大東高校
アホ2人が生徒指導室に連れて行かれている。ここでこの大東高校を説明しよう。
この学校では俺が知っているだけでもすでに2人歴史的有名人の子孫を入学させている。そのため外国人も、少なくはない。
しかし、俺のような特に有名人の子孫では無いやつもいる。しかしその人数は究めて少ない。さらに男子がなぜか少ない。1クラスだいたい男子は4~5人程度。それが4クラスなので・・・。
その代わりと言っちゃなんだが、女子が多い。1クラス30人程。しかし・・・いくら男子が少ないからって・・・。
(女子と体育を合同にするか・・・?)
今は冬だから良いが・・・。プールまでいっしょだったのは参った。って言っても1回しか入ってないけどな。それにプールの後は美長が切れやすくなるしな。なぜかは知らんが。
体育の授業はテキトーにすごした。そして後は平和に終わり4限目が終了。昼食になった。
「おい、勇人」
声をかけてきたのは佐藤だった。後ろには岡田もいる。
「なんだよ」
短く返すと
「俺さ、室内温水プールの無料券、当てたんだぜ!」
なんだこいつ・・・。プールでなんでこんなに大騒ぎするなよ。と思いながらチケットを見ると
「ふ~ん・・・。ってこれ!最近オープンしたばかりのとこじゃないか!」
前にTVでやってたがウォータースライダーやめちゃめちゃ深いプールとかあるらしい。室内で温水だから冬でも大丈夫だしな。
「それだけじゃねーぞ?これは限定100人に当たるプレミアムチケットだ!」
ちなみにプレミアムチケットとは中にある売店や有料のウォータースライダーも無料になるらしい。
「そりゃぁ・・・。すごいな。で、なんだ?自慢か?」
俺が嫌みっぽく言うと・・・
「俺はそんな小さいやつじゃねーぜ?」
じゃなんだ?ミジンコか?と思うがと思うが口には出さない。
「まぁ?そのプレミアムチケットは1枚で6人まで行けるんだぜ?」
「・・・それで?」
「あと三人、お前が決めろよ!」
佐藤にしてはなんかこっちに有利な気がするが。
「いいのか?」
「うんうん、いいって。そのかわり・・・」
「かわり?」
「美少女戦国武将を2人連れてくること!」
・・・そんなことだと思ったぜ。確かに同居はバレてないが美長、実理と俺が仲良いことは知っている。まぁその2人は言われなくても連れて行こうとは思ってたけどな。こんどはキッチンだけじゃ済まなさそうだ。となると・・・
「あと1人は?」
「別に?誰でもいいぜ?」
とだけ言って2人は去っていった。正直プールに誘うほど仲の良いやつはあまりいない。しかもプールだしなるべく女子はさけたいなぁと思っていると・・・
「・・・朝日」
「え!?な、なにかな?」
「プール・・・行く?」
少しは設定がわかっていただけたでしょうか?
次回はプールです。
いや・・・。まぁプールまで行けるかはわかりませんが・・・。
では次回もよろしくお願いします!