表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/55

1章・転生編_003_加護

 この物語はフィクションです。

 登場する人物、団体、名称は架空のものであり、実在のものとは関係ありません。

 ■■■■■■■■■■

 1章・転生編_003_加護

 ■■■■■■■■■■


 朝起きたら、目の前にステータスボードが出ていた。

 目を覚ましたらステータスボードがあったから、思わず叫びそうになっちゃったよ。


 +・+・+・+・+・+・+・+・+・+


 ランドー

 人族

 五歳


 筋力 : 3 + 1065

 器用 : 3 + 1050

 俊敏 : 3 + 1050

 知力 : 3 + 1050

 魔力 : 3 + 1055


 加護

 創造神の加護 レベル一 全ステータス+5。努力次第で物質を創造できる。

 軍神の加護 レベル一 腕力+10、知力+5。軍を率いる際に、指揮下にある軍全体の全ステータスを微上昇させる。

 戦神の加護 レベル一 腕力+10、俊敏+5。戦闘時に腕力、器用、俊敏が小上昇。

 剣神の加護 レベル一 腕力+5、器用+5、俊敏+5。努力次第で剣の扱いが一人前になる。

 槍神の加護 レベル一 腕力+8、器用+5、俊敏+2。努力次第で槍の扱いが一人前になる。

 弓神の加護 レベル一 腕力+3、器用+10、俊敏+2。努力次第で弓の扱いが一人前になる。

 斧神の加護 レベル一 腕力+15。努力次第で斧の扱いが一人前になる。

 ・

 ・

 ・

 火神の加護 レベル一 知力+5、魔力+10。火を使う際に火力が微上昇する。

 水神の加護 レベル一 知力+7、魔力+8。水を使う際に水力が微上昇する。

 風神の加護 レベル一 知力+8、魔力+7。風を使う際に風力が微上昇する。

 地神の加護 レベル一 知力+10、魔力+5。地を使う際に地力が微上昇する。

 雷神の加護 レベル一 知力+2、魔力+13。雷を使う際に雷力が微上昇する。

 金神の加護 レベル一 知力+13、魔力+2。金属を使う際に金属力が微上昇する。

 ・

 ・

 ・

 魔神の加護 レベル一 知力+2、魔力+13。努力次第で無魔法レベル一を扱える。

 魔法神の加護 レベル一 知力+4、魔力+11。努力次第で四属性魔法レベル一を扱える。

 技巧神の加護 レベル一 器用+13、知力+2。鍛冶、大工など何をしても器用にできるが、一流になるには人一倍の努力が必要だろう。

 鍛冶神の加護 レベル一  腕力+2、器用+9、知力+2、魔力+2。努力次第で一人前の鍛冶師になれる。

 大工神の加護 レベル一 腕力+3、器用+10、知力+2。努力次第で一人前の大工になれる。

 石工神の加護 レベル一 腕力+4、器用+9、知力+2。努力次第で一人前の石工になれる。

 ・

 ・

 ・

 遊戯神の加護 レベル一 腕力−2、器用+12、知力+5。努力次第で一人前の遊び人になれる。ここぞという時に幸運が下りて来るかも?

 商業神の加護 レベル一 器用+5、知力+10。アイテムの価値を感覚的に知ることができる。努力次第で一人前の商人になれる。

 冒険神の加護 レベル一 腕力+4、器用+7、知力+4。危険を察知しやすくなる。努力次第で一人前の冒険者になれる。

 豊穣神の加護 レベル一 腕力+10、器用+5。作った農作物が美味しくなる。努力次第で一人前の農夫になれる。

 隠密神の加護 レベル一 器用+10、知力+5。姿やステータスを隠せる。努力次第で一人前の隠密になれる。


 +・+・+・+・+・+・+・+・+・+


「多すぎるよ!」

 ステータスボードに表示されている加護を全部数えたら、三百五十もの加護があった。

 加護にはそれぞれ効果があって、それぞれにステータス補正があるんだけど……これ、レベル三の加護なんか目じゃない気がするのは僕だけだろうか?


 いやいや、レベル三の加護はもっと凄い補正があるかもしれないぞ。補正値+10000とか。


「とりあえず……加護は創造神の加護だけにして、あとは隠密神の加護の効果で見えなくしておこうかな」

 創造神の加護以外の加護を隠せと念じるとできた。ステータスを弄るのは努力をしなくてもできるみたいだね。

 でも勘のいい人だとこのくらいの隠蔽は見破るかもしれないから、いずれ隠密をしっかり使えるように努力しようかな。


 +・+・+・+・+・+・+・+・+・+


 ランドー

 人族

 五歳


 筋力 : 3 + 5

 器用 : 3 + 5

 俊敏 : 3 + 5

 知力 : 3 + 5

 魔力 : 3 + 5


 加護

 創造神の加護 レベル一 全ステータス+5。努力次第で物質を創造できる。


 +・+・+・+・+・+・+・+・+・+


 これくらいなら問題にならないよね。加護レベル一だし。


「おはよー」

「おう、ランドー。よく眠れたか?」

 父さんがニカッと笑う。

 それはいいんだけど、僕とフーベルト兄さん、ジーモン兄さん、アベル兄さんの四人は倉庫で寝ているんだよ。それでよく眠れたかとか聞くよね~(笑)

 農家では長男以外の男の扱いなんてこんなものらしい。

 僕たちは倉庫の中二階に藁を敷き詰めて、その中に入って寝るんだよ。冬なんかめちゃくちゃ寒いんだからね。


「うん。ぐっすりだよ」

 最近はそこそこ暖かいからぐっすり眠れるけど、冬なんて兄の誰かにくっついて寝ないと凍死するレベルだよ。

 なんで男同士で肌を寄せ合って寝ないといけないのかと、何度思ったことか。


「そういえばランドーはそろそろ誕生日だわね?」

 そう聞いて来たのは母さんだ。息子の誕生日を覚えてないなんて、なんて母親だ! とはならない。農家の八番目の子供なんてこんなものだよ。本当、扱いが雑なんだ。


「うん。今朝加護をもらったよ」

「あらそうかい。で、どんな加護だったんだい?」

「創造神の加護レベル一だったよ」

「は? 創造神?」

 皆が固まった。何かおかしなこと言ったっけ?


「どうしたの?」

「いや、あんた……創造神って、そんな加護聞いたことないよ」

「そ、そうなの?」

「名主さんに相談したほうがいいかねぇ……」

 母さんがそう言うと、父さんもそれがいいと頷く。


「その創造神の加護は、どんな加護なんだい? ステータスボードを見せてごらん」

 今さら他の加護だったと言えない雰囲気。

 このまま創造神の加護で押すしかないようだ。


「えーっと……うん」

 ステータスボードを見せる。

 両親は共に創造神の加護がいいのか悪いのか判断に迷っているようだ。


「レベル一だし、大したことないだろうね。あとからランドーを連れて名主さんのところに行って来るよ」

「おう、そうしてくれ」


 

ご愛読ありがとうございます。

これからも本作品をよろしくお願いします。


また、『ブックマーク』と『いいね』をよろしくです。


気に入った! もっと読みたい! と思いましたら評価してください。

下の ☆☆☆☆☆ ⇒ ★★★★★ で評価できます。最小★1から最大★5です。

『★★★★★』ならやる気が出ます!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング

↓↓↓
こちらもお楽しみください
↓↓↓
2023年7月25日 小説1巻発売予定!
隠れ転生勇者 ~チートスキルと勇者ジョブを隠して第二の人生を楽しんでやる!~
― 新着の感想 ―
[良い点] 隠蔽するところには頭が回るのに、 創造神の加護残しちゃあかんやろ!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ