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村雲銀之丞の混沌的な日常系神話。  作者: タニシタタミ
日常編
11/40

第11話『ドリーム・フィーバー』


「「ウオォリャアァァァァッ!!」」


それにしても、長く続いているわねぇ。ワイヤーアクションと言えば股関節が痛くなるって聞いたような気がするんだけど。…違ったのかしら?まあ、何て言うか、楽しそうな表情を浮かべてるわねぇ、ひょっとしてバイト中だった友達かしら?


実子(ミ=ゴ)ってば張り切ってるわねぇ」


「そうねぇ。千切りの時には気を付けて欲しい動き方ねぇ」


「それ、今の状況と違うと思うんだけど」


まあ、どうでもいいけど。それだけ口にすると人混みの中へと消えていった。──また、迷子になっちゃったわね。…さっきまで一緒に居た訳だし、追い掛ければ着いていけると思うんだけど。人が多すぎて、追い掛けられないわね。


あ、フランクフルト。葉月達が子供の頃以来かしら?あの時は食べ難くて泣きそうになってたわねぇ。


「随分と、大きくなったわねぇ…」


「ああ、そうだな」


「あ、清月。みぃ~つけた」


腕を組ながら佇んでいる清月の口元に、フランクフルトを突き付けると噛み千切られた。


…どうしようか、私のフランクフルト。そんなことを考えながら清月の噛み千切った箇所にパクッと噛み付き、清月の方を向きながら「こういうのを間接キスって言うのよねェ~っ?」と聞こえるかこえないか。微妙な声の大きさで口にする。


「ムッ君、アレやりたい!」


「いや、無理だから」


「オッシャアァァァァ!!お義母さまァ!!お義父さまァ!!私が勝ちましたよおぉ!!ムツキイィ!!私が勝ったアァァ!!」


ボロボロに為った着ぐるみの上に立ち、右腕を天を衝くように突き上げたまま、私達に勝利の報告を叫んで教えてくれた。何故か、葉月の名前は呼ばれなかったけど。





『思い出のフランクフルト』


幼き子供達と共に訪れた遊園地にて食した村雲家の思い出。


『バトル・フェスティバル』


正真正銘、マジの戦いを繰り広げていたショゴスと実子(ミ=ゴ)から数ヵ月後。マスコット・キャラクター達の血を血で洗う戦いのこと。



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