?」

 優愛が見ていたカプセルトイは、僕が優愛に送ったことあるスタンプの猫のキャラクターだった。

「ん〜、私が欲しいっていうか、宵くんにあげたいって思って」

 優愛...もとい、好きな人からそんなことを言われたら、僕はどんな顔をすればいいのだろう。そんなこと言われたら、流石ににやけてしまいそうだ。

「...ありがと、だけど、自分の分は自分で買うよ」

「ん〜、でも付き合ってもらったお礼!300円だし、いいよいいよ!」

「...ん〜、じゃあいい?ありがとう」

 その言葉を聞いた瞬間、優愛の顔がぱぁっと明るくなって、100円を3枚投入し、ハンドルをガチャガチャと回した。

「ん!出たよ〜!!」

 優愛はカプセルのキャラクターをキラキラした目で僕に差し出した。

「ありがと...!これ、僕の1番好きなキャラクター!!」

「え!当たった!?」

 優愛が運良く引いてくれたカプセルは猫のキャラクターの中で僕が1番好きなキャラクターだった。

「やっと、笑ってくれた」

 優愛はなにかにほっとしたような顔をして、なにか呟いたが、僕にはよく聞こえなかった。

「ん?なんか言った?」

「ん〜ん?よかった〜って!」

「んひひ、ありがとう」

 僕らはその後フラフラ館内を歩いていたら、お昼にしようという時間になったから、フードコートに向かった。

「ん〜、私宵くんと同じのがいいな、頼んでもらってもいい??」

「別にいいよ、さっきの借りも返さなくちゃだし」

「ありがと〜!!感謝感謝」

 優愛はペコペコしながら、僕と自分の荷物を席において、1人座っていた。

 あんな、可愛い子が1人で座っていたらナンパとかが不安だが、まぁ、大丈夫だろうと自分の心を落ち着かせて列に並んだ。

「えっと...チーズINハンバーグをふたつ下さい」

「かしこまりました、ドリンクなどお付けしますか?」

「あ、大丈夫です」

「かしこまりました、失礼しました、このベルが鳴ったらお取りに来てください」

「はい、ありがとうございます」

 僕はお金を払って、優愛のいる席へ戻った。

「ただいま」

「おかえり!」

 僕らはその後、最近ハマってるもの、将来の夢など小さな雑談をして、ベルが鳴ったら商品を受け取りに行って、食べて、また館内を歩き出した。

「ん〜、これといって行きたい場所ないんだよね〜...」

「え?そうなの?」

「ただ、宵くんと一緒にお出かけしたくって...ショッピングしか...思いつかなくて...」

「...あはは!何それ、かわいい」

 僕は心の底から笑って、優愛のことを本心で褒めた。

 本当、可愛いなぁ。大好きだ。

「...可愛いとか...軽く言わないっ...!」

 優愛の頬が少し紅潮していた。

「...でも、本当に思ったんだよ?」

 優愛の顔がみるみる赤くなっていくのを凝視した。

 本当に可愛い。

 その後は少し2人ともドギマギしながらも、館内を歩き回り駅へ向かう時間になった。

 駅に着いた後、電車に揺られながら僕らの街へ帰った。電車に揺られてる間、優愛は僕の肩に顔を乗せて身を任せてくれた。

 僕はこれで、優愛には会えなくなるのかなと少し寂しい気持ちになりながら電車に揺られた。

『次の駅は黒沢駅〜黒沢駅、お降りの方はお出口右側でお待ちください』

 僕らの別れを告げるアナウンスが鳴った。

 僕の肩で気持ちそうに寝息をたてている彼女の肩をトントンと軽く叩いた。

「ん〜...あと3分...」

「いや、もう着くから」

「ん、んー...!」

 優愛は軽く伸びをしながら席を立った。

 僕は少し優愛の背中を眺めた。

「...あのさ、次遊ぶ日を決めたいの」

 優愛は僕の方を振り向かずに静かな車内に響き渡る様な声で言った。

「...僕はいつでもいいよ」

「んはは、宵くん友達いなさそうだもんね」

「失礼だね」

「...私は、」

 優愛が聞こえそうで聞こえない声の大きさでなにかを口にした。

「...どうしたの、」

 少し、優愛の様子がおかしい気がして僕が優愛に問いかけると優愛は僕の方を振り向いて、次の予定を「4月20日でお願い!」と笑顔を見せてくれた。

「ちょっと、間空いちゃうけど寂しがらないでよね」

 今僕に姿を見せてる優愛は本当に優愛なのだろうか、いや、姿形は優愛だが、中身...が、中学の頃の優愛では無い。

「んひひ、なんでもない、ほら、電車着いたよ?降りよ!」

 優愛はいつもの調子に戻って電車を降りた。

 僕は呆然としながらも電車を降りた。

「ん〜、ごめんね、今日は、ありがとう!じゃ、4月20日にこの予定でまた会おうね!」

 僕は何も返事ができないまま、会話が終わった。

 やっぱり、優愛は少しおかしい。

 それでも、その疑問を避けていくように僕は過ごしていたのだろう。きっと、いつか、触れなくちゃなんだろうな。

 そんなことを考えながら僕はゆっくり帰宅した。

 4月20日。

 僕は優愛より先に駅に着いて、優愛を待っていた。

 12日から20日までの8日間は全く優愛に会わなかった。

 いつもの時間になら公園にいるかもと思って、公園に毎日向かったが、来た日は1日もなかった。

「優愛、」

 僕はあの日から優愛とはメッセージでも会話を交わしていない。

 気まずさが残ったまま今日という日を迎えてしまった。

 ピロンッ。

 色々悶々と考えていたら、メッセージアプリの通知音が響いた。

「ん、?」

 少し不安に思いながらメッセージアプリを開くと、「ごめん!急用が出来て行けなくなっちゃった!本当ごめん!」とメッセージが来ていた。

「...ドタキャン、」

 気まずさが残っていたからだろうか、なんでか分からないが、僕は落胆しながら帰路をたどった。

「...え!凄い!私も好きなんだ!」

「...え、?」

 聞き馴染みのある声が聞こえて振り向いたら、桜が葉桜になりかけている公園の中で優愛が、男に声をかけていた。

「ゆあ...」

 つい、口から言葉がこぼれ落ちた。

 僕は優愛に気づかないようその場を後にした。

 家に帰ったら、何よりも先に自分の部屋のベッドに身を投げ出した。

「はは、ははははははは」

 乾いた笑いが自然とこぼれおちていた。

 優愛は、僕以外の男と会うためにドタキャンした。

 その事実が今でも頭を痛ませてきた。

 僕はその日から家から出ないようになった。

 優愛の顔を見たくなかった。

 誰とも話したくなかった。


 だって、好きな人に裏切られたんだから。



 4月26日。

「宵、入っていい?」

「...」

「入るわね」

 沈黙が肯定だと受け入れられたのだろう。母は僕の返事を聞くことなく部屋に入ってきた。

「なによ、あんたひっどい顔して」

 自分の息子に言うセリフか?というセリフを母は僕に投げかけてきた。

「20日からあんた様子おかしいわよ、なんで外に出なくなったの、なんで笑顔が無くなったの」

「お母さんに関係ないんだけど」

 バチンッと乾いた音が部屋に響いた。

「...お前は...宵は私の息子よ?なんでそんな顔をするの?なにか後悔してることがあるような顔だわ。なんで何かを後悔してるの?早く、後悔しないようにしてきなさい。」

「...」

 母のビンタでやっと気づいた。

 なんで、僕は渋っていたのだろう。あぁ、やっと気づいた。僕がやりたいと思ってること。

「ごめん、外出てくる」

「あい、行ってらっしゃい」

 僕は道を駆け出した。

 優愛に会えるかは分からない。優愛がそこに居るかは分からない。

 だけど、それでも、微かな希望にかけて走るんだ。足を必死に動かして。

「着いた...!」

 僕は優愛と初めて会った公園の葉桜の下に立った。

 優愛はそこにはいなかった。

 タイミングが合うわけないか...と少し落胆しながら振り向いたら、後ろに予想外の人物が立っていた。

「よ、いくん...」

「優愛...」

 彼女の顔は絶望と驚きに満ちた顔をしていた。

「どしたの...?」

「優愛に会えるかな...って思って」

「...」

「ねぇ、優愛聞いて」

「...」

 僕は勇気をだして優愛に本当の気持ちを打ち明けようとした。

「優愛、僕は君のことが______。」

「やめてよ...」

 優愛がその勇気を途中で止めた。

 後悔するような悲しいような声で、僕に言った。

「いっそ、宵くんが私のこと最初から嫌いだったらよかったのに」

 優愛は意味がわからないことをブツブツ言い続けた。

「...優愛?どうしたの?」

「...宵くん嘘だと思うだろうけど、しっかり聞いてね?」




  その後、優愛は本当に衝撃的なことを言った。






「私ね、実は()()()()からもう死んでるんだ。」

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