文化祭Ⅰ
テスト期間ですが時間がありましたので
更新させていただきました。
これからもよろしくお願いします。
などなどを考えていたら部屋からOKが出たので入る。
「う、うそ・・・。ホントに・・・」
「でも・・・。見たでしょ?」
なにはともあれ2人とも信じてくれたようだ。助かった。しかし今になって思うんだが別に脱がなくても服の上から触ったりするだけでよかったんじゃないか?まぁどちらにせよ俺が居たんじゃできないが。
「わかったろ? これが真実ってやつさ」
うん。良いこといったな俺。で
「じゃあそろそろ寝ないか? 朝日は実理の隣の部屋を使ってくれ」
「う、うん。わかったよ」
実理に手をひかれ朝日は寝室に行く。美長もついていった。
「・・・はぁ」
1人になった俺はため息をつく。織田だけでも手を焼いていたのに豊臣、徳川と来たか・・・。まだなにかありそうな予感がするんだがなぁ・・・。
俺の心配も杞憂に終ったらしく、今日は12月9日。着々と冬休みが近づいてきている。しかし今は・・・
「う~ん。もうすぐ文化祭だねぇ!」
朝から朝日が声をかけてきた。そう明後日、12月11日は文化祭なのである。普通は10月ごろにやるらしいんだが、ここ大東高校は夏と冬の2回する。夏はまさかまさかの連日、大雨。それにより外とかに出し物もするので中止。実質、初めての文化祭なのである。だから明日は準備で大忙しだ。けっこう大きなイベントらしく地域の人も来るのに準備が1日だけというのもあり、明日は学校に泊まりが許されている。
「そうだな。朝日は学校に泊まるのか?」
「うん。そうしようと思ってるけど、やっぱり心配が残るよ・・・」
「そうだよな」
この朝日。俺らには女であることをカミングアウトしたが学校には言っていない。朝日が前に居た親の友人は朝日が出て行ったので心配しているのかと思いきや、むしろ喜んでいるらしい。ひどいよな。家に呼んで正解だった。
「でも、文化祭。初めてだから緊張するなぁ~」
朝日はこういうのが好きなのか妙にワクワクしている。う~ん。話すこともあまりないし聞いてみよう。
「おい、朝日」
「ん? なに?」
「お前、好きなのか?」
文化祭が
「・・・え?」
「だから好きなのか?」
「えぇ! いや・・・。あの・・・。いきなり言われても」
なんだ?別にいきなりも何もないだろう?まさか隠しているのか?
「好きなのか? むしろ好きだろ?」
「え、え~と・・。う」
「文化祭が」
「ん・・・。って、え?」
「文化祭好きなんだろ? けっこうテンション高いしさ」
「・・・。」
なんかいきなり黙り込んだな。ってか睨んできた!なぜに!?
「勇人のバカ」
う~ん・・・。なぜ俺は罵倒されなくちゃいけないんだ?ちなみに朝日は同居を始めてから俺のことを勇人と呼ぶようになった。まぁ別にどうでもいいけどさ。
「う~ん。朝日も急にあんなこと言われたら戸惑うよね~」
「わっ! み、実理!」
「ハロー」
しかしあんなことってなんだ?俺が文化祭の話をしたら戸惑うのか?わからんやつだ。
「まっ、朝日。勇人は昔からこんなやつだから気をつけてね~」
「う、うん・・・」
なんだろう。女子の世界ってやつか?だとしたら俺はごめんだな。
「あ、あれ? 美長は?」
「あれれ? さっきまでいっしょにいたんだけどなぁ?」
女子はすごいよな。いつの間にか『さん』とかつけなくて、名前で呼び合えるようになるんだからなぁ。
なんとか時間が作れたので、更新をしました。
時間は与えられるものではない。
作るんだ!
と、まぁ友人に言われたので作りました。はい
相変わらず見にくい文章ですが
よろしくお願いします。
ご指摘、ご感想お待ちしています!!