表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こちらギルドの調査員 ~冒険者じゃない俺の方がよっぽど大変なんだが?~  作者: 月城 葵
そろそろヒロインの出番じゃない?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/12

第7話   追加業務は遠慮したい


 朝は嫌いだ。

 特に徹夜明けの朝はなおさらだ。

 

 宿舎の洗面桶で顔を冷やし、指先にまだ残っている霜焼けみたいな痺れを揉みほぐす。


 あの青白いガイコツ、最後に刺したときの冷気が骨まで残ってる気がする。

 そういや、マルマルに剣を返してないな……まぁ、いいか。どうせ飾りだし。



 ギルドは今日も変わらず騒がしい。

 カエデの営業スマイルは満点、ただし俺への角度だけ二度ほど甘い。

 掲示板には、西の森の追加駆除がどっさりだ。


 ……うん、あれは冒険者のお仕事。


「アル、こっちだ」


 マルセル課長が目の下に堂々たる二重のクマを携えて手招きする。


「……で、倉庫街はどうだった?」

「アンデッドとデーモン。両方、処理済みです」


 そう言った途端、課長の顔がさらに青ざめた。

 胃が悲鳴を上げているのが、こっちにまで伝わってくる。


「詳しく聞かせろ」



 俺は昨夜の光景を、できるだけ淡々と報告する。

 ――床に残った黒い焼痕。

 ――ひしゃげた金属片。

 ――デーモンが受肉する時、体内に魔道具を取り込んでいた可能性。


「……正直、夢であってほしい内容だな」

「俺だってそう思ってますよ」


 課長が大きくため息をつき、机に置いた紙を指でとんとんと叩いた。


「報告書には倉庫街で異常を確認、詳細調査中とだけ書け。アンデッドやデーモンの件は――まだ外には出せん」

「了解です」



 報告書を書きながら、俺は思う。


 どうせ、後でまた現場に行く羽目になる。

 あの黒い痕と金属片の出所を突き止めない限り、終わりはしない。


「ところで課長」

「なんだ?」

「青白い光って、何日も前から噂があったんですよね?」

「……ああ、そうだ。警備隊の調べでは、他の場所は問題なしって報告が来てる」

「じゃあ、他の場所の光は何だったんですか?」


 課長が無言でこめかみを押さえる。

 胃の次は、頭まで痛くなったらしい。


「……それを、これから調べるのがお前の仕事だ」

「ですよねぇ」


 俺は肩をすくめて、報告書の余白にさらっとメモを入れた。

 ――複数地点で光の噂。真偽不明。要確認。


 ……要確認、ねぇ。 


 俺の仕事は、石橋を叩いて壊して、もう一度かけ直すことだ。



 ◇ ◆ ◇



「……調査の前に腹ごしらえ、いつも通りだな」


 報告書を課長に渡した足で、そのまま食堂へ。

 寿命が縮むような夜を過ごしたあとは、何か口に入れて落ち着かせるのが一番だ。


「いらっしゃい! あ、アル兄じゃない」


 店先でテッタが両手を振っている。

 朝っぱらから全力の笑顔、こっちが疲れる。


「軽く頼む。昨日から腹が冷えてるんだ」

「ふふん、ならスープだね。今朝は豆とベーコンの煮込み!」


 どんぶりを抱えて席につく。

 湯気が鼻をくすぐり、さっきまでの霜焼けみたいな痺れが溶けていく気がした。

 やっぱり飯は偉大だ。


「ところでテッタ。最近、青白い光を見たって話、聞いたことあるか?」


 パンをちぎりながら何気なく聞くと、テッタの眉がぴくりと動いた。


「うん、あるよ。昨日も客が言ってた。夜に東の街道で見たんだって」

「東か……」

「そうそう。荷馬車の御者がね、街道の端でふわっと光ったのを見たって。酒飲みじゃなく、素面だったってさ」


 なるほど、酒のせいじゃ片付けられない証言。

 スープをすすりながら、頭の片隅で地図を思い浮かべる。


 倉庫街、西の森、南の森、そして今度は東の街道。線にはならない。

 むしろ点が散っている。


「……ありがとな、テッタ。スープも情報も助かった」

「また、おまけつけとくからね!」


 やれやれ。腹は満ちたが、今度は頭が騒がしくなってきた。


 次に足が向いたのは、もちろん酒場だ。

 昼間のジョナスんとこは「準備中」の札が出てるけど、そんなもん気にしてたら情報は拾えない。


 軋む扉を押し開けると、カウンターでグラスを磨いていたジョナスが、顔も上げずにぼそっと言った。


「……準備中だ」

「知ってる。けど、ちょっとだけ噂をな」


 俺が腰を下ろすと、ジョナスは渋い顔で棚にグラスを並べ直した。

 その声は相変わらず低く落ち着いているが、耳はしっかりこっちを拾っている。


「青白い光と関係あるかは、わからん」

「それ、教えて」

「教会にな。幽霊を見たって真っ青な顔で、神父にすがりついてた陽気な調査員がいたらしい」


 ……陽気で、すぐ顔に出る調査員?


「……ナックだろ、それ」


 ため息が口から漏れる。あいつ、仕事より大げさに驚く才能の方が一級品だ。


「ジョナス、サンキュー。こっちも北の倉庫街でひと騒ぎだったんだ」

「聞いてる。生き残っただけ上出来だ」


 その目は一瞬だけ真剣に光り、すぐにいつもの渋い笑みに戻る。

 酒の匂いの残る空間で、背筋にひやりとしたものが走った。


 ジョナスの話だと、間違いなくナックが何か見たはずだ。

 そういえば昨日の帰り際、あいつ「大変だ」なんて言ってたな。


 ……何があったんだ?


 いや、課長に聞いた方が早いな。どうせナックの報告はもう上がってるはずだ。

 だが、リスクがある。課長に聞いたら最後――「追加調査」の紙束が俺の机に積み上がるのは目に見えている。


 仕事がこれ以上増えるのは、ごめんだな。


「ナックを探すか」


 小さく呟いて席を立った。

 あいつの性格からして、教会か、どこかの安酒場にいるはずだ。

 どんな大げさな語り口で幽霊を見た話をするのか、少しだけ楽しみでもある。


 酒場を出たところで、白衣の人影と鉢合わせした。


「お、先生。朝飯帰りか」

「ああ、テッタのところでね。アルの方は順調かい?」


 治療院のハクユウだ。

 相変わらず落ち着いた声色で、どこか人を見透かすような目をしている。


 俺は肩をすくめるだけにとどめた。順調なんて言葉とは程遠い夜だった。


「時間があるなら、診ようか? どうせ大立ち回りをしたんだろう」


 なんで知ってんだか……。情報通にもほどがある。


 ナックはそのうち見つかるだろう。

 こっちは先に、身体を整えておいた方がいいか。


「ああ、頼む」


 ハクユウの口元に小さな笑みが浮かんだ。

 ハクユウに続いて、食堂の裏手にある治療院へと歩き出す。

 途中でなんで昨日のことを知っているのか聞くと、ハクユウは涼しい顔で答えた。


「さっきまで、ガーがいてね。あっちこっち凍傷を負っていたよ」


 ……情報元は親分かよ。


「アルがいて助かったって、褒めてたよ」

「はいはい、褒めても何も出ませんがね」


 俺の返しに、ハクユウは口元をほころばせた。

 治療院へ到着し、扉を押すと薬草の匂いがふわりと漂う。


「そこに座って」


 慣れた手つきで器具を並べるハクユウに促され、椅子へ腰を下ろす。

 先生の世話になるのはいつものことだ。最低でも月に一度はここに通っている気がする。

 やれやれ、調査員の体は長持ちしない。


 ハクユウが俺の手を取って診察する。


「軽い凍傷があるね。そのまま動かないで」


 小さく頷くと、指先がじわっと温かくなった。

 ハクユウの治癒魔法だ。ひりついていた痺れが、雪解けみたいに溶けていく。


「うん。これでいい」


 一拍置いてから、彼は視線を上げた。


「肩はどうだい?」

「ああ、頼む」


 上着を脱ぎ、背中を見せる。

 ハクユウの指先が触れると、かすかに光が走った。


「……厄介な印だね。最近は痛むかい?」

「いや、一年前よりは随分、楽になってるよ」


 どこぞの狂信者に受けた呪い。

 それが俺の体を、今も蝕んでやがる。

 消えない焼き印のように残り続けるのが、忌々しいぜ。


 ハクユウが短く祝詞を唱える。

 低く落ち着いた声が部屋の隅で澄んでいき、薬草の匂いと混じり合う。


 指先から背中へ、柔らかな暖かさが伝わる。

 痛みがジワリと引いていくのが分かった。


「まったく、こいつのせいで、魔力は上手く練れねぇわ。魔力を流すと痛みが走るわで、ろくなことがねぇな。俺は修行僧じゃないっての」


 小さく苦笑を混ぜて呟くと、ハクユウは手を止めずに治療を続ける。


 初期の頃はもっと酷かったってもんだ。幻聴やら幻覚も見えるんだ。

 やってらんねぇだろ?

 

 目の前の人が二重に見えたり、足元が微かにズレて見えたりな。

 馬鹿らしくて笑うしかなかった。


 自分でも、あの時期を思い出すと薄ら寒い。



 ハクユウは額にしわを寄せ、慎重に背中の印を視線で追った。


「よし……やっぱり強いね、これは」


 聞き慣れた評を聞いて、胸の中で何かが固まる音がした。


「治るのか?」


 声を潜めて訊くと、ハクユウは少し間を置いてから答えた。


「解呪をしても、なかなか消えないね。相当強い術者の仕事だ。だが、焦らずに摘んでいけば消える。今の調子で定期的に治療を続ければ……あと、半年くらいじゃないかな」

「半年ね……分かった。頼むよ、先生」


 ハクユウは軽く頷き、いつものように包帯を丁寧に巻き直す。

 治療の手際に無駄はない。


 月に一度どころか、俺にとっては必要不可欠な時間だ。


「先生、いくらだ?」


 上着を直しながら尋ねると、ハクユウは道具を片付けながらふっと笑った。


「お代は、親分からもらってあるよ」


 にこりと微笑む顔は、いつもの落ち着いたそれだ。


「そういうことか」


 肩を軽く回し、調子を確かめながら手を上げて治療院をあとにする。

 薬草の匂いが背中に残ったまま、昼の街路に踏み出した。


 ……さて、ナックはどこだ。


 治療院を出て、足は自然とギルドへ向いていた。

 ただし課長に見つかるのはごめんだ。

 あの人の視界に入れば、間違いなく仕事が二つ三つ積み増される。


 入口をそっとのぞき込むと、カウンターのカエデがちょうど書類をまとめていた。


「なぁ、ナック戻ってきてないか?」

「ナックさんなら、昨日の夕方に見たきりですね」


 相変わらず、とびきりの笑顔で即答してくれる。


「お、サンキュー」


 軽く手を振って、そそくさと踵を返した。

 余計な目に捕まる前に離脱するに限る。


「……教会でも行くか」


 独り言ちて、石畳の路地を東へと歩き出す。


 教会へ向かう足取りは重い。いや、疲れてるってのもあるけど、それ以上に――。


「まったく、普段は用もないのにひょっこり顔出してくるくせに、肝心なときには見当たらないんだからな」


 ナックのことだ。あいつに限って、こういうときは大抵どこかでのんびりしてるか、余計な騒ぎを起こしてるかのどっちかだろう。


「たまには俺の役に立ってくれよ。同僚なんだろ、お前は」


 まあ、口にしたところで返事が返ってくるわけでもない。どうせ今も教会の片隅で青い顔をして、神父に泣きついてるのがオチだ。



 聖堂の尖塔が近づいてくる。


 石畳の上を歩きながら、俺はふと考える。

 同僚ってのは、頼りたいときに限って不在になる生き物なのかもしれない――少なくとも、ナックに関しては。


 信者が祈りを捧げる姿を横目に、聖堂前を通り過ぎ、教会に着いた。

 さて、ナックが泣きついてるかどうか――とりあえず中をのぞいてみる。


 祭壇前、ベンチ、脇の小部屋。ぐるっと一回りして……


「いねぇな」


 肩の力が抜ける。

 あいつなら、隅っこで鼻水垂らしててもおかしくないのに。


 視線を動かすと、奥で書物を片付けているコレル神父の姿があった。

 年季の入ったローブ姿はいつもどおりだ。


 近づいて声をかける。


「神父さん、ナックが今日はここに来てませんか?」


 コレルが顔を上げて、こちらへ振り向いた。


「これは、アル殿ではないですか。ナック? 金髪の?」

「そうそう、昨日泣きべそかいてたやつ」


 コレルは記憶を探るように目を細め、やがて頷いた。


「昨日来たっきり見てませんね。聖水を探して出ていきましたが……」


 聖水、か。

 ナックのやつ、幽霊だか悪魔だか知らんが、とりあえず道具に頼ろうって発想は相変わらずだ。


「神父さん、聖水って効くのか?」


 聖職者に聞いていい話題かどうかは置いといて、聞きたくなったんだ。

 コレル神父は首を振り、目を細めて言った。


「聖水は、効果がないわけでありません。しかし、万能ではないのです。アンデッド相手なら一瞬ためらわせることはできるが、殺す気で来た存在──本気の悪霊やデーモンにはほとんど通用しません」

「要するに、気休め――というか、命綱にはならないってことか」


 俺は短くまとめて返す。ナックの癖はわかってる。

 オカルト系にすがるタイプだ。

 だが今回みたいな相手は、それだけでは危ない。


 コレルが肩をすくめる。


「本人が落ち着くならそれでいいですが、用心はさせておいてください。聖水で当面しのげる相手と、そうでない相手は確かにいます」

「わかった。ありがとう、神父さん」


 教会を出る前に、どこで聖水を買ったかを訊くと、コレルはふと考えてから答えた。


「ここ近辺なら、聖堂の向かいの露店ですね。行商の常連です。ナック殿なら、そこへ行ったかもしれません」


 露店か。情報の糸は細いが、繋がりはある。

 教会を出て、石畳をぐるりと大回りして聖堂の正面入り口を目指す。

 結局のところ、足はギルド方面へ逆戻りだ。

 効率の悪さに苦笑しながらも、足を止めるわけにはいかない。


「……おい、鼻垂れ。お前はどこに行ったんだ」


 小声で吐き出した言葉は、冷たい風に溶けていった。

 あいつがどこで何を見たのか、それを掴めば青白い光の正体に一歩近づける。

 聖堂の尖塔が再び視界に入り、石畳に長い影を落としていた。


「まずは露店を当たってみるか」


 正面入り口の向かいに、コレルが言っていた露天商の屋台を見つけた。

 木箱を広げ、瓶詰めや乾いた薬草を並べている。


「なぁ、おっちゃん。金髪で、背がちょっと高くて、情けない面をした……おそらく聖水を買い込んでいった奴、知らない?」


 露天商の男は片眉を上げて俺をじろりと見た。


「随分、詳しいなあんちゃん」

「同僚なんでね。顔と癖くらいはよく知ってる」


 男は鼻を鳴らして、積んでいた木箱を足で押しやる。瓶がカチャリと鳴った。


「……ああ、いたいた。昨日の夕方に来てな。聖水を二本、銀貨で買っていったよ。神妙な顔して、中央通りの方へ急いでった」

「中央通り、ね」


 東か西かは言わなかった。

 だが、東で青白い光を見たって証言があったのを思い出す。

 

 点と点が、少しずつ線に近づいている気がした。


「ナックって言ったか。そいつ、ほんとに『聖水が効くのか』とか抜かしやがったんだ」と、露天商が鼻を鳴らす。「なんて答えたんだ?」と俺が食いつくと、男は得意げに肩をすくめた。


「おう? そいつに言ってやったよ。『光の魔法でもちょいと込めて投げつけりゃ、火つけたみてぇに煙が上がって、アンデッドなら悶え苦しむぜ』ってな。余計に神妙な顔してたな、ははは。」

「へー、面白いこと言うな。じゃあ俺も一本くれよ。」


「お、おう。まいど」男は手早く木箱から小瓶を取り出し、栓を確かめてから俺に差し出した。


 いいネタを拾ったつもりで、俺は一瓶買った。

 露天商が手際よく包んでくれるのを、ありがたく受け取る。


 ナックの行方は依然としてわからん。

 ただ、露天商の話を信じるなら、あいつは中央通りへ向かったらしい。

 

 俺が昨日ギルドに顔を出したのは夕方だ。

 つまり、ナックもその時間にここへ来て、聖水を買い込んでたってことになる。


 課長の指示を受けて、現場へ向かう前に立ち寄ったのか? 一応筋は通る。が、あいつの性格を考えれば、もっと単純だろう。


 現場に行きたくなくて、怖さをごまかすために聖水を握りしめてた。

 たぶんそんなところだ。


 そうなると、現場は東の街道なのか? それとも別の場所なのか?

 結局のところ、確実なのは課長に聞くことだ。


 ……これ以上、無駄足を踏むのはごめんだ。だが、仕事を増やされるのは、もっとごめんだ。


 つまり、俺が今抱えてるのは二択ってやつだ。

 どっちを選んでも碌な未来が見えない、ありがたいジレンマだな。


 これじゃ、俺の午前中は調査なんて立派なもんじゃない。

 ただ同僚を探して右往左往してるだけだ。

 なにが「ギルドの調査員」だよ。聞いて呆れる。


 ナックが何を見たのかは気になる。

 だが、いないものはしょうがない。


 あいつのことは後回しだ。

 まずは自分の足で確かめるしかない。


 そう決めて、俺は東の街道を目指した。



 ……はぁ。何やってんだろうね、俺は。











ここまで拙い文を読んでいただきありがとうございます!


「面白かったなぁ」

「続きはどうなるんだろう?」

「次も読みたい」

「つまらない」


と思いましたら

下部の☆☆☆☆☆から、作品への応援、評価をお願いいたします。


面白かったら星5つ。つまらなかったら星1つ。正直な気持ちでかまいません。

参考にし、作品に生かそうと思っております。


ブックマークで応援いただけると励みになります。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ