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村雲銀之丞の混沌的な日常系神話。  作者: タニシタタミ
日常編
3/40

第3話『娘の交遊関係』


今日は、葉月の友達が泊まりに来ている、その友達はオカルトマニアらしく。睦月にベッタリと抱き着いていた(人間擬態化能力を使用しているミ=ゴこと)実子ミコの事を「異形の者ですね」と断定したような渾名を付けていた。私にも「魔女さん」という渾名?を付けてくれた。葉月のことは「影の女悪魔」と呼んでいた。


私の娘は…学校で「悪魔」と呼ばれるような事を仕出かしたのだろうか。ヤンキーのようなポジションに定着しているとか?カツアゲのような事をしているとか?それともケンカに明け暮れているとか?考えれば考えた分だけ、頭の中身がグルグルと廻っている気がしてきた。


「ハ、ハハ…蓮田ハスター様!?」


「何ですか?」


葉月の友達は蓮田さんって言うのね。それにしても実子ったら緊張のし過ぎでカチコチに為ってるじゃない。


「葉月、お前の家には面白いものが沢山あるな」


「普通だと思うけど?それより、先ずはムッ君から離れなさいよ!!虫がぁ~!」


「あっ、このヤメルオォ!!!」


人前でもケンカを始めるのはイケないことだけど。楽しそうだし、別に良いわよね?


「魔女さん、貴女からも変わったモノを感じるぞ」


「あらあら、化粧水の匂いかしら?」


使い過ぎには注意しないと。…それにしても綺麗な金色の髪ねぇ、地毛かしら?まあ、何にしても今後とも娘と仲良くしてくれると嬉しいわ。


「葉月、ゲェムをするぞ」


「任せろぉ~!私の取って置きを見せてやるっ!」


「姉ちゃん、それは俺のカセットだぞ!?」


「ムッ君の部屋から持って来たのは『初恋冬景色はつゆき』というギャルゲーだぁ!!」


お母さん、息子のギャルゲーを見せられて。ちょっとだけショックなんだけど。え?黙ってた方が良いのかしら?





名前:蓮田紀色


本名「黄衣の王」。葉月の同級生。外国人と間違うほど綺麗な金色の長髪と琥珀色の瞳が特徴的なクールな少女。冬バージョンのセーラー服を着ている事が多い。葉月から「ゲェム」をレクチャーされている。


『初恋冬景色』


睦月の部屋から出てきたギャルゲー。冬の間に起こる転校生とのラブストーリーを楽しむ純愛系ラブコメ。ファンからは「はつゆき」と呼ばれ、親しまれている。続編の「恋は春の桜のように」「夏の日は愛してる」「秋の季節は夢心地」等が出ており、絶大な人気を誇っている。




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