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村雲銀之丞の混沌的な日常系神話。  作者: タニシタタミ
凶月編
29/40

第29話『邪神は去る』


姉ちゃんの前に立ち、飛び散る火花や炎塊から守る。さっきみたいな「時間を巻き戻した」とか言われたら諦めるしかない。まあ、死んでも姉ちゃんだけは逃がすつもりだけど。


「今日は良いことだらけだ」


「さっさと帰るわよ」


絶望を告げる声が聞こえてくる。戸惑いながら後ろへ振り返ると、不機嫌そうな見知らぬ美女が無傷のヨグ=ソトースの襟首を掴みながら切り裂かれた空間へと入ろうとしていた。

その光景を眺めていると美女が振り返り、ヒラヒラと手を振ってきた。友好関係(?)を築けたという事だろうか?と考えつつ、座り込んでいる姉ちゃんの膝に頭を落とし、瞼を閉じる。


「今回だけ、頼むわ……」


「ムッ君、格好良かったよー!」


「ん。そう、か」


【マスター、アタシとしては禁断のLOVEは頂けないぜ?クタアトからも言ってやれよ。というか、喋れよ】


【……めんど】


初めて聞いた声は幼い女の子のような可愛らしい声だった。でも、でもな。最初の発言が「めんど」は無いだろ?何て言うか、もっと華やかな台詞とか無かったのか?等と考えながら姉ちゃんの疲れたような安心したような表情を見上げる。………立場逆転してね?何時も姉ちゃんや実子に追い回されてるけど、こういう感じなのか?


お袋は「セラエノ断章」。姉ちゃんは「水神クタアト」。俺は「アルハザードのランプ」。大所帯とは言わねェけど。俺達に集まってる気がすンだよな。家に帰ったら親父も融合してたら笑えんだけどな。あの触手野郎、強すぎンだよ。天然物のチート持ちか?






(仮)名前:不機嫌そうな美女


名前不明の空間を切り裂く能力を持っていると思われる存在。最強の邪神を捕まえることができ、強力な力の持ち主であると認知している。



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