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キャラ―その他―


翠竜会

・魔法少女『クリスタルシャーベット』

悪の組織の魔法少女。盗んだ機密品輸送任務のリーダー格。かなりの経験値を積んでいる場慣れした魔法少女。

氷の領域を広げる『クリスタルシャーベット』はホワイトアウトの魔法と相乗作用を持つため、二人が全力を出せば1区画くらい数秒で氷結の霧に沈めることができたが、本領は発揮できなかった。

イエローダストが殺されるのは計算のうちだったが、ホワイトアウトまで大きな負傷を受けることは想定外だった。本来は一帯を氷結の霧に落とした上で自分一人で逃げるつもりだったが、強襲を受けたのと相手の数が多かったために呆気なく殺されてしまった。

挿絵(By みてみん)


・魔法少女『ホワイトアウト』

悪の組織の魔法少女。軍から盗んだ機密品の輸送任務を受け持っていたが、他組織から襲撃を受けて死んだ。

魔法は質量のある霧を生み出し操作する。魔力値Cであり、維持性もBなので砦を築くような使い方なら強かった。ただし移動中では空間を満足に霧で満たすことができずに攻撃力防御力共に物足りない有様になる。準備すれば強い代わりに、準備ができていないと弱い典型的な魔法。一応干渉性があるので、何か白煙を出す方法があればその煙も自分の魔法に組み込めるが特に用意してなかった。

挿絵(By みてみん)


・魔法少女『イエローダスト』

悪の組織の魔法少女。本編では軍から盗んだ機密品の輸送中、他組織から襲撃を受けて死んだために魔法を使うことすらできなかった。

魔法は後ろの黄色(実は砂)を操作する。Bなのが操縦性なので細かい動作は出来ても威力が足りなかった。

挿絵(By みてみん)



正義の魔法少女

・鶯谷蘇芳[ファントムペイン]

 「幻痛」の力を持つ天然物の魔法少女『ファントムペイン』。魔法少女としては珍しい天然物で、父母と一緒に暮らしている。もっとも珍しいのは公表していることであり、発症したのを隠している少女たちは数多く居る。

 悪い人を懲らしめ、彼らが奪ったお金を民衆に還元する活動を行っている。ただしアニメのように本当に屋根からバラ巻くわけにもいかず、警察に渡している。そのため、元の持ち主が不明として大部分はそのまま国庫に納められる。実際、財布を落としたのと違って元の持ち主だと証明するハードルはかなり高く設定されている。

 魔法『ファントムペイン』は、左目から発された赤い光を視認した者に幻痛をもたらす。また、幻のため麻薬などの痛覚無効は効果がない。正義を名乗る魔法少女が”痛みを与える”魔法を使うのはかなり印象的。

挿絵(By みてみん)


流浪の魔法少女

・紅椿[εー7]

 クルミと同じく翠竜会に作られた人造魔法少女だが、こちらは実力で施設から逃げ出した。元の検体名はεー7で、挿入された魔物の遺伝子はクルミと同じもの。基本的に魔法は千差万別で、同じ魔法を発現するとも限らずクルミの魔法とも相関はない。

 ものを喰らい、成長する炎を従える魔法『紅椿』を持つ。脱走以降は裏社会で生きてきたため、表の世界で生きる魔法少女を逆恨みしている。しかし、その嫉妬の感情から目をそらし魔法少女としての生き様に誇りを持っていると勘違いしている救えない少女。拷問・スリはお手のもの。

 魔法に関する知識、さらに格闘術の腕はかなりのものだがきちんとした教育を受けていないため常識に疎い。算数が出来ずにどんぶり勘定になってしまうため何度も騙されているが、本人は気付いていない。

挿絵(By みてみん)


その他アイテム

・『アルテミス』

 境界大学が作った防衛兵器。とある魔法少女を参考にして生み出された結界装置である。現状は魔力で動いているが大規模な施設があれば電力で動かすことも可能。

 境界大学としては無敵の盾にあわせて魔法少女を運用すれば無敵だと言うことで開発が進んでいた。なお、現状のは内側の攻撃も弾いてしまうため使いづらい。ただし量産工程がまだで試作品しかないため、あまり意味はなかった。というよりも、量産してこいつらが厄介な存在になる前に潰してしまおうと言うのが本作の騒動。ちょうど港湾で老練の実行部隊が壊滅したのも拍車をかけた。

 実は軍がテロリストを支援して作らせていた装置。テロリストが居れば軍の予算が増える、さらに欲しい装置があっても非人道的なやり方は中々できないので一石二鳥だった。結界装置などあっても意味ないだろと、後で境界大学の中で争論のタネになっていた。

挿絵(By みてみん)


・『神の杖』

 アメリカが作った最終兵器。衛星軌道上から質量爆弾を落とすことでSS級魔物ですら一撃で殲滅できるシロモノ。なお、5大悪のトップを張る魔法少女も1体なら倒すことはできる。

 兵器であるからには攻撃力だけでなく被害や生産性なども考えなくては行けない。周辺被害は最小、本編でもそいつが崩したビル一棟の他に倒壊したのは隣り合わせの家屋程度で、これは奇跡的ともいえる。これは魔法技術を応用した破壊力の収束技術によるもの。ただし生産性は最悪で、現状宇宙にある24発の装填数全てを使い切った場合の補給の目途はたっていない。


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