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目が覚めたら、死体発見?
光が目を照らし、瞼を刺激する。
息を吸い込むと、朝特有の少し冷めた空気が肺を満たした。
昨日寝たのは何時だったか。
寝ぼけた頭で考えるが全く記憶が無い。
いずれにしても今日も仕事があることは間違いない、諦めて起きるか。
「ふぁ~、ふぁ?」
自分にしてはやけに高めの声に違和感を覚えた。
さらに開けた目の焦点が合うにつれ、目の前に見覚えのないベットと膨らみのあるシーツがあった。
どうやら椅子に座ってベットにもたれかかるように寝ていたらしい。
混乱が深まる中、シーツの膨らみを追って枕元をみると目をつぶって綺麗な女性が、
「死んでる、、よな?」
呼吸をしていない。
念のため女性の口元に手を当てて見ようとして自身の手の小ささに驚いた。
「え?なにこれ?訳わからん。」
一人つぶやきながら女性の顔をみる、動かない、死んでいる。
もう一度自分の手をみる、小さい。
「なんじゃこりゃ」
少し高めの子供のような声が、部屋の中に空しく響いた。