第21話
次の日
シセイたちのクラスは午前中に1日授業がある
女子「楽しみだね!」
ユア「…眠い…」
クラス中ガヤガヤしていて、ユアにとっては好ましくないクラスの様子
ヒルア「はい、みんな!席についてー!」
ヒルア先生が教室に入って来ると、後ろから女性もはいってきて、もう一人の女性はドアのところに立っていた
ヒルア「今日はみんな知っての通り、1日授業よ。くれぐれも迷惑をかけたりしないでね。では、あとはよろしくお願いします」
教室を出るときにもう一人の女性に頭を下げてヒルア先生は教室を出て行った
マーシャ「みなさん、おはようございます。私は四天王のマーシャです。今日はよろしくね」
マーシャが笑顔でいうと、クラスメイトは声を揃えてよろしくお願いします、と返した
マーシャ「では、まず出席確認から…」
座席表をみながら名前を呼んで行く
シセイの番がきた
マーシャ「!」
とたんにマーシャは目を見開き黙り込んでしまった
女子「?どうしたんですか?」
シセイ「(ぼ、僕がどうかしたのかな…?)」
マーシャ「いえ、なんでもないわ。シセイ」
シセイ「は、はい!」
マーシャはにこやかにシセイの名前を呼んだ
マーシャ「これで全員ね。では、授業を始めていきましょうか」
マーシャはくるっと向きを変えて黒板に向き直り、チョークを持った
マーシャ「まず、新しい魔法を覚えていきましょう」