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Making a show of one′s faults

作者: 中之島 零築

 自分は特別な人間だ。

 そんな妄言は、普通に学校へ行き、あらゆる人々と接触した人間ならばその過程において間違いだと訂正できる。人は皆それぞれ人生の主人公であれども、特別なんかにはなれない。けれども、もしそんな機会から逃げ出して何かの折に成功を収めてしまった人がいたとしたら、彼は自分を特別な存在だと思ってしまうはずだ。そして大きな過ちを犯してしまうだろう。それは避けなければならない。だが、どうしようもなかった。

――なぜならその彼とは、僕自身のことなのだから。


 中学一年の春、入学して早々に僕は引きこもりになった。原因はいじめではない。自分が特別でないという事実を拒絶したかったからである。中学校には小学校よりも多くの人間がやってくる。その中で特別になるのは難しいことで、何事にも上がいることを僕は数日で悟ってしまったのだ。しかし、僕はその現実から逃げ出した。

 辛かったのだ。

 そんな時にふと流れてきた動画からネット配信というものに出会った。テレビとは違い素人が下手な歌や踊り、ゲームの映像を晒して、トークをしているだけなのに、僕はこの空間が好きになった。その主体となる人が特別に見えたからであろう。光に近づけば自分が光っていると錯覚できるように、特別な人間の真似をすれば特別な人間になれると思ったからであろう。今考えれば滑稽の一言であったが、当時の僕はやってやろうと思った。売れてやろうと思った。そのため、何も知らなかったから衝動的にお年玉を叩いて機材を買い込んだ。

 まずは市場調査から始めた。配信者という存在自体、インターネットで調べるとまだ比較的に有名ではなかった。つまりは運良く黎明期に活動を始められたのだ。参考になる人はあまり多くなかったが、時間は無限にある。その時間いっぱい動画サイトに出てきた配信者の動画を総当たりで調べ上げると、チャンネル登録者数が少なくても銃で撃ち合うFPSというジャンルの実況者はどのサイトでもそれなりの再生回数、つまりは需要が見込まれているということに気づいた。よって、僕はそれに特化することを決意する。

 特に流行っている「アぺ」というゲームは、二人一組で相手と銃撃戦を繰り広げるものだった。要は最後の一人になればいいのだが、これが簡単なようで難しい。初心者がただひたすらに倒されていく映像は、箸にも棒にも掛からぬ再生回数だったが、家にいる時間のほぼ全てを費やして練習するとゲームはメキメキと上達した。そして、それは思わぬ形で僕を沼にはめていく原因となる。


 その日はいつものように配信をしていた。一人カーテンの閉ざされた暗い部屋でパソコンとにらめっこして、声を荒げる。それが日課となっていた。視聴者はいつもよりやや多い三〇人、ゲームの状況は敵に同じ組の二人、そして味方は一人やられて僕のみ。すなわちピンチだった。敵のうち一人に凄く有名な上手いスナイパーがいるようで、その人を倒せとコメント欄に書き込みがされる。

「分かっているから、どうせスナイパーは上だろ? 回り込んで神エイム(銃弾のコントロール)見せてやるから見とけ!」

 やけに手強い相手を前に、一人コメントに回答してゲームに戻る。

 現在、岩がフィールドの大半を占める平原エリアA。そこに唯一あるビルの裏口付近に僕は隠れていた。無駄に真っ白でそびえ立つそれは、このエリアにおいて、スナイパーがいると考えられる最有力候補の場所だった。なぜなら、建物の真下以外全ての場所へ狙撃できる位置はそこしかないからだ。多くのプレイヤーが倒されている中、僕は死角にいるから狙撃されていない。これが証拠となる。しかし、それは相手も認識していることであろう。つまりは敵のスナイパー以外のもう一人が僕の居場所をスナイパーに伝えられて、倒しに来ることも想定しなくてはいけないのだ。

 まさにそう思った瞬間だった。スナイパーの仲間と思える人が突如ビルの角から現れ銃弾を放ってきた。反射的にビル内部へ移動して凌ぐ。敵は入ってこなかった。おそらく、こちらの狙い撃ちを警戒したのだろう。この隙にスナイパーを討つ。

 屋上前の扉に急いで向かって扉から外に出て周囲を伺うと、スナイパーはこちらに背を向けて構えていた。勢いで銃を放つと相手が気づく前に命中し撃破する。

「神エイム!」「緋魔人さん倒した!」「まじか」「うおおおっ」

 その後、もう一人を屋上の入口で待ち伏せして打ち取ってすっかりしていた集中を解くと、コメントがいつの間にか加速度的に増えていることに気が付いた。視聴者もなぜか大台の百人を超えているどころか二百人目前。驚いてどんな奴がいるのかコメント欄を確認すると対戦相手の視聴者が多く流れてきて占めていることが分かった。その証拠に「無名のくせに緋魔人倒すな」や「氏ね」というコメントが連投されている。視聴者はどんどん増えていく。視聴者の質なんかこだわる必要がないのだから、それを利用しない手はないとして僕はその後数時間予定にない配信を続けた。暗い部屋の中で、更に集中するため買い溜めしてあるエナジードリンクを摂取して、夜中まで声を荒げてゲームに興じる。その様は傍目から見ると廃人のようであっただろう。しかし、僕はそこに確かな自分の居場所を感じていた。


 そこからは一瞬だった。配信をするたび安定して三百人の視聴者が見てくれることで、人が人を呼んで登録者数もうなぎ登りに増える。一ヶ月後には収益化許可まで貰えた。周囲が学校に行っている間にやりたいことをやってお金を稼ぐ。僕はここら辺で自分が特別な存在だと誤認し始めた。

 気分で始めた活動だったが、お金が貰えるとなるとそのモチベーションは更に高くなっていく。もっと効率よく視聴者を増やせる方法はないのか。思案しながら他人の再生数上位の配信を見てみると、最近は有名配信者同士がコラボしていることが分かった。

 自分以上の有名人とのコラボが必要だ。しかし、伝手も何もない僕にコラボは縁遠い。そう思っていたが、伏線は回収されるもので忘れた頃にコラボ依頼がやってきた。それは今でも覚えている。以前倒したスナイパー、緋魔人さんという人からのものだった。彼は黎明期に配信活動を始めただけでなく、無職だからいつでも何でも配信できるというフットワークの軽さを武器にしていて、そのチャンネル登録者数はなんと驚異の百万人を誇る大人気配信者だった。その彼の周年記念配信において、「印象深かった奴に会いに行く」という企画があったようで、それのアぺ部門に僕が選ばれた。しかし、当時の僕はSNSを一切しておらず、僕の配信内に彼がコメントをする形でコラボ依頼がなされた。Twitter作ってくれと頼まれてそこから交流を始めた。

「SNS一切やってないから苦労したよ」

 TwitterのDM越しに彼から連絡がきた。僕は個別チャットに「すいません」と書く。

「Twitterもやっていないという事は、discordも知らないよね」

 彼曰く、discordとは携帯アプリのLINEのようなものらしい。初めて知った。それなら、LINEを使えば良いものだと僕は思ったが、有名実況者は皆このツールを利用して交流しているようだ。そして、URLが貼られる。ここからダウンロードしてこいという意味だろう。

 僕は言われた通りにダウンロードして、チャットに

「ダウンロードしました」

と送る。すると、招待が届いてフレンド申請のタグが出てきた。

「登録頼むよ、以後discordで宜しく」

 

 綿密な計画があったからか彼とのコラボ自体は何事もなく終えられた。どうやら僕は知る人ぞ知るアぺ廃人配信者になっていたらしく、アぺをやっている分には緋魔人さんの視聴者からのウケも良いものだった。知名度が上がった実感は今までも当然あったものの、今まで見ていた有名人(彼のことは知らなかったが)の一員になれた気がしてこの時ばかりはそれをより鮮明に感じていた。

 配信を見た緋魔人さんのdiscordを知る配信者仲間から、discord交換依頼とコラボ依頼がひっきりなしにやってくる。知らない人ばかりだったが、人脈を広げる必要性を感じていたので、今後の配信は緋魔人さんの知り合いならば、とその依頼に片っ端から答えることにした。結果から言おう。これが間違いだったのだ。

 日々が過ぎていき、梅雨が明ける頃には色んな人とコラボをした。皆良い人で、話の合う、合わないはあったもののコラボが終わると「またよろしくね」と言ってくれた。しかし、緋魔人さん以外再コラボをしてくれる人は現れなかったのだ。さりげなく「コラボしませんか?」と書き込んでも、はっきりと「コラボして下さい、お願いいたします。」と書き込んでも、返事は「時間が合えば」それだけだった。そう、彼らは僕のインパクトが欲しかっただけなのだ。配信者には旬というものがある。オワコンという言葉があるように、この時期に登録者数の増加が見込まれないと、新しく出てきた人材に飲まれてしまうのだ。勿論、緋魔人さんのように百万人もの登録者を誇っていればこの波は怖くない。けれども、そんな人間は上位の一パーセントで大半の配信者はこの苦痛を背負っているということを当時の僕は理解していなかった。

 ――そして、旬をコラボで過ごしてしまった僕にとって苦しい時期がやってきた。



 夏だった。唸るような暑さの中、大きな変化としては学校に夏休みがやってきたのか、今まで来ることのなかった担任の女教師が毎日昼頃に家に来るようになったことが挙げられた。鬱陶しかった。しかし父親は単身赴任で家にいないし、母親も平日は仕事でいない。その環境下では居留守を使ってやり過ごすことができた。そのため、数日経つ頃にはすっかりとその存在を忘れていた。

 けれどもそんな状況も長くは続かない。異変が起きたのは週末だった。いつものように配信をしているとインターフォンの音が鳴った。何事かと配信をミュートにして二階の窓からこっそりと様子を伺う。

 担任教師がそこにいた。

 その姿を確認した瞬間、最悪のケースを予想した僕は肺が苦しくなった。エアコンを付けているはずなのに、額からは冷や汗が止まらない。動悸も激しくなっている。

 ――帰ってくれ、帰ってくれ。

 僕は全力で祈りを注げた。無駄だと分かっているができることはしたい。

 伏線は確かにあった。いずれ担任が来ることも想定はしていた。けれどもこんなのってないよ。

「どうぞ」

「お邪魔いたします」

 玄関のベルが担任の来訪を告げる。もはや配信をしている余裕などなくなっていた。

 ――呼ばれませんように、呼ばれませんように。

 僕は念仏を唱える様に小声で呟く。しかし、神も仏も知ったことかと言わんばかりの母親の怒声に寒気が増すばかりであった。

「降りてきなさい!」

 抵抗しても引きずり出されそうな剣幕。天照大神様、同じ境遇の僕を救ってください。



 階段を下りて母親の待つリビングへと足を運ぶ。その姿はまるで魔王城へと向かう勇者のようだった。リビングに入ると無言で座るよう促す母親、横には担任が背筋を伸ばして正座をしていた。机を挟んで反対に正座する僕。土曜日の昼間から家のリビングに暗雲が立ち込める。1対2。母と僕と教師での緊急三者面談が今始まった。

「わざわざ訪れて下さり、ありがとうございました。そして、平日この馬鹿が申し訳ありませんでした」

 口火を切ったのは母親だった。僕が不登校になって家で騒いでいても、一切何も言わないで食事だけ作っていたこのババアは、教師の前でだけは大人として善人面したいのか、日頃使用しない礼儀正しい言葉使いをしている。

「いえいえ、複雑な時期ですから、お気になさらず」

 そう言ったのは担任教師だった。三十代くらいの女教師で、黒い髪が肩の位置で均等に切られている。化粧は濃い。

「それでは」

 教師は僕の方を向く。言いたいことが分かった。

「復帰時期はいつになりますか?」

 テンプレートな質問に予想していたものの顔が険しくなっていた。

「それは……」

 言葉が詰まる。配信をしているため登校する気はないとは言えなかった。すると、教師は趣に自分の黒い鞄からスマートフォンを取り出して何やら操作をし始めた。普通なら有り得ない行為に僕は嫌な予感がした。そしてそれは確信へと変わっていく。

「これ、見覚えないかしら?」

 そこには、いつかの生放送の映像があった。ニコ動画というマイナーなサイトのチャンネルがばれたことはこの際どうでもよかったが、活動自体が明らかになったことに対する動揺は隠し切れない。

「何ですか、これ。動画サイト? 僕知りませんよ」

 自分でも分かる震えた声、当然噓は噓だと見抜かれて追及が始まる。

「知らない? この声はどう見たって君にしか聞こえませんが。それにこの生放送というものは自宅のパソコンでやっているのでしょう。それならば、パソコンを見せて貰えば言い逃れはできないですよね」

 どうしようもなかった。投了やむなし。YOULOSE。母親が先生に頼んで適当な動画を見ている。なぜばれたのだろう。

「これ、僕です。嘘ついてごめんなさい。どうしてこれを先生が知っているのですか」

 諦めて僕は質問した。すると、先生はこう答えた。

「緋魔人さんという有名なお方? 先生はよく知らないけれど、君はこの人とコラボ配信をしたでしょう。それでこの方の視聴者の子がコラボ相手は○○君ではないかと相談してきたの」

 なんということだ。中一の春に突然いなくなった男の声を覚えている奴がいるなんて。いや、そうとは限らない。小学校の同級生ならあるいは……。

 思案する僕に、母親が先程よりもヒートアップした声を浴びせてくる。

「学校にも行かずにこんなことしていたの! 今すぐ辞めなさい。このバカ息子」

 もうどうしようもなかった。全てばれたことで母親を止められなくなったからだ。

 当たり前だが、年齢的に母親はネット世代ではない。それどころか、この世代の人間はネットに何か写真や動画を挙げることなどをすると個人情報の特定に繋がるから良くないと考える人が多いのだ。そしてネットに無知な母親も当然こう考えており始末が悪い。

 ゲームに熱中していた程度の認識ならば、毎日近所の同級生から律儀に送られてきた学校課題の答えを写して解くだけで済んだのになぁ。

「お母様、落ち着いてください。それで」

 先生は母親を宥めたかと思うとこちらを一瞥して言う。

「○○君はどうしますか? 先生はこのチャンネルを削除しなさいとは言えません。登録者数五万人なんて凄いことですし。けれども……」

 僕はまたその後が予想できた。恐らく、学校生活に支障のない程度にとでも言うのだろう。大人の返す言葉はいつも決まっている。

「僕は配信で生きていくので学校には行きません。僕の配信は、配信者の少ない平日昼がメインなんですよ? 悠長に学校なんかへ行っていたら、他の配信者にその枠が奪われてしまう!」

 ただでさえ今月はライブ配信の平均視聴者数が先月よりも減っているのだから、切実な回答だった。それでも、事は思うようにはいかない。

「そうですか。仕方ないけれど先生はこのことを校長先生へ報告します。このサイトを含めて、動画サイトへの投稿は十六歳以上でなければいけないことはご存じですよね」

 先生は、痛い所を明確に突いてきた。そのことは当然知っていたが見て見ぬふりをしていたのだ。ゲームの対象年齢同様に、この規制には拘束力がないことが理由だ。

「すいません、でも辞められないのです」

 僕は真剣に訴えた。朧気な記憶だが中学校の学校目標は「夢」だった気がする。僕の夢は配信を続けることなのだから学校が邪魔をすることはおかしいことのはずだ。スポーツでオリンピックとかを目指す生徒が授業を抜け出して、練習やら大会やらに熱中するのと同じ感覚で見て貰えるはずだと思っていた。しかし現実は甘くない。先生はこちらが涙を流して訴えているのに、表情一つ変えなかったのだ。

「夏休み明けから、しっかりと学校へ来てくれるならこれで終わりにします。来ないのならば、校長先生に相談します。それだけです」

 結局そう一点張りされただけで三者面談は終了した。この時の僕はこれで終わった、全て終わったと思っていた。しかし、最大の問題はこの時並列進行をしていた。


 先生が帰った後、嫌みったらしく文句を言う母親と口喧嘩をして部屋に戻る。ドアを開いて消したはずのパソコンの電源を付けようとしたら、パソコンは既に起動しており配信が続いていることに気づいた。しかも不自然なことにミュートまで解除されている。どういうことだ。確かに切ったはずなのに。

 同時接続三万人、コメント欄は目で追い付かない程に爆速で進行している。パソコンのファン音で気づかなかったが、携帯電話も鳴っていた。僕は慌てて電話に出る。相手は緋魔人さんだった。

「おい、どういうことだ!」

 緋魔人さんの第一声はそれだった。どうやら僕の身元が特定されたことで、中学生と平日昼間からコラボ配信をしていた緋魔人さんまで炎上しているらしい。

「今すぐに事情を配信で説明しろ。身分を隠していたことまで全部な」

 緋魔人さんからそんなアドバイスを受けた。特に、自分が身分を隠してコラボ相手とコラボをしていたことに関しては、しっかりと説明しないといけないらしい。

 電話が切れたので、携帯の電源を切って僕はパソコンの前に行く。

「すいませんでした」

 僕が謝罪の言葉を述べると、コメント欄は「キター」「本人降臨!」「中坊乙」のようなコメントで埋まった。視聴者は遂に五万人にまで増えていた。

「経緯を説明します。まず、コラボはほぼ全て僕から誘いました。勿論、中学生だとは公言していません。更に、緋魔人さんからコラボに誘われた時にも僕は自らの身分を隠していました」

 コメント欄は今世紀最大に荒れていた。どんなに有名な人のバズッた放送でも見たことのないスピードで文字が躍る。荒らしも湧く。そんな状況だったのだが、僕は正に今、自分が特別な人間になれた感覚を得ていた。こんなにも多くの人間が画面の向こうにいる事実にそれは隠すことができなくなっていた。

 もっと放送を盛り上げなくては。

「そして今後ですが、僕はこれまでと何も変わらない、いつも通りの配信を続けていきます。個人情報を特定した方々は、悪いことには使わないで下さい。それはお縄になってしまうので。それ以外なら大いに結構です。楽しみましょう、この放送を!」

 僕がこの発言をした瞬間、視聴者は遂に七万人を超えた。祭りだ、祭り。今まで三百人集まるかどうかだったのに、史上最高のチャンスが僕に訪れた。旬が過ぎたからといってコラボに誘っても来てくれない無名配信者に媚びる必要は、もうないのだ。目指すは憧れの緋魔人さんが持つチャンネル登録者数百万人という記録。次は自分だ。雑魚は消えろ。

「えー、こんな機会滅多にないですし、今から配信しましょうか。もう顔も割れてしまったのでゲーム以外もやっていくことにします。さあ、何をしましょう」


ご視聴ありがとうございました。一度やってみたかった生配信がテーマの小説。オチが自分でもよくかけたと思う程の出来となっていますが如何でしょうか。ではまた次の機会に。

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― 新着の感想 ―
[一言] 主人公が迎えたラスト、やぶれかぶれかも知れませんが、或る意味で大きく振り切った彼の行動が印象的でした。 丁寧に描写があったので、ゲームをやらない私にもとてもよく状況が理解できました。 そう考…
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