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あ と が き



本編をお読みになっていない方でも大丈夫。

大きなネタバレはないはずですから(笑)


…でもなるべく本編読み終わってからにしてくださいね。

「あとがき」なんですから(爆笑)


ご読了ありがとうございました。作者の「れいちぇる」と申します。物語は終演を迎えましたが、あとがきに今しばらくお付き合いください。


 宗久と来音の二人の少し過酷な運命のお話「Reineseele」、いかがでしたでしょうか。不定期更新で、読者のみなさまのペースを乱しながらも(汗)終演となったこの子がみなさまの心にどんな色を残してくれたのか。とても気になるところですが、それを知ることは難しい。でも一人でも多くの方が

「読んでよかった」

と言ってくださるのなら、この上ない喜びです。





 この子はわたしが執筆を始めた最初の子になります。と言う事は2005年生まれ? その生まれた当時は正直お外に出すのが恥ずかしい出来栄えでした。学友達に読んでもらうのが限界。その後一年ほどパソコンの中でぐっすりお休みしておりました。

 しかしこのままにしておくのは忍びない。折角初めて小説を書いてみたのだから、人様に読んでいただきたい。その思いが強くなり、推敲推敲、また推敲。自分好みに着飾らせまくって、ふぅよく出来た、と振り返ってみたらかなりのボリュームになっちゃった。しかも2011年もなお改訂が進んでいると言う始末。

 文章作法というものはちっとも勉強しておりませんので、いろいろな点でなってないところが多いかもしれませんが、どうぞご勘弁を(笑



 さて、タイトルの「Reineseele(ライネゼーレ)」ですが、この単語は正確には存在しません。六年以上前にたまたまドイツ語の辞書を見ていた時に「Rein(きれいな、清潔な)」という単語に出会いまして、そしてたまたま知っていたドイツ語の「seele(魂)」をくっつけてしまったと言う偶然に偶然が重なって生まれた造語になります。

 この「Reineseele」を使い始めて六年ですか…。結構長い付き合いですね。この言葉に感じる愛着が高まりすぎて一つの小説となってしまうとは。人とは何をしでかすかわかったものじゃありませんね(爆



 SFカテゴリーで執筆させていただきましたが、宇宙でも、他の星でも、未来でもなく、ごくごく普通に現在が舞台。そして突出したバイオテクノロジーによって生み出された存在も、特に派手なモンスターでもなく、ごくごく普通の人間の女の子。物語も世界を救うなんて大それたことは全く無くて(笑)


…そうですね、テーマはやっぱり「人間」、なんでしょう。


 悩み、苦しみながらも精一杯生きている人間は、それが他者から見てたとえ悪と括られることになろうと、美しい。それをReineseeleという言葉に託して、作品と言う形に残してみたかった。…なーんか説教くさくていや〜な感じだなぁ。

 そんな大層なことを最初から掲げてたわけじゃないけど、いつのまにかそんな思いが強くなってました。


宗久も、来音も、わたしが精一杯こうありたい、と思う姿。

いつかわたしが自分を振り返って、少しでも

「自分として生きてきて、よかった」と思えるようになれたら…


そうだったら、いいな。




そして彼らの生き方を通して何か想っていただけるところがあったのなら…


生みの親冥利に尽きますね!




それでは、長々とあとがきにまでお付き合いいただきましてありがとうございました。

ここで本当に「Reineseele」は終了となります。

みなさまに触れていっていただけることが、この子にとっての何よりの喜び。これからもこの子を大事にしていただけましたら、幸いです。



ご愛読、ありがとうございました。


みなさまのもとに

すばらしい物語との出会いがありますように…






れいちぇる  〆

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