表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
偉人パラダイス  作者: 野球人
~1stシーズン~
14/32

徳川家

お待たせしました


14話目です!

と、徳川!?ってことは・・・

「おい、まさか・・・」

と俺が言うとこくり、と1つうなづき

「僕は徳川家康の子孫だよ」


・・・織田、豊臣ときて次は徳川かよ。これでホトトギスを歌った人が全員集合したな。

「でも・・・。なんでお前が女であることを隠さなきゃいけないんだ?」

「そ、それは・・・」



~数分後~


ようするにこういうことらしい。朝日は徳川家として生まれた。しかし朝日の両親は朝日を生んだ時に亡くなっており、頼れる親族もおらず1人で暮らしていた。しかしある日遺書が見つかった。それは家康公が書いたものであり徳川家が絶えそうなときは代々徳川家と強い結び付きがある松平家を頼るようにと。

家康直下の子孫である朝日は全財産の財権を持っている。たぶんその財産が目当てなんだろうと思われるらしい。いわゆる政略結婚ってことらしい。でも松平家の末裔は女らしく自分が男でならなければならなかった。だから自分が男になりきれるか・・・という感じだ。今は親の友達だった人の家にいるらしい。しかし家に置いてもらえる理由は3年間誰にもバレずに学校生活を送れなかったら即家を追い出されるらしい。ひどい話だ。


「うぅ・・・。これからどうしよう」

今にも泣き出しそうな朝日。

「でもそんなのバレねーんじゃ?」

そうだ。このことを俺が誰にも言わずに・・・

「無理だよ。おじさんはどんな手を使ってるか知らないけど、僕の隠し事をすぐに見抜くんだ・・・」


それはお前がオドオドするからだろう。しかしこうなったのも俺にも責任がある。・・・しょうがない。

「おい、朝日」

「な、なに・・・?」

そ、そんな泣きそうな目で見るなよ・・・。

「俺の家に泊まれ。部屋は余っている」

そのその女とわかった以上ほっとおくわけにもいかんしな。


「え・・・。杉下君の家に?」

「あぁ。ま、イヤなら別にいいけどな」

ただの提案なだけであって別に無理にとは言わないしな。

「う、うんうん。じゃあ・・・ありがたくそうさせてもらうよ」

にこっと軽やかに笑う朝日。こいつはこいつでいきなり妙に女っぽくなったような・・・?

「と、とりあえず昼食にしよう」

なんかすごく色々ありすぎて忘れかけていた。

「わかった」





「も~。勇人ったらどこに行ってたのよ!」

「遅すぎ。待ちくたびれた」

「悪い悪い・・・」

フワッとしていて優しい感じの朝日とは正反対の2人がゲシゲシと蹴ってくる。

「杉下君は悪くないよ。ちょっと僕の用事に付き合ってもらっていただけだよ」

と俺をフォローしてくれる朝日。まったく表裏一体なんて誰が言い出したのか。表(朝日)と裏(美長&実理)は全然違うぞ。ってか表裏一体ってこの使い方であってたっけ?

「あ、そうなの?」

「ねぇ、朝日君は何にする?」

ったく俺と朝日のあつかいが違い過ぎるだろ・・・。


今回は説明文が長くなりすいませんでした。

イロイロと矛盾点はあると思いますが


そこは温かい目で見てやってください。

ではご指摘、ご感想お願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ