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村雲銀之丞の混沌的な日常系神話。  作者: タニシタタミ
石塔編
31/40

第31話『決め台詞』


葉月と睦月、それから私の三人はリビングにて「決め台詞」を決めるために集まっている、発案者であるアルハザードは日曜の朝に放送されている台詞をパクろうとしていた為、没にされていた。


その後もパクリであろう台詞や言葉を延々と続けてくるので、格好良くて印象に残りそうな台詞を発表することになった。意外と睦月もノリノリの為、断るが出来なかったんだけどね。


今まで出された台詞は「とでも言っておこうか」とか「スカッと決めるぜ?」やら「終わりを始めようか」等のモノが候補に出ているが、とんでもなく恥ずかしい台詞しか出ていない。葉月と睦月からは、私に似合いそうな台詞は「終わりを始めようか」だと言われた。それは無理だ。──そう、断固として拒否した。


「もう、セラ達に決めて貰えば良いんじゃない?」


「「それだっ!!」」


「…セラ、頼める?」


胸に着いたブローチに話し掛けると「了解しました」と言ってから二十秒ぐらい黙っていたけど。アルハザードとクタアトからも「決まった」事を告げられた。


【所持者の決め台詞は「私は不死身よ」で決まりです】


【マスターの決め台詞は「俺の魂が吼えるッ!」で決定だぜ】


【「深淵へと誘おう」…に…けってぇ……ねむぅ…】


意外と恥ずかしい決め台詞が出てきたけど。葉月も睦月も満足そうなので良しとしよう。それにしても「終わりの時」っていうのは葉月達から聞いたヨグ=ソトースの能力と被っている気がするんだけど。……まあ、今は、別に良いかな。





『私は不死身よ』


読み方は「わたしはふじみよ」。セラエノ断章が銀之丞に贈った決め台詞。


『俺の魂が吼える』


読み方は「おれのたましいがほえる」。アルハザードのランプが睦月に贈った決め台詞。


『深淵へと誘おう』


読み方は「しんえんへといざなおう」。水神クタアトが葉月に贈った決め台詞。



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