1/1
プロローグ
高校生活、それは人生において1番の青春と言ってもいいほどの短い三年間。
あなたはその三年間どう過ごしたか、またどう過ごそうとしているか、それはあなた次第だ。
あなたの行動でその三年間に花を咲かすことだって出来るはずだ。
俺はこの三年間この学校にいた、それだけを残したくて生活をしようと思った。
俺が生きた証を跡をつけて卒業する、それが違った結果になったとしても、悔いのないように生きる。
それが高校生活の目標だ。
高校に入って早一ヶ月、何かを残そう残そうと思っていたのに、何も行動を起こせないでいる。
「あーあ、やっぱり口だけなんだよね」
ポツリと呟いた言葉は誰かに聞かれる訳ではなく俺自身に響いた。
入学する前はカッコつけてあんなことを思っていたのに、いざ生活してみるとこの様。
16年間生きてきて得たものは何もない、これが俺、これが白石真二なんだ。




