第5話
しばらくすると、メイド服に身をつつんだ女性と、10代くらいの短めの栗色の髪をした美少女が部屋に入ってきた。
「どうしたのケイト?お腹が空いちゃったかな?」
そう言いながら少女は自分の胸をはだけさせた。そう、このどっからどうみても10代にしか見えない少女が俺の母親だ。
俺はさっそくママンのおっぱい吸う、全く興奮しないのは相手が母親だからか?とか考えながら鑑定眼でママンのステータスを見ると、
ステータス
名前 マリー・パルティナ/16歳/LV48
種族 人族
体力 30000/30000
魔力 150000/150000
攻撃 6000
防御 4200
素早さ 7800
スキル
無詠唱 LV MAX
魔力高速回復 LV7
裁縫 LV2
魔力操作 LV8
魔法
火属性 LV7
水属性 LV9
風属性 LV6
光属性 LV7
称号
フォースマジシャン
英雄の妻
こ、これは!ふっ、ふふふっ、ふははははー!全国のモテない男達よ!俺は今JKのおっぱいを吸っているぞ!異世界に転生すれば彼女いない歴=年齢の奴でも美少女の胸をこうして吸うことができるんだ!(母親だけど)てか何だよ英雄の妻って、パパって英雄なの?他の人のステータス見たことないからわからないけど魔力150000って多くね?それに魔力関連のスキルも多いし。いや、それより16歳で赤ちゃん生むって早いよね?そんなことをぐるぐると考えていると、
「奥様、もうそろそろ良いのではないですか?」
「そうね、ケイト、そろそろ終わりにしようね。」
おっといけない、考るのに夢中ってついつい飲み過ぎたようだ。
おっぱいから口をはなしげっぷをすると無性に眠くなってきた。そうだ、眠りにつく前にメイドさんのステータスも見てみよう。
ステータス
名前 メイヤ/27歳/LV76
種族 人族
体力 150000/150000
魔力 70000/70000
攻撃 16000
防御 17000
素早さ 13000
スキル
剣術 LV7
直感 LV5
体力上昇 LV7
料理 LV MAX
掃除 LV MAX
礼儀作法 LV MAX
魔法
火属性 LV5
称号
凄腕メイド長
やはり、メイドは強いのか。そんなバカなことを考えながら眠りについた。
翌日、俺は父親のステータスが気になった。しかしそれ以上にお漏らしをしたおしめが気になり、とりあえず母親を呼ぶことにした(泣いてね♪)。すると今日は母親とメイドさんだけでなく若い茶髪でイケメン男性もついてきた。父である。今日は父親が家にいる日だったか。
「お漏らしをしたようですね。」
メイドさんは俺を一目見てそう言った。流石は凄腕メイド長、そういえば他のメイドさんを見たことがないけどいるのかな?
「ケイトのおしめをかえるの僕がやってもいいかな?」
父親の問いかけに母親は微笑みながらうなずいた。俺は丁度良いのでおしめをかえる父親を鑑定眼で見た。
ステータス
名前 シリウス・パルティナ/22歳/LV108
種族 人族
体力 400000/400000
魔力 100000/100000
攻撃 38000
防御 34000
素早さ 37000
スキル
剣術 LV MAX
体術 LV9
物理攻撃耐性 LV8
体力高速回復 LV9
天走り LV MAX
気配察知 LV MAX
気配遮断 LV9
高速思考 LV MAX
直感 LV MAX
魔法
称号
英雄
達成者
達人
はあああ!? れ、レベル三桁!? 何だよこれ!チートや、チーターやん!称号3つも持ってるし、魔力以外メイドさんの倍はあるし。そんなことをわめいていると父親が険しい顔で、
「お前今、スキルを使ったか?」
ヤバい、ばれた!なぜだ母親やメイドさんにはばれなかったのに、もしかして直感のせいか?レベルMAXだし。いや、そんなこと考えてる場合じゃない、どうにかして誤魔化さなければ!
よしっ泣こう!赤ちゃんは泣けば何でも許されるんだ!とりあえず涙目で、
「ひっく、ひっく。」
「あーもう、そんな怖い顔してケイトが泣いちゃったじゃない。まだ1歳にもなってない赤ちゃんが使えるわけないでしょ」
「うーん、確かにそうだな。俺の気のせいか。」
ナイスママン!ママンのおかげで怪しまれずにすんだよ!
今後は父親の前ではスキルを使うのはよそう。