9章 図書室にて
こんにちは、こんばんわ
また、投稿するの忘れてた。やっちまった。
けど、今回はストックがあまりないので連続はできません!
すいません。
ある日の昼休み、僕はいつも通り1人で昼ごはんを食べていた。
「ごちそうさま。」
よーし。今日も授業が始まるまで寝てようかな~。
と思い、寝についたがなんか教室がうるさい。どうしても眠れないので場所を移動しよう。
僕は図書室にきた。そこは、驚くほど静まり返っている。いい席はないかと探していたとき、青い髪男子生徒に目がいった。
陰浦:「あれ?青木さん?」
青木:「あ、どうも」
少し、声が違ったが青木さんだ。
青木:「陰浦さんはどうしてここに?」
陰浦:「あぁ、僕は教室で寝ようとしたんだけど、あまりにもうるさくて」
僕がそういうと青木さんは少し微笑んだ。
青木:「ふふっ」
陰浦:「え、そこ笑うところ?」
青木:「あ、いや。陰浦さんも僕と同じような性格なのかなって」
陰浦:「そう?まぁいいや。それより、隣いい?」
青木:「いいですよ。っていうか寝にきたんじゃないんですか?」
陰浦:「そうだけど、なんか青木さんと話すの楽しくなっちゃって」
青木さんはまた微笑んだ。青木さんは1人でいることが多いのかな。
陰浦:「あれ、それって雑誌?」
青木:「はい。アイドルの雑誌です。小さい頃から歌を歌ってみんなを元気づける人たちが、かっこよくて。ぼくもこんな風になれたらいいなって」
陰浦:「あぁなるほどね。」
(声が少し変だったのはそういうことか)
僕は何かを察した。
青木:「陰浦さんは何か目標はありますか?」
陰浦:「僕は………」
[俺たち、こんなやつをずっと推してたのかよ。金返せよ!おらぁ!]
[べ、別に僕はそんなつもりじゃ!]
過去の出来事が脳内をよぎる。
(っ!!……まただ。)
青木:「陰浦さん?」
陰浦:「え、あぁいや。なんでもない。僕の目標だったね。えーっと……」
青木さんが心配そうな目でみてきた。
心配させたくないのに……
陰浦:「僕はあまり目立たずに、みんなを影で支えて、見守るような存在になりたいなぁ。」
青木「ふふっ。なんですか~それ~」
陰浦:「な、なんで笑うんだよぉ!」
僕が真剣な顔で話してるのにさー!
青木「いや、やっぱり陰浦さんは面白い人だなぁと」
そんな感じで話してると昼休みがあと10分で終わりそうになっていた。
陰浦:「もう、こんな時間か。あ、そうだ。青木さん、これあげますよ。」
僕は小さな袋に入ってる飴を取り出し、青木さんに渡した。
青木:「ん?飴ですか?」
陰浦:「のど飴です。青木さん、さっきから声がガラガラだったのでもしかしたら、歌を歌いすぎて喉が痛いのかなって」
青木さんは驚いた顔をした。
青木:「え!?なんでわかったんですか?」
陰浦:「僕は少しだけど、耳がいいんで。じゃあまた。」
僕は図書室を後にした。
結局寝れなかったな。でも、青木さんと話せてよかった。
読んでくれてありがとうございます。
そういえば、会話がごちゃごちゃしてるところは誰がしゃべってるか名前を出すようにしたいなぁ。
ではまたー