3人で・・・
~事情説明中~
「「と言うわけだ(なのよ)」」
2人同時に言い終わる。
「へ~、な~るほど・・・」
なにか変なことを言い出しそうな雰囲気だったので
「ところでなんでお前は言えに来たんだ?」
美長はなぜか真っ赤になり固まっているのでご本人に聞いてみた。
「実はね、私の両親が海外旅行に行っててそこの飛行機がなにかのトラブルを起こしたらしくて・・」
「それはまた大変だな・・・」
「で、同時にストライキとかなんか起きちゃって年単位で帰ってこれないの」
・・・ほんとに大変なことになってるな。
「うわ~・・・両親は無事なのか?」
「うん。まぁ治安の良い国だし、ホテルも無料になるからって向こうに泊まるみたい」
ずいぶんとのん気な親だな・・・。まぁ無事なら安心だ。
「そのことを美長に言ったら『私の家に来なよ!』って言うから・・・」
けっきょく自分のせいじゃねーかよ。美長。
「で、美長。けっきょくどうすんだよ」
「どうってなによ・・・」
こいつは話を聞いてなかったのか?まぁいいや。
「実理1人を家に帰すわけにもいかないしな・・・」
最近はなにかと物騒だ。しかも今はなんやかんやで12時を回っている。女子を1人で帰すわけにもいかない。
「私のことは気にせず。2人の邪魔なんてしないからさ」
・・・またこいつはそういうことを言うし
「そ、そんな!実理!私の家に泊まりなよ!」←俺の家です。
「私にはそんなことできないよ!」
なんか実理がのってきたし追い返して皆にチクられてもあれなので・・・
「おい、実理。泊まっていけ」
仕方がなくそう言ってやった。なんとなくイヤな予感はしていたが・・・
「え!いいの?ありがとう勇人!」
・・・なんかこいつ『計画通り』みたいな顔したぞ?
「じゃお言葉に甘えて~」
ここ、杉下家はもともと両親と俺の3人で暮らすつもりだったのでそれなりの広さはある。しかし3人ぐらしになるとはな・・・。
今回も読んでくれた人ありがとうございます!
進むのが遅くてすいません。
学生なので土、日しかたぶん更新ができないと思いますが
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