第17話
それからは毎日が走馬灯のように過ぎ去った
そしてあっという間の学園祭当日
グリア「緊張してきた…!」
ユア「…なんでこんな格好しなきゃいけないの」
グリア「まあまあ!メイドよりはいいでしょ?」
グリアとユアが話で盛り上がってる頃、シセイは昇降口で案内の最終確認をしていた
シセイ「(よし…校舎が結構広いからな…)」
来客用のパンフレットを見ながら、どこになにがあって、なんの展示や店があるかを頭に叩き込む
校門も綺麗に飾られていて、校門前には客の行列がすでにできている
そんなこんなで学園祭が始まった
執行部「来校ありがとうございまーす」
執行部は校門のところで入ってくる客にパンフレットを配っている
シセイは昇降口で誰かが話しかけて来るか、困ってる人を見かけるまでひたすら待機
シセイ「…」
イツキ「ありがとうございまーす」
イツキも昇降口のところで客に挨拶をしていた
ルータ「あ!シセイさん!」
シセイ「?ルータ、どうしたの?」
ルータ「勧誘してたんです!シセイさんもよかったら来てくださいね!」
ルータは笑顔で手作りのチラシをシセイに渡す
チラシには興味を引くようなことが書いてあった
『絶対に当たる!?直々の星占い!』
シセイ「へぇー!手が空いたら絶対行くね!」
ルータ「ありがとうございます!あ、星占いどうですかー?」
ルータは客にチラシを配りながら去った
シセイ「(頑張ってるんだなぁ…)」