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村雲銀之丞の混沌的な日常系神話。  作者: タニシタタミ
怪異編
18/40

第18話『枕返しVSくねくね』


真夜中、周りの騒がしさに目を覚まし、目を擦りながら起き上がると枕を構えた小柄な鬼(?)と真っ白な全身タイツの変態がガチなバトルを繰り広げていた。清月は柿ピーを食べながら、それを観戦していた。小鬼が攻撃を仕掛けようと詰め寄る全身タイツの左の横腹を枕で殴り付け、痛みを堪えるためか。蹲っている全身タイツへと何度も何度も何度も何度も枕で頭を叩いていた。…ちょっと可愛く見えてきた。


「銀之丞、食べるか?」


「えっ、えぇ…食べるわ」


塩気の効いたピーナッツを受け取り、ポリポリと音を立てながら咀嚼していると全身タイツの筋肉が膨張していき、夕暮れ時に見せたマッスルな体勢へと進化した。……気持ち悪い。


「クネクネ・ラリァーットゥ!」


「秘技・枕返しイィィィッ!」


この変態達は、何を行っているのだろうか。困惑しながらも清月に視線を移すと、いつの間にか起きていた葉月と実子にガッチリとホールドされた睦月が、清月の隣に座っていた。…あの体勢の二人を引き摺ってきた。という事なのだろう。些か、強引な気もするけど。まあ、普段からの二人を見ていると比較的に安心出来るような気がしなくもない。


意地と意地、根性と根性、漢気と侠気。


最早、防御など考えている余裕はない。そう(身体を張って)言っているような変態達にドン引きしてしまった。




名前:枕返し


村雲清月の故郷に住まう怪異。枕の角度や汚れを消し飛ばしたり、人間の安眠を守る妖怪。昔話などでは恐ろしい妖怪と言われているが、ただの陽気なオジサン妖怪である。トランクケースの中には無限に枕が入っている。


『クネクネ・ラリアット』


マッスル・モードにて行う強烈なラリアット。相手の首をへし折る。


『秘技・枕返し』


枕を正面に構え、相手の打撃技を弾き返す。カウンター技のため、攻撃には向いていない。



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