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第8話

長い午後の授業も終わり、放課後の時間になる

この学園祭の時期は放課後も作業を行えることになり、用事がない限りは参加することとなっている


シセイ「うーん…」

グリア「ユア!もうちょっと右!」


シセイたちのクラスは喫茶店をやるようだ

ほかの男子からメイド喫茶という案も出ていたが、もちろん女子からの猛反対により却下

それなら、という形で喫茶店をやることになったそう


ユア「…こう?」

グリア「そうそう、オッケー!」


人から命令されるのを嫌うユアも、学園祭という理由で渋々手伝っている

ユアとグリアは喫茶店の看板を作っているようだ


シセイ「グリア、これってどうすればいいの?」

グリア「これは、資料室に返してきて」


3人の中ではグリアがリーダーのような存在になっていた

シセイにもできることを指示している


シセイ「うん、わかった!」


大きなダンボールを持ち上げ、教室を出て行く

中には工作などをする道具が入っているのだろうか


シセイ「(結構重いな…)」

イツキ「ほら、手伝ってやるよ」

シセイ「え?あ、す、すみません!」


イツキは重そうに持っているダンボールをシセイからひったくり、自分が持った


イツキ「あぁ、お前には重いかもな」


運動には結構自信があるイツキはダンボールを軽々と持っている


シセイ「すみません、なんか…大丈夫なんですか?」

イツキ「あぁ。クラスの様子見て回ってたところだし。資料室だろ?」


生徒会長は全て把握していて当たり前、というようにいつもシセイのやろうとしていることを見透かすのである

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