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村雲銀之丞の混沌的な日常系神話。  作者: タニシタタミ
日常編
2/40

第2話『私の息子に限って…』


……息子の帰りが遅い。


清月に相談すると思春期特有の家族が鬱陶しく感じてしまう、らしい。娘からは「ワルなムッ君も素敵!」と二時間以上も睦月のカッコいい所を聞かされた。息子のカッコいい所は把握しているし、息子は(家族として)好きだけど。世界で一番(男として)好きな清月よりもカッコいいとは思っていない。


息子の家出から二日ほど経過した頃、行方不明だった「ミ=ゴ」と一緒にボロボロになった息子が帰ってきた。「ミ=ゴ」に理由ワケは尋ねると「母星からの使者」とケンカしていた、と教えてくれた。つまり、睦月は「ミ=ゴ」を助ける為に真夜中までケンカしていたのか。それにしても、この性格は誰に似たのかしらねぇ?


「…ミィは俺の友達ダチだからな。助けるとは当然だろ?」


「ムツキ。ワ、ワタシは…ワタシはあぁぁァ!!」


「ちょっと待て、貴様(ミ=ゴ)にはやらんぞ!?」


爬虫類と一人のムスコを奪う合う娘に涙が出そうになる。なんで、こんな性格になったのかしらね?


「私の完全形態を見せてやる!チエエエェェンジッ!!ヒュウウゥマァノイドオォ!フオオオォムゥ!」


奇妙な台詞と共に目映い光を放ち出した「ミ=ゴ」から顔を反らしてしまう。…数十秒程度、視線を外している間に「ミ=ゴ」が人間の少女に変身ギタイしていた。…古代の爬虫類は変身する能力を持っているって清月が言っていたけど、本当だったのね。


「ムツキ!お前に惚れたアァァァッ!私の物となれえぇ!!」


「ふざけるなァ!!ムッ君は私の旦那さんに為るんだアァァァッ!!その手を離せェ!」


「お、おぉっ。お袋、何の話してんだ?」


今、話を振られると困るかな。というより、お母さんに尋ねるのはお門違いと言うヤツだと思うわよ?ほら、貴方に好意を寄せている女の子が二人も居るんだから、ね?






『チェンジ!ヒューマノイド・フォーム』


ミ=ゴの習得した人間擬態化能力。人間との交配を可能にするほど、高性能な力のため、元の形態に戻るためには集中する必要がある。


『正妻戦争』


ミ=ゴと葉月による睦月の正妻の座を賭けた勝負。この戦いを睦月はケンカと思っている。



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