表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
村雲銀之丞の混沌的な日常系神話。  作者: タニシタタミ
日常編
10/40

第10話『ラッシュ・ウィーアー』


遊園地の三大名物は「ジェット・コースター」「お化け屋敷」「お土産コーナー」だと思っていたけど。それだけでは無いらしい。パンチパーマが特徴的なマスコットキャラクターの説明では「宝探し」という一ヶ月に一度だけ行われる催しが有るそうだ。…お宝って、どんなモノなのかしら。玩具の宝石?フリーパス?それとも別のなにか?


さっきもドラゴンの被り物を被った子供やハエみたいな羽を生やした子供を見たけど。最近の若者の間では、あんなモノが流行っているのね。


…今度、清月といっしょに買ってみようかな。ペアルックって言うヤツね。喜んでくれると嬉しいわねぇ。そんなことを考えている間に、みんなが居なくなっていた。三十代の女性──迷子になる。そんなアナウンスが流れれば恥ずかしくて近づけなくなるわね。


ああ、本当にどうしましょうか。


「ショオオオォォォゴォスウウゥゥッ!」


「ミイィィィィゴオオォォォォッ!!」


空を見上げると声の発生源だろう。腕の擬態を解除したであろう実子と、ヘンテコな怪獣の着ぐるみを着たヒトが残像の見えるほど速いパンチをぶつけ合っていた。…ワイヤーアクションを行うのは舞台の上だけだと思っていたけど。見当違いだった、というかしら?


……それにしても実子ってば睦月が見ていると思ってか。張り切ってるわねぇ、プレゼントでも買ってあげましょうか。


「あの速さを、洗濯の時でも使ってくれると助かりそうねぇ」


ジャンクフードを売っている店舗の隣、小さな雑誌コーナーの真ん中辺りに「超絶、女の人でも理解できる!男のロマンとは」という雑誌を見付けた。……この本を買えば彼氏或いは旦那との趣味を合わせる事が出来るかもしれない!!と期待すると女性が絶えないだろうけれど。私は騙されたりしない。…ちょっとだけ、覗いてみようかな。




名前:遊園地のショゴス


マスコット・キャラクター的な立場を築いており、子供からはキモ可愛いと愛されている。理由は不明だが実子(ミ=ゴ)のことを敵対視している。最近ではバトルやアクションを行っている、らしい。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ