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村雲銀之丞の混沌的な日常系神話。  作者: タニシタタミ
石塔編
34/40

第34話『母子での変身』


【防衛機能:邪炎光人クトゥグア起動。唯今より迎撃戦術を中断、遊撃戦術を開始します】


私を中心として緋色と茜色の交ざり合った火柱が舞い上がり、緋色のタカを模したフェイスを被った黒いウェット・スーツの様なインナーの上に火焔紋様ファイア・パターンを連想させる装甲を纏う。


【AL-HAZARD-LION】


私の右側に立っている睦月の背後から空間を噛み砕いて現れた黄金色の獅子は睦月を食べると粉々に砕け散り、ライオンを模したフェイスを被った黒いウェット・スーツの様なインナーの上に鬣の様な紋様を連想させる装甲を纏い、下顎と上顎が衝突するように連結した。


【REP-UP!!TIGER-MUSCLE!!】


私の左側に立っている葉月の真下から空間を噛み砕いて現れた白銀色の猛虎は葉月を呑み込むと弾け飛び、トラを模したフェイスを被った白いウェット・スーツの様なインナーの上に引っ掻き傷(スクラッチ)の様な紋様を連想させる装甲を纏っていた。


「テメー等を倒せって、俺の魂が吼えるッ!」


「アンタ達、本当の深淵へと誘ってあげる」


睦月と葉月は、前に決めていた台詞を恥ずかしそうにすることもなく。平然と交通の多い通りの真ん中で言い放った二人から「早く」という視線を感じる。言えば、言えば…良いのよね?


「私は不死身、倒せるかしら?」


は、恥ずかしいいぃぃッ。なんで二人とも満足そうに頷いているの?清月は清月で驚いてるし。実子は……キラキラと目を輝かせてるわね。やっぱり、特撮は子供に人気なのかしら?御近所さんに見られたりしたら恥ずかしくて顔も合わせられなくなりそうだわ。まあ、とりあえず、さっさと終わらせて帰りましょう!


建物や車の中から携帯電話を構えている人達は無視しましょう。…あとで見付けたら日本の偉い人に抗議の電話を入れておこう。そうしよう。





『公然変身』


ヒーロー特有の人前にて変身する行動のこと。恥ずかしがり屋な人は路地や家の中で変身してから人の前に出て行きましょう。



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