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プロローグ

俺の名前は『内宮 紳助(みやうちしんすけ)


ちょうど1ヵ月前に20歳(はたち)になり成人式を終えたところだ。


1ヵ月前...



「はぁーあ...俺もとうとう20歳か、時間はこんなにも早く経つものなんだな」


「おいおい、なにおじさんみたいな事言ってんだよ

俺もだけど、お前もまだ20歳じゃねーかよ」


「そうだぞ~まだまだこれからなんだからっ」


「?...って、武瑠(たける)慎也(しんや)じゃねーか!?」


「よっす~元気にしてたか?

俺はよ~高校卒業した後すこしして、すぐに引っ越して仕事してるんだけどよ最近なかなか上手くいかなくてよ~」


(紹介しよう、いつも呑気(のんき)にいるこいつが俺の親友でもある『麻浪 慎也(あさなみしんや)』だ)


「ふっ、何言ってるんだよ慎也...

俺なんて、上司に怒られっぱなしだぞ...(泣)」


(こいつは、授業中によく遊んでいた『坂本 武瑠(さかもとたける)』だ)


「そういや、お前らとももう2年くらい会ってないよな

まーそれにしても、久しぶりだな」


「そうだな~...あっ、そうだ武瑠

お前、紳助にあの写真見せてやれよっ」


「あー、そうだな」


すると、武瑠はポケットから携帯電話を取り出しこちらに画面を見せてきた。


「じゃーん、どうだ~

俺の彼女だ可愛いだろ~」


(げっ...もうこいつ彼女つくったのかよ

俺も彼女の1人くらい欲しいもんだよ...それにしても、武瑠には勿体(もったい)ないくらいの美人さんだな)

「へっ、へー可愛いじゃん」


「だろっー、この彼女さ今の職場で出会ったんだよ」


「へーそうなんだー(棒読み)」

(俺なんてまだバイトもしてねーぞ)


「あっそうだ、紳助

お前ってさ、まだアニメとか見てんの?」


「当たり前だろっ! 武瑠っ!

俺は、いつだってアニメのことを愛してるさ」


「...そっか、まーそれならちょうどよかったや

俺も前まではアニヲタみたいな生活してたけどさ、彼女が出来たからフィギアとか置けないんだよな

俺の彼女、アニメとか観ないからさー」


「そうなのか...それでどうしたんだ?」


「それでだな、親友であるお前に俺の(いと)しきフィギア達を引き取ってもらおうと思ってよ」


「まじかっ、別に俺が引き取る分には構わないけどよ

お前、本当にいいのか?」


「あーいいよ、俺ももういい歳だからよ」


「そうか...」

(ってか、そんなことを俺の前で言うなよ)


「おいおい、2人ともそんな話は置いといてよー

今日は久々に会ったんだから楽しくいこうぜっ!」


「そうだな、それじゃー武瑠その話はまた後でな」


「そうだな...」


そうすると紳助の掛け声とともに始まった。


「それじゃー今日という日に...」


「カンパァーイッ!」


3人の声と共に成人式が始まったのだ。


......



夕方



「はー今日も疲れたな~

そうだ、2人とももうすぐ帰らないといけないんだろ?」


「そうだな、俺ももうここからはだいぶ遠いいとこに住んでるからな...まー休みの日にでも、紳助の家にでも行くよ」


「おう、じゃーまたな...

そうだ、慎也は空いてる日とかはあるのか?」


「そうだなー...俺は、まだ分かんねーな

この頃、急に仕事が多く入っててよ

まー行ける日があったらよろしく頼むよ~」


「おうっ、分かった

じゃー2人とも気をつけてな」


「はいよっ」


「じゃーな」


「じゃーーな!」


武瑠と慎也は息を揃えて言った。



(まーこの日はこんな感じで1日が終わった)



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