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第8話

「僕の名前はケイト・パルティナ、君たちは?」


 僕がそう聞くと。


「俺の名前はメスト。こっちの妹がメシアって言うんだ。」


「よろしく。」


 ふむ、メストはまだ5歳なのに男らしい顔つきをしていてなかなかのイケメンだ。将来モテるんだろうな、妬ましい!

 メシアは長い茶髪で前髪で目が隠れているため顔がよく見えない。そして何より、メストの後ろに隠れてしまっている。なぜだ!初対面の女の子にここまで警戒されたのは初めてだぞ。

 いや、ただ僕と同じで彼女もシャイで内気なチャリーガールなんだ!


 仕方がない、ここ年長者である僕が話しをふってやるか。


 僕たちが話していると、わりとすぐに教会に到着した。

 さて、僕の伝家の宝刀を使うとするか。


「僕友達がいないからさ、また一緒におしゃべりしたり遊んだりしてくれる?」


 どうだ!僕の伝家の宝刀「友達がいない」!これは周りからの哀れみの視線による精神的ダメージと引き換えに、友人を作ることができる、まさに諸刃の剣な技だ。だが、今の僕には称号『不動の精神』があるから、ノーダメージで友達を作れるのだ!

 すると、後ろからママンがすすり泣く声が聞こえた。


 ぐはっ!今までこの技を親の前で使ったことがなかったからわからなったけど、親の前で使うと結構なダメージをくらうな。

 さらに、親にこれを聞かれて泣かれたとなると、もう「不動の精神」が全くきかないな。


「ああ、良いぞ俺たちはもう友達だ!メシアも良いだろ?」


「う、うん。」


 友達ができた僕は上機嫌なって意気揚々と彼らと別の個室に入った。ステータスは個人情報なので、家族しか見られないのは当然だ。


 中に入ると一人の男性がたっていた。


「ようこそいらっしゃいました。私はこの教会で神父を務めているチップと言います。」


 なんだか、記憶をディスクにできる人みたいだな名前だな。


「それではさっそく、お子さんのステータスを確認しましょうか。」


 そう言いながらチップ神父はこぶしくらいの大きさの水晶玉を取り出した。


「さあこの水晶に手を置いてください。」


 僕が水晶に手を置くと、水晶は輝きだし、空中に大きな半透明の板が出現した。



  ステータス

 名前 ケイト・パルティナ/5歳/LV1

 種族 人族

 体力 2000/2000

 魔力 4000/4000

 攻撃 1000

 防御 1000

 素早さ1000


  スキル

 鑑定眼 LV MAX

 獲得経験値50倍 LV MAX

 魔力吸収 LV1

 記憶操作 LV5

 全言語理解 LV MAX



  魔法

 火属性 LV1

 水属性 LV1

 風属性 LV1

 土属性 LV1

 光属性 LV1

 闇属性 LV1

 空間属性 LV1

 無属性 LV1


  称号

 不動の精神

 魔導王



 家族だけでなく神父さんまで絶句している。

 ふっふっふっ。僕のステータスがすごすぎて声も出ないか。


 などと能天気なことを考えていると、母さんが膝をついて泣き出した。とてもじゃないが嬉し泣きには見えない。


 父さんは混乱している僕の肩を掴みこう言った。


「お前は、本当に俺たちの息子か?」



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