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10/11

7:58 PM


               ―2P WIN!―


 天が動揺している間に最初の試合を制する。ただでさえ下手になっているのに、そこへ動揺デバフまでかかっているのだ。とても経験者を名乗れない、醜態とも言えるプレイングを披露していた。

 これでは初心者の暴れの方が怖いくらいだ。

 しかもプレイ中に攻撃の割り込みを受けたり、致命的な一撃を喰らえば「あわっ」とか「ぐぅ」などの断末魔が漏れてた。天は元々感情が口に出やすいタイプ。つまり、かなり素に近づいていることが窺える。


「よーし、次行っか」

「ちょっ、ちょっと待って!」


 2Pは再戦を選択してあるのだが、天が待ったをかけてくる。しかし待つつもりはない。視線は画面だけを見つめ、ただただ無心に再戦を選択のところで決定とキャンセルを繰り返すのみ。

 ちょっとファンタジーなサウンドエフェクト2種が交互に、しかも高速で鳴り響く。俺の横では天が懸命に訴えかけて来るが、聞こえないフリを貫いた。

 しばらくするとそんな俺の様子に観念したのか天は黙り込む。そして、おもむろに立ち上がると「すぐ戻る」と、だけ残して部屋を出ていった。

 流石にやりすぎたかと、反省をし――――


「おまたせ」

「早いな!?」


 いつの間にか戻った天がドアの前で佇んでいた。若干肩で息をしている辺り急いで動いたのだろう。

 天は怒って部屋を出て行ったものだと想像したのだが、どうやら違ったらしい。

 いや、確かに怒らせているのは間違いないのだが、拗ねて退室しただけではなかったようだ。その手に抱えているものを見て考えを改める。


「……やっと本気を出すようだな」


 そう、天はついにアケコンを引っ張り出してきたのだ。つまり、これからが本領発揮だと言いたいらしい。そして先程と同じように俺の隣へ並ぶ形で座った。


「次は絶対負けない」


 天はこの強気な発言をフラグで終わらせず、続いての試合を制する。ラウンドでなく試合そのものを俺が落としたのは今日初めてだ。

 その顔を見ればどうだ、と言わんばかりの不敵な笑みを浮かべている。しかし、続く試合を俺がストレートで取ったことで、そんな表情はあっという間に消え去った。確かに動きは良くなったが、それでもまだ足りない。

 1-2で俺のリードは以前揺るがず。


「楽しみだなー、えっぐいスリット」


 確実な勝利を手に入れるため、試合の間でも追撃の手を休めない。言葉でもさらに天を追い詰める。メリッサと言えばかなり際どいスリットと背中が大胆に開いた衣装だ。

 ベースが魔女キャラなので、暗い色を基調にチャイナ服のエッチなところを組み合わせたデザインとなる。

 結構有名なため、コスプレ専門店のネット通販辺りで入手は可能な筈。必要になったら当然俺持ちで買おう。

 そんなドスケベ魔女、当然みんな好きに決まってる。しかし対戦で使用するには操作に癖がある玄人向けキャラのため遊び以外では気軽に使えない。

 さて、挑発を入れてみたが天の様子はどうだろうか。横目で確認すると、潤んだ瞳と視線が合う。一瞬ドキッとするが、先に食らった程の強いパンチはない。意識して目線を逸らすなど露骨なリアクションを出すことなく済んだ。


「なんだよ?」

「やっぱりさっきの約束、取り消しちゃダメかな……?」

「約束は約束だからな」


 そんな不安そうな庇護欲を誘う表情で言っても無駄だ。


「……だめ?」

「ダメー」


 甘えるような声出しても効かねえ。


 いや嘘ついた、効いてるわ。がっつり重症だよ。よく今、軽口を叩くテンションで返せたな。勲章物だぞ、俺。

 会って最初に抱いたのは清楚なイメージだった。その後も言葉遣いに料理の出来るところから家庭的で大人しく、絵に描いたお淑やかな女の子という像が出来ていた。

 そして、部屋に誘ったりボディタッチをしたり、挙句に自ら肌を見せてくる男を殺すような魔性具合。この時点で一つの属性として既に完成している。

 にも関わらず、さらに甘えん坊な面を出すのはギャップで殺しにかかってきているとしか言いようがない。

 というかTSっ娘の親友に逢えると思ってた俺からしたら初手10割のギャップ攻撃を受けているようなものだった。


「けち……」


 くっ、……ッ、からのこれだ……! 唇を尖らせてぷいっと視線を逸らす。さっきの口調が崩れた時からだが、この子供っぽさのギャップまで見せてくるのはあまりに卑怯。

 いや、口調が崩れているのは素に近づいている証拠だから一周回った属性でぶん殴られてるのか?

 というか、今の「けち……」を俺は堪えきれたか? まさか、顔に出てはなかっただろうか。ヤベェ自分の状態が分からねえ。

 息つく間のないかわいさの連撃に心が保たない。精神的動揺による操作ミスを起こす前に早く勝負をつけなければ。

 再戦を選択する。もっと余裕のあるところを見せよう。我慢しろ。




               ―2P WIN!―


 ヤバいヤバいヤバい……! 現在進行形で窮地に立たされている。アケコンへ変えたにも関わらず戦果に大きな変化は起こらず、先程の勢いで返事をしてしまった口約束はクーリングオフが使えず。

 そして、苦し紛れにぶち込んだ甘えた声のお願いに拗ねた口調は反応を見るに焼け石に水。晴樹からの動揺は見られなかった。

 このままでは負けてしまう。負ければメリッサのコスプレをすることになるわけで、幾らメス堕ちを回避出来たとしてもメリッサのコスプレをしたらダメだろ。

 学祭のネタで選ばれる女装の衣装とはレベルが違い、着ればネタの範疇に収まらない。

 成人指定がないとはいえ、女の性を意識したドスケベ衣装は男としての尊厳を失ってしまう。

 現在1-3で負け越している。この試合を落とせば後がなくなる。絶対に取らなければ。


「突然ですが、メリッサのスリット大好き高校の校歌を歌います」


 俺の気を知らず……いや、知ってて敢えてやってるな。

 晴樹はいきなりこちらを煽るように突然トチ狂ったかのような歌を歌い出した。先程からの態度や返事といい、完全に手玉に取られてる。

 がああああ!!!! この『ギリギリのライン〜♪』余裕がすっ『剥き出しの太もも〜♪』げームカつくぅぅ『我らの〜横から覗く尻〜♪』ぅッ!!


 ……落ち着け、冷静になれ俺。

 まだ勝敗は喫していないのだから、諦めるにはまだ早い。だが、このままでは敗北は必至。何か晴樹の隙を作るような、不意を突く策が必要だ。

 幸い、現状俺の体力は残り4割で晴樹の体力は1割。このまま行けば、このラウンドは取れそうである。

 ――――って


「あっ……」


 うっわ、そんなこと考えてたら割り込み食らった。このまま壁際まで運ばれて4割削られるパターンだ。いーや、これは痛いぞ……

 晴樹は淡々とコンボを続けていく。当然落とす気配はない。あー、このラウンド落としたかなぁ……

 そしてここで浮かしてから目押しで超必を決めて――――


「あんっ、やめっ……!」


 ……えっ!?


 お、落とした!? いや、動揺するな。このチャンスを拾え。

 超必を外して隙だらけの晴樹のキャラに攻撃を入れて体力を削り切る。


               ―K.O―


 よしっ、なんか知らんが晴樹のミスのおかげでラウンド取ったぞ! 儲けだ儲け。余裕ぶっこいて歌なんか歌ってるからだ、ざまーみろ。

 余裕の煽り入れた上での敗北なんて恥ずかしいことこの上ない。そんな阿呆の面を見物するために隣を見やる。すると、ガッツリ目があって驚いてしまう。

 しかも想像と違って何かこちらを探るような、訝しげな目線を送っていた。いや、そんな目で見られても不正は何もやってないからな。

 なんというかもっと恥ずかしがったり、悔しがってる顔を想像していたんだが。煽り返してやろうと思ったのに、そんな気分ではなくなってしまう。

 まあ良い、この勢いのまま次のラウンドも勝ってこの試合を取るぞ。

 しかし、そう思い通りにはいかず、第二ラウンドは晴樹に取られる。今回は先程のように煽りを入れたりふざけた態度は見せなかった。

 それにも関わらず、第1ラウンドと似た不自然なコンボミスがあった。その影響でギリギリの良い勝負になる。

 別にこの難易度のコンボは今日だけで何回も決めていた。それでも今回、2ラウンド立て続けにミスをした。

 既に俺は、もしかしたら……と当たりをつけていることが一つある。しかし、それが本当に原因なのか些か信じられずにいる。

 それは何故か、その理由はあまりにもバカバカしいからだ。しかし、今はそれしか光明がないのも事実。そんな頼りのない蜘蛛の糸だろうと縋り付くしかないのだ。

 そして、始まる最終ラウンド。勝負は互いにダメージを与えている良い展開になっていた。

 くっ、晴樹のガードが堅い。ここは上手くめくりでガードを破る。ジャンプしてっーーーー

 うわ、今のに反応して昇竜挟まれた!? いや、完璧に読まれてたのか……? そういう、人読みとかマジでやめて貰っていいっすか。

 って、そこからコンボに入るルートあんの!?

 マズいって、このままゲージ全部吐かれたらそのままK.Oもあり得る。

 だが、浮かし攻撃が入った。ということは……

 ここだ!


「んっ、やんっ……!」


 スカッ


 ホントに落としたぞ!?

 よしイケる、このチャンスを生かせ! 俺は無防備の晴樹のキャラに攻撃を当て、コンボを決める。そして〆に超必殺技までしっかり当てることに成功。勝ち確の処刑用BGMが流れている。


               ―1P WIN!―


「よし!」


 まさかの逆転勝利に喜びが隠せない。2-3でまだ負けてはいるが、これは大きな価値を持った勝利だ。単純に勝ちを稼げたのもそうだが、晴樹のコンボミスの理由が判明したことが何よりデカい。

 そう、晴樹のコンボミスの理由。それは――――


 自分でも無意識にちょっとエッチな声を出してたことだ。


 そんな、まさかとは思った。しかし、その声が出てしまったタイミングで攻撃を外しているのだからそう考えるしかない。

 そしてさっきは気付かなかったが、改めて晴樹を観察すると耳が赤くなっている。出来事を裏付ける証拠にはなるだろう。

 しかし、驚いたりリアクションするたびに声が出る方だと自覚はあったが、まさか絶体絶命のピンチで喘いでしまうとは。

 男に戻ったら気をつけよう……

 その後、出来た流れと作戦によって立て続けに試合を取る。一度は4-3で晴樹相手にリードもしたが、次第にスケベボイスにも耐性が出来たのか対応されてしまい4-4のイーブンになる。

 最終戦、晴樹に1ラウンド目を取られたがかなりの接戦だった。此方もこの身体での格ゲーに慣れてきて、今までの中で1番動けているという自覚がある。

 もう小細工は通用しない。それは先程の試合の中で確認済みだし、頼る必要もない。後はただ純粋なプレイスキルで勝つのみッ!

 極限の集中状態が続く。その時、そんな集中状態が晴樹の次の行動を予測し、未来を視るという奇跡を生む。

 まさに1ドット、1F単位を読み切ったように感じる程、完璧な差し込みを決めて第2ラウンドの勝利を掴み取る。


 晴樹が油断していたわけでもなく、


 ましてや俺が姑息な盤外戦術に頼ったわけでもなく、


 正面から正々堂々と打ち破ったのだ。


 歓喜、熱狂、そんな気分に心を、そして身体が突き動かされる。


 俺は勢いよく両の握り拳を天へと突き上げた。


「やったあああああ!!!」


 パチンッ








 ……ん?

 ??? 今のは何の音だ。唐突に耳に届いた音に疑問を持つ。そして続いた疑問が、胸を支える力が減ったこと。その二つの出来事により、勝利によって昂った感情から一瞬で冷静さを取り戻す。

 いや、まさかと首を振る。こんなことあり得るのだろうか、と。しかし、自分の身体は正しく感覚を伝えてくれる。


 後に海実から聞かされたことだが、ブラのホックが上だけ外側に曲がって居たらしい。おそらくだが、つけた時点でホックを片方しか止めてなかった。そのせいで負荷がかかり、簡単に外れてしまったのだろうという考察だった。

 よく考えれば俺は初めてブラを付けるし、海実も時間がなくて気付かなかったのだろう。


(胸とブラの間に空間が出来てる? というかブラが壊れ、た……?)


 かぁぁぁ、と顔に熱が昇ってくる。ヤバい、なんだこの感覚。

 今まで付けていても全然意識してなかったし、付けるときも割り切って我慢すれば無視できた。

 だというのに外れているという特殊な状態のせいで、嫌でもブラに対しての意識が大きくなってしまう。そのせいで男の自分がブラジャーをつけているという事実に羞恥心をはっきりと刺激されてしまった。


(なんだよ、今まで何ともなかったのに……ッ、今更になって恥ずかしくなってくんなよッ!!)


 ふと、晴樹へと視線を移せば気まずそうな表情で顔を赤くしながら自分のことを見つめていた。ガッツポーズのまま固まっていた身体は、その様子から思わず守るように胸を腕で隠した。


(気付いた!?!? 気付いてない!?!? どっちだ??? やめろ、そんな変態を見るような目で俺を見るなっ!!!)


 客観的に見れば見た目は女性だからブラをつけていても変態でなければおかしくもない。しかし、冷静でない今は主観でしかものを考えられなかった。

 羞恥で身体は熱を帯びて意識はより胸へと、そしてさらに敏感な箇所へと集中してしまう。感覚器としての機能をより発揮出来るよう血が充ちていく。

 その未知の感覚のせいで思考がごちゃごちゃになっていたのだが、待ってはくれない存在があった。


               ―FIGHT!―


 それはゲームだった。

 晴樹は開始のコールに気付くと急いで画面へと顔を向ける。

 俺もその様子にハッとなるが手はコントローラーではなく、胸を抑えていたためまったく準備が出来ていなかった。慌ててコントローラーへと手を伸ばし応戦し始めるが、既に何発か食らった後だ。

 しかし、時間の経過は少ないため挽回は出来なくもない。そう思っていたのだが、ここで思いもよらぬ邪魔者が入る。


「っ、んぁ……ッ♡」


 自分の中から生まれた甘い声に驚く。演技とはまるで違う嬌声。

 別に今の局面で声を出す必要性はなかった。というか、効果がないことは既知のため行動自体に意味がないことが分かっている。

 だから使うつもりなんて更々なかったのだが、勝手に出てしまった。

 大事な試合だと分かっているのに思わずコントローラーから手を放し、これ以上声が漏れ出ないように自ら口を塞いだ。


(なんだ今の声なんだ今の感覚なんだ今の感覚なんだ今の声なんだなんだ今の感覚??!!?!?!!?)


 先っぽにある突起が擦れただけ。男の頃なら気にも留めなかった、たったのそれだけで電気のような刺激が脳にある未知の領域に奔った。

 ただでさえ熱かった全身が知らない感覚と羞恥によってさらに熱を上げる。


「……天」


 晴樹の呼ぶ声が聞こえる。しかし、とてもじゃないがそちらに意識を向けれそうな状態でなかった。自分でもどんな顔をしているか分からないような顔を親友に向ける勇気がなかった。

 すると、突然自分の剥き出しの両肩に触れる感覚が走る。反射的にビクッと跳ねてしまうがそのまま掴まれて身体の向きを変えられる。


「あっ……」


 そのせいで強制的に晴樹と向き合う形になる。恥ずかしさのあまり、両手で顔を覆いたくなる。しかし俺の手は晴樹に握られてしまい、自由を奪われてしまう。そのせいで隠すことが出来なくなった。

 その真っ直ぐに見つめる瞳から逃げるように顔を背けた。


「俺はお前が隠していることに関してほぼ確信を得ている。でも証拠がない。だから天、(おれ)(わたし)どっちなのかお前自身で選んでくれ。天の言葉だけが本当になるんだから」


 突然の言葉に心臓がドキリとする。核心を突いた言葉にこの声音、コイツが今本気だということが伝わってきた。俺の返答次第でこれからの俺たちの関係が決まるだろう。

 でも、それじゃあ余計に顔を向けられなくなる。

 今の自分は半端な答えしか返せないという不安しかないからだ。正解が分からない。だから晴樹の本気に答えを返せずにいた。


               ―TIME UP―


 放置されたゲームがその存在を誇示するかのようにコールする。時間切れ。今の答えを出さずに待たせている自分にとっては皮肉が効いている言葉だ。

 そんな風に自嘲していると握っていた晴樹の手が動き出す。指を絡めてまるで恋人のような形に握り直した。ビックリして頭の中が沸騰したみたいに熱くなり余計に滅茶苦茶になる。

 その中でふと、今日の玄関での出来事を思い出す。

 そう、晴樹の手を自ら握りに行ったあの時。自分は何を思ったのかを。


 『男の友達同士で意識して手と手が触れる機会は女子と比較して極端に少ない。』

 『手と手で仲良くというのは何か一線を超えた気持ち悪さや恥ずかしさを感じるものなのだ。』


 晴樹に手を握られていて俺は今、無性に恥ずかしい。

 でも、気持ち悪いという気持ちが全く湧いてこないのはどうしてだろう。

 晴樹はどんな思いで、この手を握ってくれているのか。

 知ろうとする度に胸の動悸がさらに速くなるのは何故だろう。

 知らない感情と知らない感覚の波に弄ばれて、そのままで居るのは苦しくて、もう何も考えられなくなって、だから本能に従って答えるしかなくなっていた。


「その、お……、■■■は……」


               ―■■ ■■■■―


 ゲームがまた何か言っていたが、恥ずかしさで頭に入ってこなかった。

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