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第11話

グリア「あんたたちは調子どうなのよ?」


魔法学校の校門を出て五人は世間話で盛り上がっていた

やはり学園祭のことである


グリミ「もちろん順調だよ!星のこともたっくさん勉強してるんだから!」

ルータ「グリミさん、すごい頑張ってるんです」


2人もそろって微笑みながら楽しそうに話している

グリミは天文学が専門で、星占いを店を出すということはイツキからシセイも聞いていた


ルータ「ね?マキヤくん!」

マキヤ「…あ、あぁ」


いきなり話しかけられびっくりした様子のマキヤ。会話に入るようなことはしなかった


シセイ「…?」


シセイも前から感じていたが、マキヤだけは特別なオーラが出ている気がしていた

一匹狼タイプなのは明らか。魔力もズバ抜けてすごい。そこからくるオーラなのか…?

いや、違う。ほかにもなにかある


グリア「じゃ、私たちはここで別れるから」

グリミ「またね!」


グリアとグリミは仲良く並んで帰って行った

残ったのは男子陣である


ルータ「シセイさんはなにやるんですか?」

シセイ「…え?」


いろんなことを考えてしまったせいでシセイは頭の中がからっぽだった


ルータ「?どうしたんですか?」

シセイ「う、ううん。僕たちは喫茶店だよ」

ルータ「へぇー!絶対行きますね!」


ルータは学園祭がとても楽しみのようだ。無邪気な子供のようにはしゃいでいる


ルータ「じゃあ、ボクたちもここでお別れですね…また明日!」

マキヤ「…また」


マキヤとルータは話しながらシセイと反対の道を歩いていく

シセイの家は町外れにあるために絶対最終的には1人なのである


シセイ「…はぁ…」


ゆっくりと足を踏み出し帰路を歩き出す

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