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無能の精算者  作者: 晴玉
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プロローグ

初投稿ですが、皆様よろしくお願いします!



「…」


「…」


…ここはどこだ?


目の前には見たことも無い高い木々が

延々とそびえ立っており、草木が周りを囲んでいる。


自分の状況を整理しようとするが

なにも思い出せない。

名前も、何もかも。


ふいに襲い来る頭痛。

なにも思い出したくないと全本能が訴えかけていた。


「ハァ…ハァ…くっ…………ふぅー。」


荒くなった呼吸を整え、辺りを見回してみるが

一向に答えがみえない。


「このままここに居ても埒が明かないか…

少し歩いて様子を見てみるか…。」


ザッザッザッ


生い茂った草木をかき分けドンドン奥に進んでいくが

およそ道とは言えない道を歩いている為

疲労が溜まっていく。



何時間歩いただろうか。

飽き飽きしてきた頃にようやく草木の終わりが見えた。


「家?、、、小屋??」


人が住んでいるとは思えない丸太をくり抜いたような質素な家を発見した。

家の周りに薪や、焚き火の後があり

誰かがここで暮らしていることは遠目から分かった。


とにかくここがどこか知りたい。

その一心でその家に近づいていく。


「…………?!」


家の前に立ち、声をかけようとしたが

声が上手くでない。

心臓の鼓動が早くなり、呼吸が荒くなってきた。


人と話すことを全身が拒絶しているみたいだ。

怖い…嫌だ。

自分の中でそんな言葉が繰り返される。


「ハァ…ハァ…くっ……うっ。」


そこで意識が途絶えた。


次回『異世界』To Be Continued

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