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偉人パラダイス  作者: 野球人
~1stシーズン~
12/32

IN プール

息を切らせながらも集合場所に近づいた。しかし・・・

(あれ?みんな外にいるぞ?)

てっきりみんなもうプールに入っていると思ったのに。そしてみんなの方へ行くと

「あ! やっと来た。遅いぞ!」

と、俺より長身の佐藤が言ってくる。

「悪い悪い・・・」

こいつに説教されるとは思っても無かったが、今回は明らかに俺が悪いので謝っておく。


「それはそうとなんでまだみんな外にいるんだ?」

不思議に思い俺は聞いてみる。すると・・・

「いやな? お前だけならみんなで先に行ってるけどよ。朝日までこないんだよな」

俺だけなら入ってるか・・・。まぁ逆の立場なら俺もそうしてるけど。

「朝日も遅れか?」

あいつらしくも無い、と思っていると俺の携帯が鳴り出した。取り出してみると、朝日からのメールだった。

『ごめん!少し急用ができちゃったからみんなで先にプールに行ってて!僕も後で行くから』

とのことだった。やっぱりなにか用事でもあったのだろうか?それをみんなに伝えると

「そっか。なら先に行こうか」

佐藤が言いみんなでプールへ向かうのだった。




さて水着に着替えプールサイドへ来た瞬間・・・

「うお~! 海だぁ! 泳ぎまくるぜ~!」

とか言って走っていった佐藤。海じゃないがな。そして

「カシャ! カシャカシャ!」

夢中で何かを撮っている岡田はほっといて・・・。一通り泳いでいたら実理がやってきて

「ねぇ。そろそろお昼にしない?」

と言ってきた。時計を見ると確かにもう12:30を回っていた。


「そうだな・・・。そろそろ・・・。」

昼飯にするか、と言おうとしたところで

「ん? あれって朝日じゃねえか?」

俺は朝日っぽいやつを見つけた。実理も見つけたらしくお~いと手を振っている。

「おい! 朝日!」

呼んでやると、気づいたみたいだな。

「み、みんなごめんね? 少し用事ができちゃって・・・」

少々息を切らしながら言ってくる。でもさっきの所からここまでそんなに距離はないんだがな。とか考えていると

「ねぇ今からお昼にするけど朝日君も来る?」

と実理が聞いていた。しかし朝日は悩んでいた。う~ん。遅れてきたので少し引き目に感じているらしい。そんな気にしなくてもいいのに。

「いっしょに行こうぜ」

と、言い近づいて朝日の肩にポンと手を置いた。すると・・・

「!」

朝日はなぜか俺のほうを見てハッ!とした表情になり

「ぼ、僕はもう少し後にするよ! ちょっと泳いで来るね!」

と言い走り去った。なんだあいつ・・・?




とりあえず泳いでいた美長を連れて3人で(アホ2人はずっと遊んでいるのでほっておく)。昼食をとるため売店に入る。

「じゃあ美長といっしょに食べ物買って来るね」

と言いつつ実理と美長は買いに行ったので俺はボーとプールサイドを見ていた。

あけましておめでとうございます!

1日遅れですいません・・・。

次は朝日君の話、中心になります。

そしてもうプールの話は終わります。


では今年もよろしくお願いします!

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