ガールズトークに巻き込まれる。これは嬉しいこと?いや、勘弁してほしい・・・。
「・・・いや、風呂に」
「さっき入ってたじゃん」
「もう寝ようかと」
「まだ10時前だよ?」
何とか逃げるにしかず。と思ったがことごとく実理に捕まった。なので勉強も、ひと段落ついたので俺は3人のガールズトークを聞かされる羽目になった・・・。
「じゃ、まず朝日から!」
「え! ぼ、僕!?」
実理が指名するのか・・・。もっと嫌になってきたな。
「えぇ・・・と」
チラッと朝日が俺を見てくる。ん? なんだろう? 実理はなんかにやけてるし。あぁ! そうか!
「俺が居ると言い難いだろ? 俺というか男子がさ」
俺だって好きな人の名前を女子の前でなんて言いにくすぎる。退室しよう。うんうん。
「・・・そういうことじゃ、ないんだけどね・・・」
「まっ。こういう人ですから」
なんだろう? せっかく気を使ったのにがっかりさせたらしい。乙女心というやつだろうか?違うな。
「んじゃ、次は美長ね」
「わ、私!?」
流れ的にそうだろ。ちなみに俺は実理に足払いされて退室失敗。
「誰かな? 誰かな?」
「・・・し、知ってるくせに」
「え~? 何々~?」
今度は実理が美長と俺を交互に見てきた。こ、これは!
「言っとくが実理」
と俺が言うと美長はビクっとし、実理は『おっ!』という感じの顔をした。
「・・・俺は美長の好きな人なんて知らないぞ?」
ズルっと3人が素でこけていた。何してんだ。危ないぞ。
「あ、あんたってやつは~・・・」
「まっ。こういう人ですから」
なんだろう以下略。
「そういや勇人は居るの?」
「何が?」
「「「話し聞いてた!?」」」
ちょ、ちょっとしたジョークだよ。本気にするな。
「わかってるって。好きな人だろ?」
「うん」
美長と朝日は身を乗り出してまで聞こうとしている。でも・・・。申し訳ないが
「今は興味ないんだよな~」
「「えぇ!?」」
う~ん・・・。2人してそんなに驚くことはないだろう。
「えぇ!?」
1拍遅れて声を出した実理。・・・なんか嫌な予感。
「そんな・・・。佐藤や岡田がいいってわけ?」
予感的中。
今回もよろしくお願いします。