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僕と彼女
前を歩いていた彼女が、振り向いて言った。
「ねぇねぇ、何かさ、思い出巡りしてるみたいだね」
「思い出巡り? 何だそりゃ」
「ほら、行く場所行く場所何らかの思い出があるじゃない? ボウリング場も海も商店街も……」
「まあ地元だからな。無い方がおかしいだろ」
「それもそうだけど……。あ、そうだ!」
彼女が両手を打ち合わせ、さもいい事を思いついたかのようにある場所を指差した。
「行きたい場所があるんだ。最期に思い出巡りを飾る場所が……」
前を歩いていた彼女が、振り向いて言った。
「ねぇねぇ、何かさ、思い出巡りしてるみたいだね」
「思い出巡り? 何だそりゃ」
「ほら、行く場所行く場所何らかの思い出があるじゃない? ボウリング場も海も商店街も……」
「まあ地元だからな。無い方がおかしいだろ」
「それもそうだけど……。あ、そうだ!」
彼女が両手を打ち合わせ、さもいい事を思いついたかのようにある場所を指差した。
「行きたい場所があるんだ。最期に思い出巡りを飾る場所が……」