8話 ファイブストップ
ゲームセンターにまた通い始めることになって
僕はゲームの知識得ることができた。
キッズゲームなどは一度大当たりをすると
しばらくは大当たりしなくなったり
だけどたまに大当たりが連続で来る場合もある為
大当たり後は2回だけ大当たりを狙う
実力ゲーの物(コインを穴に通すものやお皿に乗っける物)は
いつでも稼げる為高倍率が出るまでは
他の人達に遊戯させておいて高倍率が出た瞬間
空き次第コインを回収する。
その間はなにをして過ごすかというと
自分自身で見つけたバグ台をひたすら回していた。
フルーツマジックとは違い台を叩くこともなく
見た目は普通に遊んでるようにしか見えない
誰からも気づかれない、気づかれたとしても
ある程度実力がないとできない仕様になっていた。
それがファイブストップ
1~5の数字が5つ回転していて
ストップボタンを押すと1つ止まる
3つ以上同じ数字だとコインを獲得できる
キッズ用のゲーム台だったが
ある法則でwテンパイさせると必ず当たるシステムになっていた。
高倍率の時は4つ以上揃う為
そのシステムは使わなくても当てることができるが
回収モードになったら必ず2コマ滑って当たらない仕様となっている。
だが区切りである1.5でテンパイさせると
2コマ滑らせることができない?状態となり
必ずかけた2倍のコインを手にいれることができた。
必要なものは目押しのみ
僕はこの台を占領して何時間もプレイした。
3枚かけて6枚の払い出し、これを何時間も何時間も
500枚くらいになるとダイノキングに移動してジャックポットを目指す。
ジャックポットはなかなか当たらないが
他のボーナスゲームでも結構増えたりする為
僕は3枚さえあれば1日中遊ぶことができるようになっていた。
そしてコインの預かり枚数も目標の1万枚に到達することができ
達成感と優越感に浸っていた。