表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

序章

小さいころ、お父様が私によくお話ししてくれた。

――昔はよく、“妖怪”と遊んだものだ、と。

妖怪なんて御伽噺でしかなくて、この大正の世の中において、そんなお噺は過去のものでしかない。

幼心にそう感じた当時の私は、父のこの発言をそっと頭の端っこに追いやりせっせと勉学に努めるという、 まあなんとも勤勉な毎日を送っていた。

だって、私には“視えなかった”から。



私が今まで見てきたもの、“視えていたもの”は虚構であった。私は真実を“視ること”ができなかった。

その“現実”を視てしまったのは、直視してしまったのは、幼き私が父の話を棄ててしまってから、ちょうど12年後のことだった。

一応書いて投稿してみました。

気が向いたときに続きを出します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ