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村雲銀之丞の混沌的な日常系神話。  作者: タニシタタミ
日常編
12/40

第12話『襲来?宇宙人デースヨ』


最近では「恋する乙女の法則」というドラマが流行っている。元ヤンキー少女の「トモエ」を中心とした様々な男性とのラブストーリー。映画化も予定されているそうだ。どんな俳優を見ても清月の方に目が行ってしまうため、カッコいいとは思えない。…その事を清月に伝えると耳朶を真っ赤にしながら「ありがとな」とだけ言われた。やっぱり、清月が可愛くてカッコいいのは当たり前のことだね!


「『吠えよパンダ!!ドラゴンの宝玉奪還作戦』…なにこれ?」


カンフーパンツを履いたパンだが筍を構えながらドラゴンの頭を叩いているパッケージが目に映る。…意外と可愛い見た目ね。


「パンダシリーズの新作だってさ。お袋とか姉ちゃんとかミィとか…こういうの好きだろ?格闘アクションを使った映画」


「流石は私のムッ君だよ!」


「お前のではない!私のムツキだぞぉ!」


そんな口論を繰り返す二人を眺めていると、夜空の果てから円盤状の物体が降って来ている様に見えた。──気の所為だろうか?等と考えている間に、円盤状の物体からヘンテコなタコのような宇宙人が出てきた。


「ヨポポッ、地球は我々が頂くぞォ!!」


「「黙って、クソダコがァ!」」


「ケビョゥ!?」


葉月と実子に殴り飛ばされた宇宙人は円盤状の物体に衝突して、逃げ帰るように大空へと浮かび上がり、スポットライトの様なモノを私に浴びせてきた。ひょっとして「キャラキャラなんちゃら」っていうヤツを体験しているのかしら?


「あらあら、浮かんじゃってるわぁ~!?」


「お袋ォ!」


「ママンッ!」


「お義母さまァ!!」


【固有名:セラエノ断章第三節。唯今より保護戦術を中断、防衛戦術を起動します】


突如、聞こえてきた機械的な声の発生源を探していると。遊園地にて購入したブローチから唸り輝く様なオーラが放たれていた。





『恋する乙女の法則』


真面目になろうと頑張るヤンキー少女を中心とした様々な男性とのラブストーリーを描くドラマで、教師・同級生・不良・生徒会長など。個性的なキャラクターが登場する。



『吠えろパンダ』


中国映画。カンフーを操るパンダの着ぐるみ姿の主人公としたバトルもの。公開中の「ドラゴンの宝玉奪還作戦」を合わせて、三つの作品が出ている。



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