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村雲銀之丞の混沌的な日常系神話。  作者: タニシタタミ
石塔編
33/40

第33話『我が家』


ドラゴン君、パンダ君、タイガー君、ライオン君、エレファ君、ユニコー君、アルマ君、バッド君、コブラ君、ホエール君、カンガル君、バード君などの名札を着けた。──ヘンテコな生き物が稲梓区の街中を徘徊しており、包丁や麺棒を構えた主婦とゴルフに使う棒を振り回す肥満体型のオジサンやガリガリに痩せたオジサン達がヘンテコな生き物を追い掛けていた。


「姉ちゃん。俺…もう一回、寝るてくるわ」


「ふわぁ~っ、起きなきゃダメだよ。学校なんだからさ」


「…珍獣幻獣猛獣魔獣の蔓延る外の世界には行きたくねぇよ」


「彼処に在るタワーが原因だと思うよ?」


実子の言葉を聞き、一家一同総勢でベランダに出ると稲梓区の象徴的建造物「稲ちゃんビル」が岩石で造られた巨塔に為っていた。夢だな。と言いたくなる理由は分かったけど。原因だと言う理由が見当たらない。その事を尋ねようと振り返る、実子は何時も通り。テーブルに並んでいるご飯を美味しそうに食べていた。


【所持者、我々で解決する他ないですね】


「そうね、葉月達は家で待ってなさい。清月…あとは頼める?」


「待て、俺も行くぞ?」


「「仲間外れは反対っ!」」


「私もいきますよー!?」


家族一同、ヘンテコな生き物の蔓延る世界に生えてきた石塔を攻略する為に頑張らせて貰います。





『ヘンテコな生き物』


睦月曰く「珍獣幻獣猛獣魔獣」の様な生き物。別の時間軸や時空間から飛ばされて来た知的生命体。


『生えてきた石塔』


稲梓区の象徴的建造物である「稲ちゃんビル」の建っていた場所に有る謎の建造物。時折、脈動する様に回路模様の光を放っている。



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